一条工務店、自宅のインテリアに関する意識調査2024、自身にインテリアのセンスがないと思っている人は約6割に

一条工務店は、全国の男女766名を対象に「自宅のインテリアに関する意識調査 2024」を実施した。その結果、自身にインテリアのセンスがないと思っている人は約6割に達した。現在の自宅のインテリアは理想のテイストを実現できていないという人が約7割となった。自宅のインテリアで悩んでいること・困っていることは「生活感が出てしまう」だった。

さらにアンケート結果に関し、住生活の領域に特化した日本最大級のソーシャルプラットフォーム「RoomClip」を運営するルームクリップの住文化研究所 主任研究員 水上淳史氏に聞いた。

「自宅のインテリアに関する意識調査 2024」の結果、自宅のインテリアにこだわっている人は約3割だった。自宅の中で最もインテリアにこだわっているエリア1位は「リビング」で、こだわりのエリアで特にこだわっているポイントは「色やテイスト」だった。

自宅のインテリアの満足度は「70点以上」という人が約4割に達した。自身にインテリアのセンスがないと思っている人は約6割だった。現在の自宅のインテリアは、理想のテイストを実現できていないという人が7割以上となった。自宅のインテリアで悩んでいること・困っていること1位は「生活感が出てしまう」ということだった。

インテリアを選ぶときに参考にするものは1位「Instagram」、2位「雑誌」、3位「インテリアショップ」。家具を買う場所は「家具・インテリア専門ショップ」という人が約7割に達した。自宅のインテリアに近いテイストは全年代で「ナチュラル」が1位となった。自宅のインテリアで重視することは「居心地の良さ」という人が7割で、自宅の床や壁紙の色が不満で貼り替えたり、重ね貼り(上貼り)したことがある人は約2割に達した。

ルームクリップ 住文化研究所 主任研究員 水上淳史氏は、「家づくりの際、インテリアにこだわっても暮らしていくうちに生活感が出てしまうのは、なぜでしょう。今回のアンケートでも、自宅のインテリアでの悩みや困りごとの1位に『生活感が出てしまうこと』という結果が出ている。この現象を象徴するのが、RoomClipにおいて『収納』というキーワードが家づくりの時だけでなく、たびたび検索されるという事実。日々暮らしていく中で、新しいアイテムを買えば、その収納方法が求められる。コロナ禍には『マスク収納』が多く検索されるようになったし、毎年4月には『ランドセル収納』が多く検索される。このようにライフスタイルの変化に合わせ、その都度適切な収納方法を確立する必要がある。それが部屋の散らかりを防ぎ、生活感を抑えつつ、こだわったインテリアを楽しむ環境を維持できるのだといえる」とコメントしている。

[調査概要]
調査手法:オンラインアンケート
調査期間:5月11日(土)~5月19日(日)
調査対象:全国の男女
有効回答数:766サンプル
回答者:男性295名、女性471名
    20代82名、30代262名、40代182名、50代148名、60代80名、70代以上12名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100にならない場合がある

一条工務店=https://www.ichijo.co.jp


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