学研エデュケーショナル、α世代の勉強に関する実態調査、子どもから机に向かう(自主的に勉強する)割合は19.8%

学研ホールディングスのグループ会社、学研エデュケーショナルは、全国の年中から小学3年生までの長子を持つ20代~40代の保護者500名を対象に、「α世代の勉強に関する実態調査」を実施した。その結果、子どもから机に向かう割合は19.8%、一方で保護者の89.6%が子どもから向かってほしいと思っていることがわかった。保護者の理想と実態は4倍以上という結果が明らかになった。

子どもから机に向かう(自主的に勉強する)割合は、19.8%だった。一方で保護者の89.6%は子どもから机に向かってほしいと思っており、保護者の理想と実態は、4倍以上離れているという結果が明らかになった。最も自主的に勉強するのは、小学1年生(23.0%)、しないのは年中(4・5歳)と小学2年生(18.0%)と判明した。

年中から小学3年生までの子どもを持つ保護者の約10人に1人が、子どもを塾に通わせていることが判明した(11.0%)。子どもを学習塾に通わせたい時期は、小学3年生が最多で19.7%だった。一方ですでに通わせていると回答した人の中では小学1年生が最多の29.1%だった。

保護者が最も子どもに身に着けてほしい能力1位は、「何事も自分でやりきろうとする力」(68.8%)ということが明らかになった。

子どもの勉強の指導方法に関して悩んだことがある保護者は半数以上という結果だった。中でも、小学1年生、3年生の子どもを持つ保護者が60.0%と、最も悩む年代ということが判明した。

冬休みの宿題に手を付けるのは、冬休みが終わる9.8日前が平均となった。一方で夏休みは18.6日前と、比率でみると約2倍の差があることが判明した。

冬休みは、休みが終わる7日未満から手をつける割合が最も高かった(34.6%)のに対し夏休みは、休みが終わる28日~35日未満が最も高く(28.2%)。先に宿題を終わらせて休みを満喫する夏休み、先に満喫してから宿題を終わらせる冬休みという実情が明らかになった。

「友達作りよりも学力の方が心配」と回答したα世代の保護者は、全体の45.0%とほぼ半数に達した。中でも小学1年生を子どもに持つ保護者の過半数以上(52.0%)が心配している結果になった。入学を機に学力を心配する割合が多くなることが判明した。

[調査概要]
調査タイトル:α世代の勉強に関する実態調査
調査対象:全国の年中から小学3年生までの長子を持つ20代~40代の保護者500名(男女)
調査期間:2022年11月18日~11月23日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:500サンプル
調査機関:シグナルリサーチ

学研エデュケーショナル=https://gakken-educational.co.jp/


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