ロスビールを再生した「Sansho Punch」にオークチップに漬け込んだ複雑な味わいのクラフトジン「Beer Distilled Gin Sansho Punch Aged with Oak」が発売

　Far Yeast Brewingは、イノベーティブな蒸留酒造りに挑戦するブランド「Off Trail － Azeotrope」（オフトレイル アゼオトロープ、以下「Azeotrope」）から、コロナ禍でロスになってしまった輸入ビールをクラフトジンへと再生した Beer Distilled Gin 「Sansho Punch」をオークチップに漬け込んだ「Off Trail －Azeotrope Beer Distilled Gin Sansho Punch Aged with Oak」（ビア ディスティルド ジン サンショウパンチ エイジド ウィズ オーク）を11月19日に限定発売する。

　「Off Trail － Azeotrope」は、ビール造りで培った発酵やバレルエイジング（木樽熟成）のノウハウを活かしてイノベーティブなスピリッツやリキュール造りに挑戦する、ビールと蒸留酒のクロスオーバーブランドとのこと。

　7月には、ロスビールをアップサイクルしたBeer Distilled Ginの第2弾として、「Off Trail －Azeotrope Beer Distilled Gin Sansho Punch New Pot」（以下、「Sansho Punch」）を発売した。同社取引先の酒販店から、コロナ禍の影響で販売できずに賞味期限を迎える輸入ビールを引き取り、山梨県小菅村の単式蒸留器（ポットスチル）で丁寧に2回蒸留している。

　和歌山県産のぶどう山椒をメインに、ジュニパーベリー、コリアンダー、ゆず、エルダーフラワーと多彩なボタニカルを加え、爽やかなフレーバーのクラフトジンとして再生した。

　今作では、さらにこの「Sansho Punch」にオークチップを漬け込んだ。鮮烈な山椒のフレーバーにアメリカンオークのリッチでウッディなフレーバーが加わることで、バニラやメイプルのようなまろやかさが生まれ、重層的で複雑な味わいに仕上がった。余韻には山椒に加えレモンやライムのような爽やかな柑橘感も感じられる。ストレートやロックで、芳醇な香りをゆっくりと楽しんでもらいたいクラフトジンとなっている。

　「Off Trail －Azeotrope Beer Distilled Gin Sansho Punch Aged with Oak」は、11月19日から一般発売開始、公式オンラインストアでは11月8日から予約販売受付を開始している。

［小売価格］オープン価格
［発売日］11月19日（土）

Far Yeast Brewing＝https://faryeast.com/