プーマ、テラスカルチャーで脚光を浴びたシューズ「パレルモ」から2種のモデルを発売、文化ファッション大学院大学とのコラボも

プーマ ジャパンは、1980年代のテラスカルチャーで脚光を浴びたプーマの名作シューズ「PALERMO（パレルモ）」からユニセックスの「パレルモ ヴィンテージ」を7月19日から順次、ウィメンズの「パレルモ MODA ヴィンテージ」を8月下旬から発売する。また、服飾・ファッション専門学校である「文化ファッション大学院大学」と最新「パレルモ」がコラボレートした企画を実施。7月10日、11日の2日間「PUMA HOUSE TOKYO」で「パレルモ」を着用した11種類のコーディネートを展示した。

同社が展開する「パレルモ」は、長きにわたって多くの人を魅了し続けるプーマのアイコニックなローカットスニーカーシューズ。この「パレルモ」のバックグラウンドについて、プーマ マーケティング本部ブランドコミュニケーションマネージャー 野崎兵輔氏が紹介した。「スニーカーシーンで注目を集めるテラススタイルは、以前、欧州のサッカースタジアムのゴール裏に設けられた立見席をテラス席と呼んでおり、テラス席でサッカーを観戦するサポーターのファッションスタイルをテラススタイルと呼ぶようになった」とテラススタイルについて言及。「当時のテラススタイルの足元を彩っていたシューズが、イタリア・シチリア島北西部の地名である“パレルモ”が由来のスニーカー『パレルモ』となる」と、サッカースタジアムに集うサポーターの定番モデルとなっていたという。

「『パレルモ』には数種類のモデルが存在するが、象徴的なモデルとして支持を集めているのが“OGスニーカー”で、アッパーにはナイロン素材を採用し、メインマテリアルにスエードが施されている」とのこと。「今年秋・冬モデルにおいても様々なカラーバリエーションを用意している」と、染色や発色の良さも特徴的な足元に仕上げてくれるモデルなのだと力説する。

「今回、ウィメンズの『パレルモ MODA ヴィンテージ』を展開する。厚すぎないソールが特徴的で、シャープなシルエットと女性ならではの柔らかさも表現。ホワイトやピンクなどカラーバリエーションも豊富となっている」と、女性向けのモデルを展開すると教えてくれた。

「『パレルモ』は各シーズンごとにカラーリングが異なる点も特徴といえる」と、その年だけのオリジナルカラーで展開。「『パレルモ』ファンは、カラーでそれが何年モデルなのかということもわかる」と、ファンやコレクターの心を揺さぶるようなカラー展開で毎年発売しているのだと語っていた。「『パレルモ』はブランディングの一環として、タグのようなパーツがつけられている。プーマのシューズということがわかるようにつけられたパーツとなっている」と、他のモデルと差別化されたブランディング展開が行われているとのだと述べていた。

「今年のモデルでは、もう一度サッカーシューズとのつながりを消費者に知らしめるべく、厚底ソールのスニーカーが注目を集める中、あえて厚すぎず、シャープに見える足元を演出するためのデザインである点をアピールしていく。また、豊富なカラーバリエーションからお気に入りの一足および、そのシーズンしかないカラーで所有欲を高めてくれるシューズであると自負している」と、革やスエードが使用するごとに独自の風合いに仕上がることから、自分好みの「パレルモ」に仕上げてほしいと話していた。

また、服飾・ファッション専門学校である「文化ファッション大学院大学」とコラボレーションした企画を実施。GenZである学生たちの視点から、サッカーをはじめとしたスポーツを象徴する「Bloke core／Blokette core」スタイリングをテーマに最新の「パレルモ」を着用した11種類のコーディネートで表現。「PUMA HOUSE TOKYO」に限定で展示している。

［小売価格］
パレルモ ヴィンテージ：1万4300円
パレルモ MODA ヴィンテージ：1万4300円
（すべて税込）
［発売日］
パレルモ ヴィンテージ：7月19日（金）
※ブルーのみ8月下旬発売予定
パレルモ MODA ヴィンテージ：8月下旬

プーマ ジャパン＝http://www.jp.puma.com