- Hobby&Culture2024/04/23 17:03
タカラトミー、大人のためのトミカシリーズから「トミカプレミアム SORA-Q&SLIM」を予約開始
タカラトミーは、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」の“大人のためのトミカ”シリーズ「トミカプレミアム」から、「トミカプレミアム SORA-Q &SLIM」を、4月23日から5月31日までトミカ専門店「トミカショップ」、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」で予約受付し、日本初の月面着陸1周年となる来年1月20日に受注生産で発売する。
「トミカプレミアム SORA-Q & SLIM」は、超小型の変形型月面探査ロボット「LEV-2」(愛称「SORA-Q」、以下「SORA-Q」)と小型月着陸実証機「SLIM」の2機セットに、月面をイメージした台座が付属する。
「SORA-Q」とは、タカラトミーがJAXA、ソニーグループ、同志社大学と共同開発した超小型の変形型月面探査ロボットの愛称。玩具作りにおいて培われた小型化、軽量化の知見と、「トランス フォーマー」に代表される変形機構に関わる技術が活用されている。昨年9月7日に「SORA-Q」はJAXAの小型月着陸実証機「SLIM」に搭載され、月に向けて打上げられた。今年1月20日に日本初の月面着陸と月面の撮影に成功し、世界最小・最軽量の月面探査ロボットとなった。また、共に搭載された超小型月面探査ローバ(Lunar Excursion Vehicle 1(LEV-1))と共に、日本初の月面探査ロボットになり、世界初の完全自律ロボットによる月面探査、世界初の複数ロボットによる同時月面探査を達成した(JAXA調べ。2024年1月25日時点)。
「SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)」とは、将来の月惑星探査に必要な高精度着陸技術を実証する小型探査機。この技術を実証することで、我々人類が進める重力天体探査は、従来の「降りやすいところに降りる」探査ではなく、「降りたいところに降りる」探査を目指した。
「SORA-Q」(トミカプレミアム)は、1/2.5スケールで変形後の形状となっている(変形はできない)。飾るだけでなく、動かして遊べるのも特長で、両輪、カメラ、尻尾のようなスタビライザーの3ヵ所を可動させることができる。「バタフライ走行」を楽しめる(手動で動かす)。
「SLIM」(トミカプレミアム)は1/40スケールで、「SLIM」の特徴的な外観形状やソーラーパネル、表面の質感などを可能な限り表現した。
親子で月面着陸に思いを馳せながらディスプレイして眺めたり、「SORA-Q」(トミカプレミアム)を動かして遊んだり、幅広い世代に楽しんでもらいたい商品となっている。
なお、同商品は宇宙航空の魅力を地上の生活へ届けるためのブランド「JAXA LABEL DESIGN」付与商品として発売する。
「JAXA LABEL」とは、JAXAの保有する特許・技術・著作物等を活用してつくられた製品や、JAXAと企業のコラボレーションから生まれた製品、商品化許諾品等に対し、ブランドとなるロゴマークを付与する制度。「JAXA LABEL DESIGN」はJAXAが保有する意匠や著作物の活用、商品化許諾を通して生まれたものとなっている。
[小売価格]2750円(税込)
[発売日]2025年1月20日(月)
[予約開始日]4月23日(火)