青山商事、トウモロコシ由来の生地で仕立てた高機能サステナブルスーツを発売

青山商事は、植物由来であるトウモロコシ原料を用いた繊維を使用し、高機能性も兼ね備えたサステナブルスーツを、10月12日から「スーツスクエア」「ザ・スーツカンパニー」「ユニバーサルランゲージ」の店頭および公式オンラインストアで販売した。

SDGsへの認知や関心が高まる中、消費者のエシカル志向も変化していることから、様々なサステナブル素材が開発されている。

同業態では2019年から本格的にサステナブル素材を商品企画に取り入れ始め、この秋冬シーズンのメンズスタイルスーツでは全体の約7割（ウール100％商品含む）にのぼるまでとなった。今回のスーツ企画には、米国デュポン社が開発した植物由来の高機能ポリエステル繊維「Sorona（ソロナ）」を採用することで、石油化学原料の使用を軽減。ソロナは、工業用のトウモロコシから抽出したデンプンを使用したサステナブル繊維素材であるだけでなく、ソフトで滑らかなタッチ、ストレッチ性と防シワ性も兼ね備えた高機能性が特徴となっている。

また、表地のウール素材にはサステナブルな観点から、動物福祉に配慮し飼育された「ノンミュールジングウール」を使用している。天然素材であるウールを混紡することで、ウールならではのハリ感や弾力、柔らかな風合いを表現した。さらに、生地の染色には使用した水を再利用することで、水の使用量を従来の染色方法と比較し約50％削減する節水染色技術を取り入れている。今回の企画は、環境や動物福祉に配慮した素材を取り入れながら、ビジネスシーンで快適に着用できる高機能性の両立を実現したサステナブルスーツとなっている。

［小売価格］4万3890円（税込）
［発売日］10月12日（木）

青山商事＝https://www.aoyama-syouji.co.jp/