- Drink&Food2024/07/10 10:45
紀文、お酒とおつまみに関する意識調査、およそ3人に1人がおつまみにタイパ・コスパを求める傾向に
紀文は、飲酒(ノンアルコールを含む)をする20~59歳の男女計360名(各180名)に、「お酒とおつまみに関する意識調査」を行った。その結果、おつまみを選ぶ際には、おいしさ、お酒に合うことに加え、「価格」「すぐに食べられる」といったコスパ・タイパといった側面も重視されていることがわかった。また、この半年でよく飲んだお酒は何かという問いには、チューハイ、ビール、発泡酒・新ジャンル(第三のビールなど)が上位に選ばれ、昨今、様ざまなテイストのお酒が登場する中でもビールテイストが人気であることがうかがえる。一方で、お酒とおつまみを食べるときに、どちらから選ぶかを聞いたところ、「お酒に合わせておつまみを選ぶ」という回答が77%以上となった。
上記の調査結果をうけて、お手頃な価格な上、スーパーやコンビニエンスストアで手軽に購入してすぐに食べることのできる「練り製品」はお酒のおつまみにぴったりの食材であると考え、練り製品のお酒との相性の良さを提案すべく、紀文は発酵料理家の真野遥氏監修のもと、“お酒と練り製品のペアリング”を提案している。
この半年でよく飲んだお酒を聞いたところ、1位が「チューハイ(サワー)(55.3%)」「ビール(54.6%)」「発泡酒・新ジャンル(第三のビールなど)(27.6%)」がトップ3となった。レモンサワーをはじめ、バリエーションが豊かなチューハイの人気の高まりを感じながらも、ビールテイストの根強い人気も見て取れる結果となった。
飲酒をする人におつまみを選ぶときに重視するポイントを聞いたところ、「おいしさ(49.2%)」、「お酒に合う(43.8%)」に次いで、「価格(30.8%)」、「すぐに食べられる(30.3%)」が上位に入った。おつまみにおいては、およそ3人に1人がコスパだけでなく、タイパも重視していることがわかった。
“お酒と練り製品のペアリング”について発酵料理家の真野遥氏は、「以前からカニカマをお酒のアテにすることはあったのだが、今回ペアリングを吟味する中、様ざまな練り製品を味わい、その個性とアレンジ幅の広さに驚いた。練り製品は価格も手頃で買いやすいし、火を通さず食べられるのもいい。うまみもあるので、少し調味料を足すだけでもさらに味わいに深みが増す。今回はベーシックなお酒とのペアリングを紹介する。お酒がおいしくなるこれからの時期、お酒のおつまみに練り製品とのペアリングをぜひ試してみてほしい」と語っている。
「レモンサワー×ちくわ」は、味も食感もしっかりしているちくわは、酸味がキリっときいているレモンサワーに合わせると、メリハリが生まれて心地よく楽しめる。クセのない味わいと皮のシャキッとした食感が、炭酸系の飲み物と合う。黒コショウをふるのも美味しいとのこと。ちくわの穴に、らっきょうを詰めて一口大に切った「らっきょうちくわ」もレモンサワーにぴったりだとか。
「ビール(発泡酒)×さつま揚」は、さつま揚の、揚げたことによる油のこってり感をビールの発泡感がサラッと流し、さつま揚の甘味をビールの苦味が引き締めてくれる。マヨネーズ、紅生姜、青のりをトッピングしてお好み焼きアレンジすると、パンチのある複雑な風味になり、飲みごたえのあるビールによく合う。
「白ワイン×笹かま」は、淡白でしっとりしたクセのない笹かまの風味が、白ワインとぶつからずにすーっと流れていく。笹かまのカルパッチョは、スライスした笹かまにレモン汁とオリーブオイルを垂らし、あれば玉ねぎスライス、パセリやディルなどのハーブを散らしてカルパッチョにすると白ワインの軽快な味わいにより合う。
「ハイボール×カニカマ」では、カニカマは練り製品の中でも香りが強く、カニの風味がしっかりしているため、ウイスキーの複雑な風味に負けない。マヨネーズとパン粉を散らしてトースターで焼く。マヨネーズのこってり感とパン粉のサクサク感がプラスされ、ハイボールの発泡感とウイスキーの風味にマッチする。
「日本酒×かまぼこ・笹かま」は、日本酒に、淡泊なかまぼこや笹かまの味がしっくりなじむ。お刺身に見立て、わさび醤油をつけたり青じそで巻いてみるのもおすすめだとか。かまぼこに切り込みをいれ、クリームチーズとわさびと鰹節を混ぜたものを挟むと、クリームチーズのコクと鰹節の旨味が日本酒と調和し、わさびの辛味がアクセントとなってさらにおいしく味わえる。
【調査概要】
調査機関:アイブリッジおよび紀文食品
調査日:4月15日(月)~4月17日(水)
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:飲酒(ノンアルコールを含む)をする全国の男女360名
年代:20~29歳、30~39歳、40~49歳、50~59歳/男女各45名
飲む頻度:毎日飲む、週4~5回、週2~3回、週1回、月2~3回、月1回/男女各30名