常盤薬品工業、「エクセル」から抜け感ロングマスカラと2色アイシャドウパレットおよびまろやかリキッドライナーを発売

ノエビアグループの常盤薬品工業は、メイクアップブランド「エクセル」から、8月20日に、自然に仕上がるロングマスカラ「ラッシュオプティミズム」（全2色）を、10月22日に、目元に軽やかな彩りを添える2色の新アイシャドウパレット「アイニュアンサー」およびまろやかブレンドカラーで瞳が自然に引き立つ「メロウシェード リキッドライナー」（全4色）を発売する。7月16日に新商品発表会を行った他、ヘアメイクアーティスト岡田知子氏による新商品を使ったメイクデモンストレーションも行われた。

「今年の秋冬は、まどろみに溶け込むメロウな色彩で目元にたおやかな存在感を与えてくれる“カーミッシュアイ”がトレンドになると見込んでいる」と、常盤薬品工業 商品企画グループ「エクセル」商品開発担当 中村友梨香氏。「そこで、8月20日から、長く、美しい、存在感を示してくれて、繊細な上向きまつげが続く抜け感ロングマスカラ『ラッシュオプティミズム』全2色を発売する」とのこと。

「自まつげが伸びたようなエクステ級の繊細ロングで、重ねてもダマにならずに美しい曲線をキープする。また、ウォータープルーフ×スマッジブルーフの耐久処方となっている。短いまつげも自在にキャッチするオリジナルブラシとなっており、まつげ美容成分も贅沢に配合している」と、「ラッシュオプティミズム」の特徴について教えてくれた。「カラーは2色。LA01のトゥルーブラックは、瞳をクリアに引き立てるナチュラルブラックとなっている。LA02のアッシュブラックは、やわらかな眼差しを忍ばせるココアブラウンとなっている」と、カラーの特徴についても解説してくれた。

「絶妙な2トーンカラーで目元に軽やかな彩りを添える、まろやかな“引き算メイク”アイシャドウ『アイニュアンサー』を発売する」と、目元を引き算して作る美しさを感じてもらいたいアイシャドウを上市すると意気込む。「素材の美しさを引き出すニュアンスミュートカラーになっており、質感の異なる2色でやわらかな表情を彩る」と、昨今のトレンドでもある、主張しすぎない「ミュートカラー」を採用したのだとか。「まぶたに溶け込むソフトマットな水彩発色で、リッチな質感で粉飛び知らずとなっている。スクワラン配合で目元の乾燥を防ぐ」と、絶妙な2トーンカラーで目元に軽やかな彩りを添えてくれると話していた。「カラーは3色展開となっており、EN01のベールマロウは、透明感ライラックでやさしく儚げな印象に導く。EN02のファジーコットンは、陰影ベージュカラーで奥深い落ち着いた印象に仕上げる。EM03のサイレントポピーは、血色ピンクでピュアなかわいらしい印象に導く」と、カラー展開について言及してくれた。「また片手で開いてさっと塗れるスライド式容器を採用した。スリムでコンパクトなので、ポーチの中でかさばらず持ち運びにも便利となっている」と、特徴的な容器を採用していると教えてくれた。

「印象的な影を仕込むブレンドカラーで瞳が自然に引き立つ、まろやかリキッドアイライナー『メロウシェード リキッドライナー』全4色を発売する」と、抜け感のある目元に導くアイライナーとのこと。「ミルクをひとさじ溶け込ませたような絶妙ラテ系カラーで、夜まで落ちないウォータープルーフ＆スマッジプルーフ処方となっている」と、にじみにくい速乾性と耐久処方で美発色をキープするという。「目元に溶け込むセミマット質感で、目元をケアする美容成分を配合。なめらかな肌当たりと適度なコシの極細筆を採用した」と、目元に自然になじむセミマット質感で、使うアイシャドウを選ばずに瞳の印象を際立たせてくれるアイライナーなのだと紹介した。「カラーは4色展開となる。ML01のブラウンブラックは、洗練された佇まいのソフトブラック。ML02のモカグレージュは、ちょっぴりスパイシーな抜け感グレージュ。ML03のカシスブランは、深みのある甘美なレッドブラウン。ML04のモヘアグレーは、透明感を仕込むアンニュイな繊細グレーとなっている」と、商品の特長である柔らかさと強さを両立した印象的な影を表現するカラー展開になっていると述べていた。

