キッコーマンが新たな飲食サービス「FISH A WEEK 週一魚」を開始!魚・もち麦・野菜を使ったおいしく健康的なメニューを提供

 キッコーマンは、新たな飲食サービス「FISH A WEEK 週一魚(フィッシュ ア ウィーク しゅういちさかな)」を、11月1日に開始した。また、同日、第1号店を東京都新宿区四谷にオープンした。

 魚・もち麦・野菜を使ったメニューを、イートイン・テイクアウト・フードデリバリーサービスで提供している。さらに、11月下旬から、キッチンカーでの販売も開始する。

 「FISH A WEEK 週一魚」は、“おいしく食べていたら、いつのまにか健康的な食生活を実践している”というコンセプトの飲食サービスとのこと。週に一度は魚を食べて欲しいという思いを、名称に込めた。

 「FISH A WEEK 週一魚」のメニューは、魚を使用したメイン料理・もち麦ごはん・野菜デリを合わせたセットになっている。野菜デリは、単品でも販売する。

 「価格が高い」「調理が面倒」などの理由(出典:「食料・農業及び水産業に関する意識・意向調査(令和2年3月31日公表)(農林水産省))で家庭の食卓で登場頻度が減っている魚(ライフスケープマーケティング食MAPデータからキッコーマンが作成した2001~2021年までの20年を比較した夕食の食卓調査によると、魚が夕食に登場する割合が2001年は約6割だったのに対し、2021年は約4割となっている)、白米や玄米よりも食物繊維を多く含むもち麦(「日本食品標準成分表2020年版(8訂)」の可食部100gあたりの食物繊維総量は、精白米(うるち米)が0.5g、玄米が3.0g。今回使用するもち麦の可食部100gあたりの食物繊維総量は10.8g(同社調べ))、摂取量の不足が課題となっている野菜(厚生労働省「国民健康・栄養調査(令和元年)」によると、「健康日本21(第二次)」の目標である野菜摂取量の平均値350gに対し、野菜摂取量の平均値(20歳以上)は、男性288.3g、女性273.6gと、目標を下回っている)を中心に提供する。

 魚を使用したメイン料理は、和・洋・中の様々なジャンルのスパイスを使ったソースが特徴とのこと。スパイスの風味が“やみつきになる味わい”だとか。

 「FISH A WEEK 週一魚」は、環境に配慮した食材や容器を主に使用する。海の豊かさを守ろうとするブルーシーフードガイド(ブルーシーフードガイドとは、地球にやさしいサステナブル(持続可能)なシーフードのリスト。持続可能な水産物を優先的に消費することによって、日本の漁業を支援しながら枯渇した水産資源の回復を促進するという考え方に基づいており、国連の持続可能な開発目標SDGsの14番「海の豊かさを守ろう」に貢献するもの)の理念に賛同し、パートナーに加盟した。提供する弁当箱やカップなどは主に紙や竹を使用し、プラスチックゴミの削減に取り組む。

 店舗でのイートインやテイクアウトの他、店舗から約2~3km圏内に配達するフードデリバリーサービス(店舗から約2~3km圏内に配達する「出前館」、「Uber Eats」のフードデリバリーサービスに対応する)にも対応する。さらに、11月下旬からキッチンカーでの販売も開始する。

 また、水産庁が制定した「さかなの日」(2022年10月28日に、毎月3~7日を「さかなの日」と制定することを、水産庁が発表した)に賛同し、魚食の拡大に協力していく考え。

 キッコーマングループは、「新しい価値創造への挑戦」をテーマに、長期ビジョン「グローバルビジョン2030」に取り組んでいる。同社にとって重要な社会課題のひとつである、「食と健康」の分野において、新たな価値を創造するサービスを提供して行く考え。

[四谷店概要]
所在地:東京都新宿区四谷2-2-18
営業時間:9~21時 ※11時まではドリンクのテイクアウトのみ
定休日:お盆および年末年始
客席数:13席以上
開店日:11月1日(火)

キッコーマン=https://www.kikkoman.co.jp


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