吉野家、新業態牛かるび丼・スンドゥブ専門店「かるびのとりこ」の2号店を埼玉県春日部市にオープン

吉野家は、新業態牛かるび丼・スンドゥブ専門店「かるびのとりこ」の2号店を12月1日から埼玉県春日部市（最寄駅：春日部駅）にオープンする。

吉野家は顧客ニーズの多様化に対応するために、ファストフード「吉野家」に加えてレストランタイプのファストカジュアル業態「かるびのとりこ」を開発し、2月23日に埼玉県幸手市（最寄駅：杉戸高野台駅）で営業を開始した。吉野家が新業態に取り組むのは10年ぶりであり、「かるびのとりこ」の開発、運営に「吉野家」で培った知見、「吉野家」独自の基盤を存分に活用した。その結果、吉野家が創業以来124年追求し続ける“牛肉のうまさ”を「かるびのとりこ」でも堪能できる商品開発を行い、安定してうまい商品を提供できる仕組みを構築したことが功を奏し、オープン以降、常連となる消費者を一定数得るなど想定以上の集客が続いた。

好調の要因は複数あると考えているという。オープンキッチンで注文ごとに熟成肉を炙るライブ感とシズル感を伴った五感に響く体験や、「牛かるび丼」の総重量が1Kgともなるメガ盛りサイズ「理事長」によるインパクトがある商品の提案、新商品「ソルロンタンスンドゥブ」と「イカ墨スンドゥブ」やトッピングメニューを追加して商品バリエーションを刷新することで消費者の選択肢を拡大したことなどが好評を博したと分析する。

2号店は1号店同様、「吉野家」精鋭のチームが商品開発や運営に携わり、吉野家が創業以来124年追求し続ける“牛肉のうまさ”を「かるびのとりこ」春日部店でも提供する。また、ロードサイドにある1号店では想定以上にファミリーやグループ利用が多かったことから、2号店はテーブル席数の割合を高めた。なお、引き続き、「スンドゥブ」のベースとなる自家製とりこスープを作る際は、吉野家東京工場と連携したフードリサイクルによる牛肉や野菜の端材を活用する。

「かるびのとりこ」を利用するすべての消費者に満足してもらえるような体験を提供すると共に、「かるびのとりこ」で得た経験や技術力を吉野家へ還元し循環させると共に、高い顧客満足度の獲得と企業および各ブランドの持続的成長を図る考え。今後は幅広い消費者に利用してもらえるよう、関東エリアを中心に出店を行い、ロードサイドの立地だけでなくビルインへの出店も検討していく考え。

［店舗情報］
店舗名：かるびのとりこ 春日部店
業態：かるび丼・スンドゥブ専門店
所在地：埼玉県春日部市中央4－7－6
電話番号：048－872－6329
営業時間：10:00～22:00
席数：43席
坪数：46坪
共同駐車場：45台

かるびのとりこ＝https://karubino-toriko.com/