- Fashion&Style2023/03/30 12:41
スピングルカンパニー、米国で廃棄予定のユーズドデニムを使用したサステイナブルなスニーカー4品番を発売
スピングルカンパニーは、アメリカで廃棄予定だったユーズドデニムを一度解体、洗浄し、パッチワークにしたアップサイクル素材をアッパーに使用したサステイナブルなスニーカー4品番を3月25日から発売した。なお、同素材を使用したサコッシュも一部店舗で発売している。
今回発売するサステイナブルなスニーカーは、破れや汚れ、パーツの破損、カットされたレングス部分など廃棄物としてアメリカで大量にストックされていたユーズドデニムを、日本国内で洗浄、分解、パッチワークしたアップサイクル素材をアッパーに採用している。色褪せやアタリ、汚れやほつれなど、新品にはない風合いに加え、赤やオレンジのタブやレザーパッチなど、デニムパンツの象徴的なディテールを随所に採用することで、リユースしたユーズドデニムのイメージを反映させている。なお、このデニムのパッチワーク素材は、東京都足立区のヤマサワプレスでアップサイクルした物となっている。
ユーズドデニムをパッチワークにした生地をスレーキ(裏生地)で強化している。アッパーにした際に必ず縫い目が表に出て来るよう、約17cm四方のパッチワークにし、裁断面を切りっぱなしにすることで履くほどに端の糸がほつれヴィンテージ感を醸し出す。左右・商品ごとに外観が異なるオンリーワンのデザインとなっている。
「SPM-141U」には赤のタブ、「SPM-442U」にはオレンジのタブを採用することでリユースしたユーズドデニムパンツのイメージを踏襲している。
「SPM-356U」の両足外側くるぶし付近にはデニムパンツを連想させるように「SPINGLE MOVE」「U.S.A used denim/cow leather」「made in Japan」と表記されたレザーパッチを付けている。
「SPM-211U」のベルト部分には環境に配慮したサボテン由来のヴィーガンレザー「DESSERTO(デザート)」を採用した。「SPINGLE MOVE」のロゴプリント入りの特別仕様となっている。
「SPM-442U」には、SPINGLE MOVEでは初採用となるカンガルーのクラッキングレザーとユーズドデニムを合わせてアッパーに採用することでヴィンテージの雰囲気を表現した。
「RUBEAR CNF ソール」は、鉄の約1/5の軽さでありながら鉄の約5倍以上の強度とされる植物由来のナノサイズ極細繊維・セルロースナノファイバーをアウトソールのゴムに練り込むことで、従来の「SPINGLE MOVE」のアウトソールと比べて摩耗性を約40%(同社調べ)低減する。
[小売価格]
SPINGLE MOVE 「SPM-141U」︓2万3100円
SPINGLE MOVE 「SPM-211U」︓2万4200円
SPINGLE MOVE 「SPM-356U」︓2万6400円
SPINGLE MOVE 「SPM-442U」︓2万8600円
(すべて税込)
[発売日]3月25日(土)
スピングルカンパニー=https://www.spingle.jp/