荏原、「荏原 畠山美術館」を開館、開館日から「開館記念展I『與衆愛玩ー共に楽しむ』」も開催

荏原製作所（以下、荏原）が支援する畠山記念館が、4年半の大規模改築工事を終え新たに「荏原 畠山美術館」として10月5日から開館する。開館日から「開館記念展I『與衆愛玩ー共に楽しむ』」も開催される。

荏原 畠山美術館（以下：同施設）は、荏原製作所の創業者である畠山一清が蒐集品の文化的価値に鑑み、恒久的な保存を図るとともに、広く一般の研究・鑑賞に役立てるために畠山記念館として1964年に開館した。荏原は文化の発展・継承により広く社会に貢献するために、同施設を約60年間支援してきた。同施設は、今回の改築工事によって展示面積が旧畠山記念館の約3倍に拡張され、3フロアの展示室と最新設備で人々を迎える。

畠山一清（はたけやまいっせい）は、実業家でありながら、「即翁」と号して、能楽や茶の湯をたしなむ数寄者でもあり、茶道具を中心に、50年をかけて美術品の蒐集に励んだ。即翁の愛藏印に刻まれている「與衆愛玩」という言葉には、「自らのコレクションを独占するのではなく、多くの人と共に楽しもう」という即翁の想いが込められている。

［施設概要］
施設名称：荏原 畠山美術館
開館日：10月5日（土）
所在地：東京都港区白金台2－20－12
開館時間：10:00～16:30（入館は閉館30分前まで）
休館日：月曜日
料金：
　一般：1500円、高・大生：1000円、中学生以下無料（保護者の同伴が必要）
　オンラインチケット、団体料金もある。詳細、および最新情報は公式サイトを確認

荏原製作所＝https://www.ebara.co.jp