三陽商会、「SANYOCOAT(サンヨーコート)」と「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」メンズがコラボレーションコート4型を発売

三陽商会が展開する「SANYOCOAT(サンヨーコート)」と「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」メンズは、コラボレーションコート4型を10月1日から発売する。1946年からコートをつくりつづけ、コート専業55年になる三陽商会の自社工場で生産する「SANYOCOAT」と、1938年ニューヨーク・マディソンアヴェニューで誕生した「Paul Stuart」がコラボレーションコートを発売するのは今回が初めてとなる。取扱店舗は「SANYOCOAT(サンヨーコート)」6店舗、一部の百貨店・商業施設における期間限定店舗、「Paul Stuart(ポール・スチュアート)5店舗、および三陽商会公式オンラインストア「SANYO ONLINE STORE(サンヨー オンラインストア)」を予定している。なお、「SANYO ONLINE STORE」では、9月11日から先行予約販売をスタートする。

なお、Tweed Riding Coat(P1A87-409)とTweed Trench Coat(J3B21-491)は数量限定商品のため、「ポール・スチュアート 青山本店」・「Paul Stuart」ブランド公式サイト&ストア・「Atelier Mon Oncle」の3店舗のみの展開予定となっている。

歴史ある両ブランドのコラボレーションを担うのは、数多の有名ブランドを手掛け、ヴィンテージへの造詣も深い「SANYOCOAT」クリエイティブディレクター、坂田真彦氏と、日本のセレクトショップ文化を黎明期から支えた名バイヤーにしてウェルドレッサー、そして現在は「Paul Stuart」の日本におけるクリエイティブディレクターを務める鴨志田康人氏。

坂田氏は、自身が所有する「ヴィンテージコート」から、鴨志田氏は「フレンチスタイル」からインスピレーションを受け、ディスカッションを重ねるところから同企画はスタートし、坂田氏の得意とするヴィンテージ特有の魅力、世界で活躍する鴨志田氏ならではのワールドワイドな価値観から生まれたアイディアを、「SANYOCOAT」が誇る高度な技術力で具現化した。

「Master Shield Trench Coat」

「Master Shield Trench Coat」は、「SANYOCOAT」のアイコン「100年コート」の最上位モデル「100年コート 極KIWAMI」をベースに、表地に、英国空軍由来の超高密度織りはっ水コットン「マスターシールド」を採用したトレンチコート。ベルトのDリングやエポーレットなどのディテールが相まって、ミリタリーテイストを色濃く感じさせる佇まいだが、そのシルエットは体を包み込みながらフレアする優雅なAライン。袖を通せば意外にも都会的な印象となっている。生地の重みを肩ではなく体全体に分散させるパターン設計によって、着心地も素晴らしく、ヴィンテージとして次世代に託せる、まさしく一生モノを超えたトレンチコートになっている。

「100年コート」は“世代を超えて永く愛されるコート”を目指し、ものづくりへのこだわりを体現した2013年から展開しているコート。そして2022年に、素材・パターン・縫製・仕様のあらゆる面でさらなる高みを目指して完成したのが「100年コート 極KIWAMI」だという。コートづくりの集大成となる技術と品質を凝縮したモデルとなっている。

「Master Shield Riding Coat」

「Master Shield Riding Coat」は、1960年代に英国の騎兵隊が着用していたという乗馬用コートをインスピレーション源に、表地に、英国空軍にルーツをもつ超高密度織りのはっ水コットン「マスターシールド」を採用し、ヴィンテージの様な佇まいを実現したライディングコートになっている。トラックの幌を超えるはっ水性を持つという、ミリタリー由来の伝説的なヘビーウェイト生地を採用しながらも、設計上の工夫や手縫いを駆使した仕立てによって、襟から肩にかけて丸く柔らかな表情に仕上げられている点がポイント。深く切り込まれたインバーテッドプリーツも相まって、贅沢でエレガントなシルエットも特徴的なコートになっている。

「Tweed Riding Coat」

「Tweed Riding Coat」は、スコットランドの老舗織物メーカー、ラバットミル社のツイード生地「エトリック」で仕立てたライディングコート。現地では主にハンティングウエアに使われるという、自然の風景や色柄が織り込まれたその生地は、目付け(150×100㎝あたりの重さ)640g。コートの美しいパターンと相まって、見事なドレープを描き出す。既製品ではまず見ないレベルのヘビーウェイト生地に加え、ブライドルレザーで巻いたバックルや、サテンとフランネルを切り替えた裏地など、その嗜好品としての存在感は抜群となっている。

「Tweed Trench Coat」

「Tweed Trench Coat」は「100年コート 極KIWAMI」を、1868年にスコットランドで創業した、ラバットミル社の名作ツイード「カークトン」でアレンジしたトレンチコート。目付け500gとかなりのヘビーウェイトだが、「SANYOCOAT」の独自設計によって、袖を通すとそれほど重さは感じさせず、そのクラシックな風合いを現代の装いで楽しめる。4着のコート全般にいえることは、このクオリティの生地とディテールをもちながら、現代でも着られるシルエットとコンディションを兼ね備えたコートは、今やヴィンテージ市場にはほぼ出回っておらず、同コラボレーションならではの仕上がりであることだという。

[小売価格]
Master Shield Trench Coat:22万円
Master Shield Riding Coat:20万9000円
Tweed Riding Coat:36万3000円
Tweed Trench Coat:36万3000円
(すべて税込)
[発売日]10月1日(火)

三陽商会=https://www.sanyo-shokai.co.jp


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