そして、ヘアメイクアーティスト岡田知子氏が登場。最新のトレンドメイク事情や新商品について語ってくれた。「今年は“ミュートメイク”がトレンドになっている。ミュートメイクは肌色に近いトーンの色でそろえたワントーンカラーメイクで、韓国で流行していたものが日本でも注目されるようになった」と、最新のメイクトレンドを紹介する。「盛りメイクから自分の素を活かすメイクがミュートメイクであり、“自分映え”がトレンドになっている点もミュートメイクが注目を集めている要因とみられる」と、ミュートメイクが日本で受け入れられている点について独自の見解を示していた。

「今年の『エクセル』は使いやすくシンプルという印象。目的がわかりやすくなっているので使いやすい。アイシャドウ『アイニュアンサー』は多色パレットになっていても、使う色は限られている。そんな点に着目し、2色に絞ってしまう潔さに脱帽してしまった」と、多色カラーパレットをあえてやめてしまった新商品に驚きを隠せない様子。中村氏は「新しいメイクの楽しみ方を気付いてもらうために今までとは違ったカラー展開にした」と、2色に絞った理由について教えてくれた。「『アイニュアンサー』はちょっとラメを乗せたいという時のベースにも使える。また、4色のプレッシャーから解放されたい人は使いやすいと思う」と岡田氏。「カラーはEN02のファジーコットンがお気に入り。少しリップを盛りたい時、目元をどうするかとなったときに、ファジーコットンで立体感をもたせてあげることができる」と、具体的な使い方についても話していた。

「マスカラには、落ちない、上げるなどのこだわりが見られる商品が多い中、新商品の『ラッシュオプティミズム』はシンプルでありながら、ふわっと柔らかにまとまる」と、ロングマスカラの印象について語る岡田氏。「ブラシの先が曲がっているので、当てたときに目頭の先を拾ってくれる。また、角度が絶妙で細かいこだわりを感じる。毛先が曲がっているので、下まつげに使う時も涙袋に液が付かないようになっている」と、使う人のことを考えたマスカラになっていると絶賛していた。

「リキッドアイライナー『メロウシェード リキッドライナー』は影色ライナーで使いやすくどんな目の形にもフィットする。ラインが目立つことなく引き立て役になる」と、感想を語る。「ML04のモヘアグレーがおすすめのカラー。グレーの色見が影の色に近く、黒に比べてやさしい感じになる」と述べていた。

「“ミュートメイク”は抜け感と不安感のギリギリのところを表現するために、アイライナーとマスカラを上手く使ってほしい」とのこと。「また、毛の部分を元気にすると“自分映え”してくれる。たとえば、アイラインを横に伸ばしてあげることで、余白を埋めるようにする。さらに、影色をつけることで寂しくなくなり、地味な印象ではなくなる」と、ミュートメイクのポイントはまつ毛や眉毛を元気にしてあげることだと話していた。

この後、モデルの椎名美月さんに岡田氏が「エクセル」の新商品を使ったミュートメイクのデモンストレーションを披露した。「色見がなさそうだけど華やかな印象をミュートメイクでも表現してみた。特にマスカラから離れていた人は、今回の『ラッシュオプティミズム』をぜひ試してみてほしい」と、アドバイスしていた。

［小売価格］
ラッシュオプティミズム：各1870円
アイニュアンサー：各1210円
メロウシェード リキッドライナー：各1540円
（すべて税込）
［発売日］
ラッシュオプティミズム：8月20日（火）
アイニュアンサー：10月22日（火）
メロウシェード リキッドライナー：10月22日（火）

常盤薬品工業＝https://www.tokiwayakuhin.co.jp