- Drink&Food2024/04/05 13:29
湖池屋、ポテト系商品とコーン系商品の賞味期限の延長および年月表示を実施
湖池屋は、持続可能な社会を目指し、食を通じたSDGs活動に取り組んでいるが、食品ロス削減、物流業界の業務効率向上へつながる取り組みとして、4月から賞味期限延長および年月表示化を実施する。社会変化に対応するとともに、果たすべき社会的責任を含め、未来につながるSDGs活動を積極的に展開していく。
農林水産省や消費者庁は、過度に低い安全係数の見直しとともに、賞味期限表示の適正化を進めている。また、SDGs活動が社会的に拡大する中、食品ロスへの興味関心も高まっている。このような社会背景を踏まえ、賞味期限延長によって、サプライチェーン全体での食品ロス、家庭でのストックなどによる賞味期限切れ、廃棄物処理コストなどの削減に貢献したいと考えているという。また、年月表示化によって、配送・保管・物流の効率化、日付逆転の削減など、売り場での作業効率改善に寄与することを目指す。
期限設定に関するガイドラインを定めた「期限表示設定基準」を見直し、従来の保存試験データの再検証および従来の賞味期限から1~3ヵ月後製品の検査を実施した結果、2~3ヵ月の賞味期限の延長が可能であることを確認した。また、消費者庁が定める食品表示基準で年月表示が可能な3ヵ月を超えることから、サプライチェーン全体での食品ロス削減をはじめ、食を通じたSDGs活動につながる取り組みとして、年月表示へ移行することが適切であると判断した。
変更内容は、ポテト系商品が6ヵ月の年月日表示から8ヵ月の年月表示となる。コーン系商品は8ヵ月の年月日表示から10ヵ月の年月表示となる。なお、一部の例外もあるという。
[開始日]4月1日(月)以降の製造品