スピングルカンパニー、「カンガルーレザー」を用い「刺し子」と「襤褸(ぼろ)」を表現したスリッポンを販売

スピングルカンパニーは、スピングルの人気素材「カンガルーレザー」を用い、日本の伝統技法である「刺し子」と「襤褸(ぼろ)」を新たに表現したスリッポンSPINGLE「SP-1044」を6月7日から発売する。

刺し子は、日本の伝統的な刺繍のひとつで、主に木綿が貴重だった時代に東北地方などで厳しい寒さを凌ぐため、方服の補強や保温のために重ねた布を縫ったことから発展した技法とのこと。この繰り返し補修された衣類は襤褸(ぼろ)と呼ばれ、その修繕に用いられる使い古した布切れもまた襤褸と呼ばれている。

SPINGLEでは、近年アートとしても世界的に注目されているこれら日本の伝統的な技法やその背景に受け継がれる日本の美学を、今回スニーカーで新たに表現した。

アッパーのデザインは左右非対称

この取り組みに際し、刺し子アーティストのJunAle(ジュンアレ)氏に監修を依頼。襤褸の概念は、革が持つ傷や皺に落とし込み、通常では弾くそれらの革もこのモデルでは個性として楽しんでもらうことを目的としている。また、それらを縫い、繋ぐステッチは、刺し子をイメージして施した。ところどころに、ジグザグを描く千鳥縫いを取り入れ、刺し子のイメージをより強調している。

[小売価格]2万5300円(税込)
[発売日]6月7日(金)

スピングルカンパニー=https://www.spingle.jp


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