コープデリ連合会、デリア食品と共同開発したアップサイクル食品のスープを「コープデリ ONEDISH」シリーズから発売

左から:「6種野菜のミネストローネ」「とうもろこしとキャベツのポタージュ」

コープデリ生活協同組合連合会(会員生協:関東信越6生協)は、キユーピーグループのデリア食品と共同開発した、アップサイクル食品のスープを「コープデリ ONEDISH」シリーズから、新たに発売する。今回発売する商品のうち、「6種野菜のミネストローネ」「とうもろこしとキャベツのポタージュ」「タイ風 チキンとキャベツのココナッツスープ」には、パッケージサラダの製造過程で発生したキャベツの芯(キユーピーグループのサラダクラブでパッケージサラダの製造過程に発生したもの)を使用している。「6種野菜のミネストローネ」「冷製仕立てのかぼちゃのポタージュ」には、ジュース製造過程で発生した、にんじんやりんごのパルプ(にんじん・りんごパルプは、ジュース搾汁後の繊維です。(こちらの素材はキユーピーグループ外商品のジュースの製造過程で発生したもの))を使用している。それぞれ具材感や素材の味を生かしたスープで、資源の有効活用や食品ロス削減にもつながる商品となっている。

キャベツの芯は、全体の約10%を占め、実は葉部に比べて甘味成分である「アラニン」が多く含まれ、甘味強度の高い糖質「スクロース」も中葉の9倍以上あるという。さらに、キャベツの芯は食物繊維も葉部の約1.5倍とのこと(キユーピー調べ)。キャベツの芯は、加熱するとさらに甘みが感じられるため、スープのような加熱し煮込む製法の商品に適している。

左から:「タイ風 チキンとキャベツのココナッツスープ」「冷製仕立てのかぼちゃのポタージュ」

6会員生協とコープデリ連合会、その子会社で構成するコープデリグループは、規格外農産物の取り扱いや食品廃棄物を有効活用したバイオガス発電など、フードチェーン全体での食品ロス削減に向けて、組合員の人々とともにさまざまな取り組みを進めている。コープデリグループは「未来へつなごう」のスローガンのもと、SDGs 重点課題を策定し、その達成に向けた施策を進めており、今回の野菜の未利用部を有効活用し商品化する取り組みは「重点課題1:持続可能な生産と消費のために」につながるものだという。

「6種野菜のミネストローネ」は、さっぱりとしたトマトの酸味の中に野菜の甘味が味わえる温スープだという。「とうもろこしとキャベツのポタージュ」は、とうもろこしとキャベツ、それぞれの素材が持つ甘みを引き出した温スープとなっている。「タイ風 チキンとキャベツのココナッツスープ」は、トムカーガイの味わいをベースにした、キャベツたっぷりで生姜がアクセントのタイ風スープの温スープとのこと。「冷製仕立てのかぼちゃのポタージュ」は、かぼちゃとにんじんに、りんごパルプのほのかな香りをプラスし、さっぱりとした甘さながらコクのある味わいの冷スープとなっている。

[小売価格]321円(税込)
[発売日]6月4回からコープデリ宅配で受注開始

コープデリ生活協同組合連合会=https://www.coopnet.jp/
デリア食品=https://www.deria-foods.co.jp/


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