小田急電鉄、小田急線7駅でおむつ替えや授乳などに使える完全個室のベビーケアルーム「mamaro(ママロ)」を展開

「mamaro(ママロ)」

小田急電鉄は、3月1日に、子育て世代の人々に小田急線をより快適に利用してもらうための取り組みとして、下北沢駅など7駅にて完全個室のベビーケアルーム「mamaro(ママロ)」の展開を開始する。

子どもを連れた電車移動には、急に泣き出したり、ベビーカーの扱いなど、保護者の人の心配事は尽きない。同社では、昨年3月に「小田急の子育て応援車」の運用を開始し、まわりの消費者へ温かな見守りを呼びかけるなど、子育て世代に安心して電車移動してもらえる環境整備を進めており、同施策も小田急線をより一層安心、快適に利用してもらうための取り組みとなっている。

「mamaro」の利用イメージ

今回、小田急線代々木八幡・下北沢・登戸・相模大野・秦野・大和・鶴間駅の7駅に設置するのは、Trim社製の設置型・可動式のベビーケアルーム「mamaro」とのこと。1.28m2の空間にソファやスツール、コンセントがある完全プライベート空間として、人目を気にせず、おむつ替えや授乳などに、子ども連れの保護者の人であれば誰でも利用できる。

設置する7駅は、乗換駅や駅構内に多目的スペースがない駅などから選定しており、利用状況や要望等に応じて、常設箇所を検討していく。

同社では、2021年11月に「子育て応援ポリシー」を策定し、子どものICカードによる小田急線利用を、乗車距離を問わず一乗車一律50円に低廉化するなど、鉄道会社ならではの子育て応援策を推進している。

同取り組みは、駅の在り方を地域の魅力発信拠点などに変革するプロジェクト「Meets at STATIONS!」の一環としても実施した。今後も小田急線で外出する家族の「かけがえのない時間(とき)」への貢献に努めていく考え。

[展開日]3月1日(水)

小田急電鉄=https://www.odakyu.jp/


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