- Cosme&Beauty2023/06/20 12:23
ファンケル、スキンケアに関する意識と実態調査、女性の6割が「一生もののスキンケア製品に出会いたい」と回答
創業以来、無添加化粧品を販売しているファンケルは、6月10日の「無添加の日」を機に、全国の20代から50代の女性1000人を対象に「スキンケアに関する意識と実態調査」を実施した。その結果、4割以上が、“スキンケア迷子”になっており、女性の6割が「一生もののスキンケア製品に出会いたい」と回答した。
まず、将来的に目指す肌のイメージについて聞いたところ、最も多かったのは「トラブルのない肌」(42.2%)。次いで「年相応に美しい肌」(31.5%)、「年齢よりずっと若く見られる肌」(30.8%)と続き、肌の健やかさを求める人が最も多かった。年齢と肌の関係については「年相応に」と「年齢よりずっと若く」見られたいがほぼ同じで、外見への意識が分かれる結果となった。
理想の肌について、最も多かったのは「キメが整っている肌」(43.8%)。次いで「透明感」「シミがない」「毛穴レス」と続き、基本の「保湿」ケアに加えて、昨今のスキンケアのトレンドである「ブライトニング」や「毛穴ケア」への関心の高さが反映されていると考えられる。
一生使い続けたいと思うアイテムに出会った経験について質問したところ、「出会ったことがある」(20.7%)、「出会えていないが出会いたいと思う」(60.2%)という結果になった。「革製品」や「時計」ではなく、「スキンケア製品」が6割を超え、「一生ものの肌」を追求し続けたいという女性の心理が垣間見える。
スキンケア製品について、一生使い続けたいと思うものに出会った経験について質問したところ、約6割(60.2%)が「出会えていないが出会いたいと思う」と回答、「出会ったことがある」は2割(20.7%)にとどまる。
スキンケア製品選びに何らかのストレスを感じる人は約7割(69.5%)となった。ストレスの1位は「欲しい商品の価格が高い」(18.6%)。次いで「何を選べばいいか分からない」「自分に合った商品が見つからない」、「購入後に実際使ってみて肌に合わないことがある」と、自分の肌に合うのか分からないという理由が続く。
現在使用しているスキンケア製品が肌に合っているかと質問したところ、半数以上(58.3%)は「合っている」と回答するも4割以上(41.7%)は「合っていない」「どちらともいえない、分からない」と回答した。前の回答にあるように様々な「スキンケア選びのストレス」を抱えながら「合っていない」「どちらともいえない、分からない」とスキンケア製品の良さを感じられないまま使用している“スキンケア迷子”であることがわかる。
さらに、「合っていない」「あまり合っていない」の回答者に理由を質問したところ、肌悩みの改善や効果実感がないという理由が半数以上に達した。また、約2割(21.6%)が、「なんとなく」と回答。肌実感がない使用の継続や明確な理由が無いなど、スキンケア製品の良さを実感できずに使用している人が多数いるという結果になった。
無添加化粧品の使用状況について質問したところ、「現在使用している」「現在は使用していないが過去使用していたことがある」を合わせると約4割(38.5%)の人が使用経験ありという回答だった。
現在無添加化粧品を使用している人に肌状態の満足度について質問したところ、「満足している」(25.5%)「どちらかと言えば満足している」(50.3%)と、4人中3人(75.8%)が肌状態に「満足している」と回答した。
最後に、10年後の自分の肌を想像したことがあるか質問したところ、23.2%が「ある」と回答した。約2割の人は10年後の自分の肌を思い描きながらスキンケアをしていることがうかがえる。
今回の調査で、理想の肌を目指して日常的にスキンケアを行っている女性たちも半数以上が理想のスキンケア製品には出会えていない、また、スキンケア製品選びにもストレスを感じていることがわかった。ファンケルは創業当初から40年以上にわたる皮膚科学研究を進め、防腐剤、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤など肌のストレスとなる成分を一切使用しない無添加化粧品で素肌美を追求してきた。環境やライフスタイルの変化など、ストレスの多い現代社会にあっても、「その場しのぎじゃない一生ものの素肌」、いわば“サステナブルスキン”を叶え、スキンケア迷子の女性に笑顔が生まれるよう、さらなる研究を進めていく考え。
[調査概要]
調査方法:インターネット調査
調査対象地域/有効回答数:全国/1000人
調査対象:20代から50代の女性(各年代250人ずつ均等割り)