大丸松坂屋百貨店、食通のバイヤーが厳選した冷凍グルメ宅配のサブスクリプションサービス「ラクリッチ」をスタート

大丸松坂屋百貨店は、5月16日から、老舗百貨店を代表する食通のバイヤーが厳選した冷凍グルメ宅配のサブスクリプションサービス「ラクリッチ」をスタートする。「ラクリッチ」は、大丸松坂屋百貨店が長年培ってきた「目利きバイヤーのネットワーク力」を活かすことによって実現した、いつでもデパ地下クオリティの“贅沢なグルメ”を楽しめるサービスとなっている。

大丸松坂屋百貨店はここ数年、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による消費者のライフスタイルの変化に対応し、時間と場所の制約を克服するビジネスモデルの転換を急速に進めてきた。2021年3月にファッションサブスクリプションサービス「アナザーアドレス」をスタートさせて、デジタルを活用した新規事業へのトライアルを重ねてきた。そして今回初めて食分野のサブスクリプション事業に参入する。

消費者の生活スタイルが大きく変化した昨今、自宅で楽しむ食文化が定着したことから「食品宅配」のニーズが増え、一方で働き方の多様化や共働き世帯の増加によって、家事に対するタイムパフォーマンスが重視されるようになった。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で食品宅配需要は急成長し、今後は生活に不可欠なサービスとして定着するものと考えられている。

同事業は、こうした背景をもとに、大丸松坂屋百貨店が掲げる中期経営計画の柱である「リアル×デジタル戦略」=「人の力」を活用した新たな体験価値の提供と、時間と場所の制約の克服を具現化した、新たな取り組みとなっている。

「ラクリッチ」の特長は、バイヤーが厳選した使いやすい少量サイズの商品を6~10品程度でセットにし、毎月定期で冷凍配送する。消費者にはメニュー内容の全容は見せず、一部の商品のみ公開するとのこと。「届いたときの楽しみ」を演出、“おまかせ”でおいしい出会いを提供する。既存の定期宅配サービスは、手軽さや健康志向、また特別な日など、オケージョンにふさわしい商品が多い中、同社はデパ地下のコンセプトに近い「美味しさを全面に打ち出した日常向け」の商品をラインアップしている。

「ラクリッチ」のブランドラインアップは、老舗百貨店ならではのネットワークを活かし、全国から25ブランドを厳選した。また、ここでしか味わうことのできないオリジナル商品も用意した。今後も、よりバラエティ豊かなブランド・商品のラインアップ展開を目指している。取り扱いブランドは、RISTORANTE HONDA 、OGAWA 、 西洋銀座、おかず本舗 佃浅、まつおか、日本料理鈴なり、ポール・ボキューズ、神戸コロッケ、四陸、赤坂四川飯店 陳建一 監修などとなる。

[小売価格]
ちょいリッチBOX:6500円
しっかりリッチBOX:9000円
すごリッチBOX:1万2000円
(税込・送料込)
[発売日]5月16日(火)

大丸松坂屋百貨店=https://www.daimaru-matsuzakaya.com/
J.フロント リテイリング=https://www.j-front-retailing.com/


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