青山商事、レディスブランドのアイテムを再構築し“私らしさを主役にする服”を提案する新ブランド「＆ress」を展開

青山商事は、「自分らしく」など「個」を大切にする時代背景に合わせて、レディスブランドのアイテムを再構築し、新たなブランド「＆ress」を展開する。年代でもなく、ブランドでもなく、自分らしく買い物ができる環境や商品を提案していく考え。

2000年当初にレディスアイテムを取り扱い始めて、時代に合わせて入学・入社などフレッシャーズに向けた「n－line Precious」、キャリア向けの「PARISSIMA YUKI TORII」など、消費者のニーズに応えるべくブランドを展開してきた。従来のブランドの在り方は、ブランドを細分化しそれぞれのターゲットに合わせて展開することで消費者にふさわしい選択肢を持ってもらうという流れがあった。しかしながら昨今、SNSの普及に代表される「属性」に比べて「個」が重要視される時代に変化してきており、「自分に似合うもの」「自分が好きなもの」など「自分らしく」を基準に、ファッションを楽しむ傾向にある。だからこそ、これまで培った各ブランドの強みを掛け合わせて、今の時代にマッチしたブランド「＆ress」を展開することにした。これによって、消費者が「年代」や「ブランド」に縛られず自分らしく買い物ができる環境が整う。

「＆ress」は、undress and dress（服を脱ぎ、着飾る）を由来に、“着ることで服が主役になるのではなく、私らしさを主役にしてくれる”をコンセプトに、これまで培った各ブランドの強みを掛け合わせて、今の時代にマッチしたブランドとなっている。スーツの型紙は、ウエストを絞ったフィット感のあるデザイン、安心感のあるベーシックなデザイン、ウエストを絞りすぎないリラックス感のあるデザインとわかりやすい3型で展開。その中で、テーラードジャケットやVカラージャケットなど、様々なデザインバリエーションをシーズン毎に企画をしていく。ブランドによって消費者が商品を選ぶのではなく、着用シーンやニーズに合わせて商品を選べる商品構成となっている。

青山商事＝https://www.aoyama-syouji.co.jp