“エアコンガマン派”は熱中症のリスクも高まるだけに熱中症対策飲料で水分補給を

今年も電気代がわが家のお財布を直撃している。電気代を気にして「エアコン控え」が懸念される一方、夏は熱中症による救急搬送が急増するため注意が必要。熱中症対策の観点からも、無理のない範囲で節電しながら、エアコンはガマンせずに活用することが大切だ。そこで、パナソニックでは20～60代の男女1106名を対象に今夏のエアコン利用についてアンケート調査を行った。

「今年の夏は節電のため、冷房の利用をガマンしようと思うか？」という質問では、「強く思う」（9％）、「やや思う」（35％）と44％が今夏の“エアコンガマン派”であることがわかった。また、昨年のエアコン利用状況についてたずねたところ、「かなりガマンした」（6％）、「ややガマンした」（32％）と、実際の利用状況として38％が昨夏の“エアコンガマン派”だったことがわかり、今年は“エアコンガマン派”が増加していることが浮き彫りになった。

そんな“エアコンガマン派”は熱中症の危険が隣り合わせなだけに、熱中症対策アイテムの活用は必須と思われる。そこで、今回は熱中症対策飲料に絞って、新商品を紹介しよう。

JR東日本クロスステーションは、ウォータービジネスカンパニーが運営する「アキュア」の自販機および通信販売と、リテールカンパニーが運営する「NewDays」「NewDays KIOSK」において、「塩＆柑橘」（160円：税込）を発売する。「アキュア」の自販機及び通信販売では、6月13日から販売する。｢NewDays｣、「NewDays KIOSK」においては、6月20日から販売する。この商品はえひめ飲料、ウォータービジネスカンパニー、リテールカンパニーの共同開発商品となっている。「塩＆柑橘」は、愛媛県産河内晩柑果汁と「伯方の塩」を使用した「塩分・水分補給」をサポートする熱中症対策飲料とのこと。柑橘といえば、代表的なみかんやゆずなど、冬をイメージする人も多いのでは。河内晩柑（かわちばんかん）は4月から7月にかけて収穫できる、黄色くて大きな果実が特徴の柑橘となっている。同商品はそんな河内晩柑果汁のすっきりとした甘さと後味にほのかに感じる塩味が特徴で、塩を入れることで水分だけでなく、塩分補給もできる一品となっている。

パウダーフーズフォレストが展開するME／NU（メニュー）は、経口補水液HUMANEED ＋protect（ヒューマニードプラスプロテクト）（各3456円：税込）を発売した。経口補水液のイメージを変えるジューシーな味わい、スティック1本分（500ml）で水2L相当の水分補給の機能、健やかな肌の維持に大切なナイアシン・パントテン酸などビタミンB群を配合したこれまでのHUMANEEDの特徴はそのままに、新発売HUMANEED＋protectは、ポリフェノールを新たに配合し、ビタミンC50mg強化、クエン酸500mg強化した（同社従来品比）。シリーズ史上最大のケア成分配合となっている。熱中症対策はもちろん、水分補給を通じた根本視点のエイジングケア（年齢に応じたケアのこと）を叶える。HUMANEED（ヒューマニード）は、水に比べて効率的な水分補給ができる経口補水液としての機能と、ナイアシン、パントテン酸などビタミンB群によるケア機能を併せ持つ経口補水液となっている。今回新発売したHUMANEED＋protectはケア効果にさらに重点を置き、日焼けやエイジングといった「ダメージから守る」成分を新たに配合した。特に紫外線でダメージを受けやすい夏は、飲むだけで熱中症予防とケアが同時にできるアイテムとして活用できる。マンダリン味は、柑橘類の果皮に含まれ、巡りを促すポリフェノール「ヘスペリジン」を配合した。グレープ味は、ブルーベリーの2～4倍の含有量であるビルベリー由来の「アントシアニジン」を配合している。HUMANEED＋protectは、スティック1本（500ml）に210mgのビタミンCを配合した。日本人の成人1日の推奨量100㎎（2020年版食事摂取基準）に対して2倍の量を摂取することができる。HUMANEED＋protectは、スティック1本（500ml）に2.8gのクエン酸を配合している。中サイズの梅干し約9個分に該当する。

アサヒ飲料は、「三ツ矢ストロングレモン」（173円：税込）を6月13日から期間限定で発売する。「三ツ矢ストロングレモン」は2013年に発売した「三ツ矢グリーンレモン」の商品名を2022年に変更して発売した炭酸飲料で、夏の定番飲料として10年間にわたって親しまれている商品とのこと。暑い夏に「酸っぱさ」を求める消費者から高い評価を得ていることから、クエン酸の配合量を従来の7350㎎から7580㎎に増量する。食塩相当量0.2g／100mlを含有しており、熱中症対策飲料としてもぴったりとなっている。パッケージは、「三ツ矢」の矢羽根とレモン果実を正面中央にあしらい、クエン酸の配合量とともに「三ツ矢ブランド最高に酸っぱい。」と大きく記すことで商品特長をわかりやすく表現している。

ファンケルは6月16日から、夏に向けて、暑さに負けない体をサポートする粉末タイプのサプリメント「溶かして飲む 夏の塩レモン」（7回分／990円：税込）を通信販売と直営店舗にて数量限定で発売する。同製品は、清涼飲料水の「熱中症対策」表示ガイドライン（「熱中症対策」表示ガイドライン：熱中症対策に適した清涼飲料水のナトリウム濃度を明確にするガイドラインのこと）を参考に設計した。水に溶かすことで理想的な塩分濃度となり、素早く水分を補給できるほか、汗で失われがちな「ミネラル」や「クエン酸」「ビタミンB1」「ブドウ糖」も摂ることができる。日差しの強い屋外はもちろん暑い屋内でも、汗を感じた時の水分補給として、いつでも手軽に夏の元気な体づくりに役立てることができる。製品特長は、汗をかくことによって失われる塩分のほか、「カリウム」や「カルシウム」「マグネシウム」などのミネラルをバランス良く配合した。水に溶かして飲むことで、素早い水分補給を実現する。塩分だけでなく、夏の元気をサポートする「クエン酸」とエネルギー源となる「ブドウ糖」、エネルギーに関わる「ビタミンB1」も配合した。これによって、夏におすすめの成分を手軽にまとめて補給できる。糖質控えめで、暑い時季にもさっぱりと飲めるソルティレモン風味の飲料とのこと。粉末は冷たい水にもサッと溶け、個包装のスティックタイプでペットボトルにも入れやすい仕様とした。