- Health&Medical2023/09/13 18:43
林原、「第25回トレハロースシンポジウム」を11月2日に御茶ノ水ソラシティで開催、4年ぶりにイブニングセッションも実施
林原は、「第25回トレハロースシンポジウム」を、11月2日に東京・御茶ノ水のソラシティカンファレンスセンターで開催する。
「トレハロースシンポジウム」は、今年で25回目を迎える。日本応用糖質科学会の後援のもと、日本のみならず世界中の研究者によるトレハロースに特化した研究発表会を四半世紀にわたって開催してきた。今回のテーマは「トレハロースで導くサステナブルな未来」とし、メインシンポジウムに加え、積極的な意見交換の場としてイブニングセッションを4年ぶりに実施する。
シンポジウムの第一部は、徳島大学大学院 社会産業理工学研究部生物資源産業学域 講師の鬼塚正義氏が座長を務め、「I.高濃度トレハロースは線維芽細胞をセネッセンス様状態に誘導して創傷治癒を促進する」(愛媛大学大学院医学系研究科皮膚科学 講師 武藤潤氏)、「II.トレハロースを含有する細胞保存液セルストアの処方設計と評価」(大塚製薬工場 研究開発センター 藤田泰毅氏、西村益浩氏、和田圭樹氏、小森奈月氏、白川智景氏、竹縄太一氏)、「III.多機能保湿剤“イソプレングリコール”とトレハロースの組み合わせによる毛髪補修性」(クラレ ケミカル研究開発部 化学品研究開発グループ 荒井孝徳氏)の3題が発表される。
第二部では、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生物機能利用研究部門グループ長の黄川田隆洋氏が座長を務め、「IV.[海外講演/同時通訳あり]Trehalose-based seed coatings to boost agriculture in marginal lands(耕作不適地における農業を可能とするトレハロースを配合した種子コーティング技術)」(Massachusetts Institute of Technology, Department of Civil and Environmental Engineering, Associate Professor Benedetto Marelli氏)、「V.放線菌が生産するトレハロース系化合物の化学と生物」(富山県立大学生物工学研究センター 教授 五十嵐康弘氏)、「VI トレハロースの飼料用途開発 ~サステナビリティへの貢献~」(林原 フードシステムソリューションズ部門 向井和久氏)の3題を発表する。
全6題の講演終了後には、総合討論会を実施する。また、4年ぶりに開催するイブニングセッションでは、メインシンポジウムの内容について、ポスター発表を通じてディスカッションを行う。
なお、主催者である林原は創業140年を機に、来年4月から「ナガセヴィータ株式会社」に社名を変更し、新たなスタートを切る。これからも同シンポジウムがトレハロースの新たな研究のきっかけになることを願い、多くの参加者を募集している。
[開催概要]
名称:第25回トレハロースシンポジウム
日時:11月2日(木)
メインシンポジウム 12:55~17:25(会場受付12:30から)
イブニングセッション 17:40~19:30
会場:ソラシティカンファレンスセンター
(東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ)
メインシンポジウム: ソラシティホール(2階)
イブニングセッション:Room C(1階)
定員:
メインシンポジウム:300名
イブニングセッション:50名
参加費:メインシンポジウム、イブニングセッション共に無料(事前登録制)
※イブニングセッションのみの参加は不可
主催:株式会社林原
後援:日本応用糖質科学会
申込期限:10月26日(木)
林原=http://www.hayashibara.co.jp/
第25回トレハロースシンポジウム=https://www.hayashibara.co.jp/data/6951/symposium_tp/