- Drink&Food2023/03/24 18:33
明治、新製法「くちどけ芳醇発酵」を開発し採用した「明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン」をリニューアル発売
明治は、今年12月に発売50周年を迎える「明治ブルガリアヨーグルト」ブランドから、約10年ぶりの新製法「くちどけ芳醇発酵」を開発し採用した「明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン」を、3月27日からリニューアル発売する。
「明治ブルガリアヨーグルト」ブランドは、1973年の「明治ブルガリアヨーグルトプレーン」発売以来、本場ブルガリアの正統な味わいを伝えるヨーグルトとして好評を得ており、今年12月に発売50周年を迎える。これからも、「明治ブルガリアヨーグルト」ブランドはさらなる進化を続けていく。
今回、その進化の象徴として、約10年ぶりとなる新製法「くちどけ芳醇発酵」を開発し、ブランドの中心商品である「明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン」に採用したリニューアルを実施する。くちどけの良さと明治ブルガリアヨーグルトらしい爽やかさの中にミルク感が広がる芳醇なあじわいを楽しめる。
また、パッケージについてもリニューアルを実施する。左右対称の白い正円を中央に配置し、シンプルかつ存在感を高めながら、ピュアなヨーグルトのイメージを表現している。背景には紺色のグラデーションを採用し、腸から全身へ健康が広がっていくイメージを表現した。
同商品の発売を通じ、消費者の健康な食生活に貢献していくとともに、「明治ブルガリアヨーグルト」ブランドの拡大と、ヨーグルト市場の活性化を図っていく考え。
プレーンヨーグルトは乳たんぱく質と乳脂肪球が網目状のネットワークを形成した構造をしている。これまでも同社は乳たんぱく質を繊細な構造にする「超高温殺菌」という技術によって、プレーンヨーグルトのなめらかさが向上することを確認していた。ただし、それだけではヨーグルトが非常に柔らかくなるため、「超高温殺菌」はヨーグルトの製造には適さない、というのが国内外問わず、ヨーグルトの一般常識だった。
しかし、同社の長年の研究から、脂肪球を意図的に通常よりも小さくする「脂肪微細化」を実施すると、微粒子化した乳脂肪球が乳たんぱく質の構造を補強することで、十分なかたさが維持でき、また、食感の濃厚感が増すことがわかった。これはヨーグルトの一般常識を覆した、プレーンヨーグルトを進化させる驚きの発見だったという。同社は従来の製法に、この「超高温殺菌」と「脂肪微細化」を組み合わせた製法を「くちどけ芳醇発酵」と名付けた。
同社は「くちどけ芳醇発酵」と従来製法の比較をおこなった。まず、くちどけを模擬した測定では、「くちどけ芳醇発酵」は緻密で繊細な組織なので口の中でより小さい力でヨーグルトが崩れやすく、くちどけ良くなめらかに感じられることが示唆された。口の中での風味変化では、「くちどけ芳醇発酵」は酸味の中にもミルク風味を感じられることで、芳醇なあじわいになると評価された)。
また、消費者による風味要素別評価では、すべての項目で従来製法を上回る評価を得るこ
とができた。
「明治ブルガリアヨーグルト」ブランドから、「くちどけ芳醇発酵」を採用した「明治ブルガリアヨーグルト LB81 やさしい甘み」を、3月27日から発売する。同商品は、「明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン」に、ほのかな甘みをつけたやさしいあじわいのヨーグルトになっている。
[小売価格]291円(税込)
[発売日]3月27日(月)