- Health&Medical2022/10/12 18:46
かぜ薬「パイロンPL」シリーズの新CMを放映、CM出演の山本美月さんと原晋監督が撮影秘話やセルフケアを語る
シオノギヘルスケアは、女優の山本美月さんと青山学院大学体育会陸上競技部の原晋監督が出演するかぜ薬「パイロンPL」シリーズの新TV-CM「パイロンPL顆粒Pro つらい複合症状」篇と「パイロンPL錠ゴールド せき・たんなどの11の複合症状」篇を、10月12日から放映を開始する。10月11日に行われた「パイロンPLシリーズ 新CM発表会」では、「パイロンPL」シリーズの商品概要および新CMの制作意図について説明した他、新CMに出演する山本美月さん、原晋監督が登場し、CM撮影秘話や日ごろ心がけているセルフケアについて語ってくれた。
「新型コロナウイルス感染症の影響を受け、OTC医薬品の市場は縮小傾向にあったが、最近では自宅療養者の数が増え、OTC医薬品の需要が増えてきている。また、今年の秋冬は、インフルエンザとのツインデミックの発生が懸念されており、OTC医薬品のニーズがさらに高まる可能性がある」と、シオノギヘルスケアの吉本悟社長が挨拶。「こうしたセルフメディケーションの意識の高まりに対応できるのが、当社の販売するパイロンPLシリーズであると自負している。また、自宅療養時には、OTC医薬品を適正に使用し、必要に応じて医療機関を受診することが重要になる。こうしたメッセージを、今回の新CMを通じて伝えていきたい」と、新CMへの期待を述べた。
続いて、シオノギヘルスケア 経営戦略部ブランド戦略グループの楠本あきの氏が、パイロンシリーズの製品概要を説明した。「パイロンシリーズは1961年10月の発売以来、半世紀以上続くロングセラーかぜ薬となっている。2017年に『パイロンPL顆粒』を発売し、その後、2019年に『パイロンPL錠』、2020年に『パイロンPL錠ゴールド』とラインアップを拡充してきた」と、シオノギヘルスケアの吉本悟社長が挨拶。「今年8月には、新製品として『パイロンPL顆粒Pro』を発売した。同製品は、医療用と同量の有効成分を配合した点が大きな特徴で、1日4回服用タイプとなっている。また、持ち運びがしやすいSP(ストリップパッケージ)包装を採用している」と、新製品「パイロンPL顆粒Pro」の特徴について紹介した。
「パイロンシリーズの売上は、2016年から2021年までの5年間で7倍以上に拡大し、成長率はトップクラスを維持している。その中で今年は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザのツインデミックの発生が懸念されており、かぜ薬の重要性がさらに増す可能性がある。また、当社調査によると、コロナ禍における、かぜ・せき症状への対処法は、市販薬の使用意向が病院受診を上回っていた」と、コロナ禍を経てセルフメディケーションの意識が高まっていると指摘する。「そこで当社では、すべての人にやさしく正しくセルフケアをしてもらえるよう、製品パッケージにも工夫を施している。顆粒・錠剤が取り出しやすい前開きを採用し、誰にでも使用しやすくした。また、アクセシブルコードを導入。携帯端末でコードを読み取ると、ユーザー端末の言語を自動認識して翻訳文を表示する。さらに、添付文書には、かぜの予防と対策に役立つ情報を記載している」と、セルフケア社会の実現を目指し、今後もセルフメディケーション推進に貢献していく考えを示した。
引き続き、楠本氏がパイロンPLシリーズの新TV-CMについて紹介した。「コロナ禍での新しい生活様式は、かぜへの対処に対する考え方にも変化をもたらし、特に専門家や科学的データによって敏感になった。そんな新しい生活に必要とされるかぜ薬として、パイロンPLシリーズがふさわしい製品であることを知ってもらうべく、今回の新CMを企画・制作した」と、新CM制作に至る背景を語る。「今回のCMを通じて、パイロンPL顆粒Proは、医療用と同量配合であるからこそ、かぜ症状の患者に寄り添うことができること、さらにパイロンPLシリーズは、かぜの複合症状に対処できる製品であることを広く伝え、セルフメディケーションをサポートしていく」と、新CMを放映する狙いを述べた。「新CMでは、パイロンPLの化身として、美しき闘士に扮した山本美月さんが、迫力の演技で、原晋監督のつらい風邪を撃退する内容になっている。原監督には、かぜの複合症状に悩まされても、プロフェッショナルなかぜ薬でセルフケアできることを表現してもらった」と、新CMの見どころについても教えてくれた。
ここで、新TV-CM「パイロンPL顆粒Pro つらい複合症状」篇と「パイロンPL錠ゴールド せき・たんなどの11の複合症状」篇が上映され、CMに出演する女優の山本美月さんと青山学院大学体育会陸上競技部の原晋監督が登場した。CM撮影の様子を聞くと、山本さんは、「撮影自体はとても順調で、なごやかな雰囲気の中で行うことができた。原監督からも気さくに話しかけてもらって、とても楽しく撮影できた」と笑顔を見せる。「撮影では、ワイヤーに吊られて剣を振るという演技をしたのだが、普段することがない動きなので、きれいにかっこよく見せるのに苦労した。次の日には筋肉痛になってしまい、運動不足を感じた」と、剣を使ってかぜの症状を斬っていくシーンに注目してほしいと話していた。
原監督は、「私はかぜの複合症状に襲われる患者の役で、かぜが撃退された後、ベッドの上で伸びをするシーンがあるのだが、どうしても“オヤジの作り笑顔”のようになってしまった。山本さんにアドバイスをもらいながら、自然な笑顔をつくっていった」と、笑顔の表情をつくるのに苦労したという。「また撮影中には、山本さんからオンとオフの切り替えの大切さを学ぶことができた。撮影本番に向けて集中力を高め、スイッチをオンにしていく姿は、アスリートにも通じるものがあると感じた。さらに、自信を持って本番に臨むと、体からオーラが出てくることも山本さんを見て学んだ。この経験を学生にも伝えていきたい」と、CM撮影の現場から、アスリートの指導者としても学ぶべきものが多かったと述べていた。
日ごろから心がけているセルフケアについて聞いてみると、山本さんは、「季節の変わり目には体調を崩しやすいので、ちょっとでも体調が悪いと感じたら、無理をせずにゆっくり休むようにしている。普段のセルフケアでは、湯船にしっかりつかってお風呂に入るようにしている」とのこと。原監督は、「自分の体のことを自分自身で理解することが重要だと感じている。特に陸上の長距離競技は、自分の身一つで走る競技なので、昨日まで絶好調でも、当日に発熱をしたらパフォーマンスが一気に低下してしまう。そうならないためにも、体調変化の前触れを自分自身で理解したうえで、セルフケアすることが大切になる」と、自分の体と向き合ってセルフケアをしてほしいと呼びかけた。
[新TV-CM概要]
放映開始日:10月12日(水)
放映エリア:全国(一部地域を除く)
「パイロンPL顆粒Pro つらい複合症状」篇(15秒)=https://youtu.be/SINYprPolwg
「パイロンPL錠ゴールド せき・たんなどの11の複合症状」篇(15秒)=https://youtu.be/RlQe--ghkzE
メイキング映像=https://youtu.be/v4622Z7S6us
シオノギヘルスケア=https://www.shionogi-hc.co.jp/