大日本印刷、室内建具・キッチンや洗面所の扉等向け「サフマーレWS」とフローリング向け「サフマーレEB－F」の新柄を発売

大日本印刷（DNP）は1996年から、内外装用化粧シートのオリジナルブランド製品「サフマーレ」シリーズを展開している。この製品群は、焼却しても有害なガスがほとんど発生しない環境配慮材料のオレフィンを基材に使用し、そこに塗布する機能性材料をEB（電子線：Electron Beam）の照射で硬化させて、傷・摩耗・汚れ・日焼け等への耐久性を高めるDNP独自の「EBコーティング」技術を活かしている。今回、今年の新柄として、室内建具やキッチン、洗面所の扉等に展開しやすい「サフマーレWS」の新柄14点と、フローリング向けの「サフマーレEB－F」の新柄6点を7月1日に発売する。

昨今のトレンドとして人気があるグレイッシュカラーを中心に、国内外でさらに加速するインテリアスタイルの多様化に合わせて、ホワイトからダークトーンまで幅広いラインアップを用意した。

国内外でインテリアスタイルの多様化が加速する中、木質素材をベースに石や金属、ファブリックなどの異素材を組み合わせて用いる「マテリアルミックス」の空間づくりが広がりを見せている。木質素材にはベーシックな要素が求められるため、今回の新柄ではコーディネートの幅が広い樹種であるオーク（ブナ科コナラ属の落葉広葉樹、ナラ）の柄を強化し、ホワイトからダークトーンまで幅広いラインアップを用意した。

昨年に提供を開始した、大胆で抑揚があるデザインと落ち着いた輝きの「サフマーレWS」の抽象柄シリーズ「ラスターフィール」にも新色を加えた。これによって「ラスターフィール」の組み合わせの幅を広げ、より多様なニーズに応える空間演出を可能にする。

DNPは、日本を含めた世界の多様なトレンドを分析して“5つのライフスタイル”を独自に創出し、それに合わせた建具用・床用のシートの新製品で空間をコーディネイトした「DNP 5 Styles」を2017年から毎年発表している。今年も最新の「DNP 5 Styles 2024」を設定し、新柄を開発した。

今回の新柄ラインアップの詳細や「DNP 5 styles 2024」について、DNPのWebサイトで公開中だという。

なお、7月1日に、「WSサフマーレ」を「サフマーレWS」に、「EB－F」を「サフマーレEB－F」に名称を変更している。

［発売日］7月1日（月）

大日本印刷＝https://www.dnp.co.jp