- Drink&Food2022/12/09 11:41
ニッスイが家庭用すり身製品・家庭用冷凍食品・業務用冷凍食品の出荷価格を値上げ
日本水産(以下、ニッスイ)は、家庭用すり身製品・家庭用冷凍食品・業務用冷凍食品の商品群について出荷価格を値上げする。
世界各国での食糧需要の拡大による原材料の価格高騰、国内外での人件費の増加、原油価格の高騰に伴う燃料・包装資材費および物流費の上昇は今や慢性化しており、為替も今春以降急激に変動している。
これを受けて、ニッスイでは家庭用すり身製品・家庭用冷凍食品および業務用冷凍食品について今年8月に出荷価格改定を実施したが、この改定幅を上回って上記のコストは引き続き上昇しているという。
また、世界最大のすり身生産地である北米において、スケソウダラのすり身価格が約30年ぶりの高値となっている。
このような環境下、企業努力によって現在の商品の量目と価格を維持して商品の供給を継続していくことが極めて難しい状況となり、今後も価値ある商品を安定的に届けていくため、家庭用すり身製品・家庭用冷凍食品・業務用冷凍食品の商品について出荷価格の改定を行うという。
対象商品は、家庭用すり身製品が、ちくわ・かに風味かまぼこなどの練り製品、フィッシュソーセージ類、チーズかまぼこ類(「活(いき)ちくわ」「海からサラダフレーク」「おさかなのソーセージ」など)63品で来年3月1日納品分から、約8~30%の値上げとなる。
家庭用冷凍食品が、弁当惣菜類・惣菜類・麺類・スナック類・米飯類・冷凍野菜・水産品(「ほしいぶんだけ ちくわの磯辺揚げ」「わが家の麺自慢 ちゃんぽん」「今日のおかず 炭火焼さけの塩焼き」など)84品で、来年2月1日納品分から、約6~25%の値上げとなる。
業務用冷凍食品が、水産揚げ物類・チキン加工品・コロッケ類・すり身製品・その他調理品など280品で来年2月1日納品分から、約3~27%の値上げとなる。
なお、家庭用すり身製品・家庭用冷凍食品は、いずれもオープン価格となっている。
[改定日]
家庭用すり身製品:2023年3月1日(水)納品分
家庭用冷凍食品:2023年2月1日(水)納品分
業務用冷凍食品:2023年2月1日(水)納品分