- Home&Living2023/02/22 13:28
捨てるはずの食器を再利用したKEYUCAのリサイクル食器「Landリサイクルマグ」が発売、カラーは大地からヒントを得た3色展開
「ものづくり」にこだわり、衣食住に関わるオリジナル商品を自社店舗で販売しているKEYUCA(社名、河淳)は、普段使いしやすい機能性と手頃な価格はそのままに、リサイクルセラミックを使用した「Landリサイクルマグ」を2月11日から販売した。カラーは大地からヒントを得た3色展開となっている。
KEYUCAでは「届けたい、日本のうつわ」というコンセプトのもと、国内産地でつくる食器づくりに力を入れている。これまで、全国各地の窯元を訪ね、色合いや質感にこだわった食器を展開してきた。
そして今回、KEYUCA初の試みとして、これまでも数々の商品を一緒に生み出してきた日本最大の食器産地である岐阜県東濃地方で、リサイクル食器のマグカップの開発に取り組んだ。リサイクル素材を使用した食器の印象として“高そう”、“使いづらそう”というイメージの人もいるのでは。今回発売する「Landリサイクルマグ」は、実際にリサイクル現場や工場に足を運び、現場の人と相談を重ね、一般的な磁器素材のマグカップと同様の機能性と求めやすい価格で展開できた。また、一個からでも生活に取り入れやすいよう、シンプルで使いやすいデザインに仕上げている。
日本最大の食器産地・岐阜県東濃地方の食器メーカーとの共同企画「Landリサイクルマグ」。東濃地方では、SDGsの観点から使われなくなった食器を回収・粉砕したものを原料に含む“リサイクルセラミック”の生産に力を入れており、KEYUCAとしても産地の環境に配慮した商品開発は、大切なテーマと捉えている。
KEYUCAの取り組みの第一歩として現地の食器メーカーとマグカップを共同企画した。
KEYUCA“初”のリサイクル食器「Landリサイクルマグ」の特徴は、回収した食器を粉砕したものを原料の約20%に抑えることで、電子レンジや食器洗い乾燥機にも使用できる品質を実現した。環境に配慮しつつ、使いやすさも両立したちょうど良い配合比率となっている。
リサイクル素材を使用してる食器について、高価格というイメージを持つ人も多いのでは。メーカーの熟練した技術者と直接やり取りできたからこそ、環境に配慮した素材を使用しながらも、普段使いの食器として手に取ってもらいやすい手頃な価格を実現した。マグカップの底にはKEYUCAオリジナルのリサイクルマーク入りとなっている。
KEYUCAではこれまで色合いや質感にこだわった食器を展開してきた。「Landリサイクルマグ」も食器が好きな消費者にも喜んでもらえるよう、釉薬にこだわっている。シンプルなワンカラーのようで、複雑に色が混ざり合う表情がひとつひとつ違って面白く、店頭では好み商品を選べる。また、未来に残したい豊かな大地から着想を得たカラーリングもポイントで、ブラウンは「土」、グリーンは「クリスタル」、グレーは「石」をイメージした。
[小売価格]869円(税込)
[発売日]2月11日(土)