- Drink&Food2023/10/02 19:59
ロッテ、10月9日発売の「チョコ&バニラバー」のアイススティックに竹材を使用
ロッテは、10月9日発売の「チョコ&バニラバー」において、アイススティックに竹材の使用を開始した。通常、アイススティックには木材やプラスチックを使用するが、竹材を使用するのは、一般に流通する冷菓としては同商品が国内初(同社調べ)となる。
竹は、生育速度が速く、4年ほどで生長する。また樹木とは異なり、伐採後にも自生するため、サステナブルな素材として注目されており、割り箸や串に広く用いられている。
ロッテはそうした竹の特徴に着目し、森林保全に寄与できる素材として竹材の有効利用を検討してきたが、ようやく同商品で実用化することができた。竹材導入には約2年の歳月を費やしたという。スティックメーカーと協議を重ね、加工工程ひとつひとつを検証、確認することで、冷菓にも使用できる竹スティック品質の開発に成功した。同商品では、合計約5万本のスティックを人の目で1本ずつ検品することで、同社が求める品質レベルであることを確認し、導入に至ったという。
ロッテでは、竹材以外のサステナブルな素材についても今後検討を重ね、持続可能な社会を目指した様々な取り組みを推進していく考え。