イオンリテール、「イオン」「イオンスタイル」など約350店舗でASC認証を取得した「岩手県産釜石サクラマス」を販売

「岩手県産釜石サクラマス」

イオンリテールは、7月5日から、「イオン」「イオンスタイル」等、約350店舗(関東・北陸信越・東海・近畿・中四国の店舗。一部取り扱いのない店舗がある)において、海面養殖としては世界で初めてASC認証を取得(4月に泉澤水産がASC認証を取得)した「岩手県産釜石サクラマス」を販売する。

同社では「持続可能な調達」を推進するため、ASC認証やMSC認証を取得したサステナブルシーフードの商品を展開している。

近年、岩手県釜石湾での定位置網漁業による漁獲量が大幅に減少していることを受け、釜石市では養殖生産に力を入れている。今回持続可能な漁業を目指し、4月稚魚から成魚まですべて岩手県で育てた完全養殖のサクラマスが海面養殖として世界で初めてASC認証を取得した。同社は、水産資源を守る取り組みに対する賛同と、生産者を応援したい思いから「ASC認証岩手県産釜石サクラマス(養殖)」を7月5日から販売する。

サクラマスは、ヤマメが降海したものを指し、さくらが開花する3月から6月に遡上することから、その名が付いたとされている。また、日本固有種であり、海外では養殖されていない。脂がのっているのにあっさりとした味が特長で、絶品なサクラマスを日本のオリジナルサーモンとして、世界的認知を目指す。

同社は、今後も限りある水産資源を守り、伝統的な魚食文化を未来の子どもたちに残していくため、地域の生産者と協力しながら「持続可能な調達」を推進していく考え。

サクラマスは、漁獲量が減少し、国内の養殖においても生産が難しく、希少性が高い魚とのこと。安定した生産ができるよう、釜石市では海面養殖に今後も取り組む。持続可能で環境に配慮した養殖を目指し、4月にASC認証を取得した。

海面で養殖したサクラマスを孵化場を完備した陸上の養殖施設に移し、採卵、交配、孵化、中間育成後、また海面で養殖する。このサイクルを繰り返していくことによって、より大きくなるサーモンの生産を目指している。海面の養殖場は、親潮と黒潮が交わり合う資源豊かな漁場になっている。

サクラマスは、身に含まれる脂の量が多く、旨みが詰まっており、身も非常に柔らかい魚だとか。ステーキにしたり、ムニエルにして食べるのもおすすめだという。

[小売価格]298円/100g当たり(税別)
[発売日]7月5日(金)

イオンリテール=https://www.aeonretail.jp


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