三菱電機、空調「エモコテック」が進化したルームエアコン霧ヶ峰「FZ/Z/FD/ZDシリーズ」計30機種を発売

三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品として、人の気持ちを測って空気を整える(人の脈を非接触で計測することで脈から人の感情を推定し、温度や気流を制御。使用条件などによって効果は異なり、個人差がある)世界初(空調機器において。室内にいる人の脈を非接触で計測することで、脈から人の感情を推定し、温度や気流を制御する技術。2023年2月17日発売。同社調べ)の空調「エモコテック(emoco-tech(エモコテック)、emotion conditioning technologyを略した同社造語)」を進化させ、風あたりの好みに合わせた温度調節を実施することで省エネ性が向上するとともに、新たな湿度制御によって設定温度到達後に湿度の上昇を抑えることで快適性も向上した全4シリーズ、計30機種を10月4日に発売する。

近年、身体的・精神的・社会的に満たされた状態にあることを指す概念「ウェルビーイング」に貢献する製品やサービスへの関心が高まっている。ルームエアコンにおいては、こうしたニーズに加え、電力料金の値上げに伴う家計への負担増加や地球温暖化の対策として、より低消費電力で脱炭素社会の実現にも貢献する、省エネ性と快適性を両立した製品が求められている。

同社は、生活者のウェルビーイングに貢献するために、「エモコテック」を搭載した2023年度モデル「Zシリーズ」を昨年2月に発売した。今回、「エモコテック」をさらに進化させ、快適な体感温度を維持しつつ必要に応じた温度補正を行い、消費電力を抑えた運転を行うことで、さらなる省エネ性の向上を実現した。

また、新たな湿度制御の搭載によって、設定温度到達後の安定運転時に発生する湿度上昇を抑制し、温度と湿度のバランスを維持することで快適性の向上を実現した。特に、安定運転時間が長い傾向にあるZEH(net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称)を含む高気密・高断熱住宅において、より効果が期待できる。

さらに、「Zシリーズ」では、サーキュラーエコノミーの実現に向けた自己循環リサイクルへの取り組みとして、再生プラスチック材の利用量を従来比最大37.2%増加させた。

同社は今後も、社会・環境を豊かにしながら事業を発展させるトレードオンに挑み、サステナビリティの実現を目指す。

[小売価格]オープン価格
[発売日]10月4日(金)

三菱電機=https://www.mitsubishielectric.co.jp


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