- マイライフストーリー2024/07/19 23:45
果糖の吸収抑制に着目、エノテインBがおなかの脂肪と体重にアプローチして高めのBMIの改善をサポート
果糖は果物等に含まれる単糖とのこと。砂糖の主成分であるショ糖(スクロース)はブドウ糖と果糖から構成されている。工業的につくられる果糖を含む甘味料は、様々な飲料、加工食品等に使用されている。果物以外に、市販の弁当、サラダのドレッシング等にも「果糖」は含まれている。
果糖はほとんどが肝臓で脂肪として貯蓄され、ブドウ糖に比べて内臓脂肪になりやすい特徴があるという。また、ブドウ糖と違って血糖値が上がりにくいため、満腹感を得づらく、食べ過ぎにつながりやすくなるとのこと。被験者を2群に分け、一方はブドウ糖飲料、他方には果糖飲料を10週間飲用後の総脂肪・皮下脂肪・内臓脂肪の変化量を分析した。その結果、果糖群の方が内臓脂肪、総脂肪が増加していた。
ユーカリ葉から抽出した成分「エノテインB」は消化管の果糖ゲートをブロックし、内臓脂肪になりやすい果糖(フルクトース)の吸収を阻害するという。門脈を経て肝臓に運ばれる果糖量が減るため、果糖を原料とする肝臓での脂肪合成量が減少するのだとか。また、腸管における果糖の吸収が抑制され、おなかの内臓脂肪量が低下することで体重も減少するという。
第一三共ヘルスケアダイレクトは、「リゲイン」ブランドから果糖の吸収抑制に着目した「リゲインスリムマネージ」(5400円:税込)を、7月17日に発売した。世界で初めておなかの内臓脂肪を減少させ、体重の減少をサポートすることで高めのBMIの改善に役立つ機能がエノテインBにあることが、論文報告された。食事や運動に気をつけていても、なかなか目標とするカラダにならない人へ「果糖」に着目し開発した製品となっている。