猛暑の後は自律神経の乱れによる“秋バテ”に注意、熟成阿波尾鶏で作る秋バテ対策の省エネレシピを紹介

10月に入ってようやく厳しい残暑も収まり、秋を感じる日も増えてきた。一方で、秋は気温や気圧の変化が激しく、体への負担が大きくなり、夏バテならぬ“秋バテ”の症状を訴える人も出てきている。夏バテと秋バテの違いとして、夏バテは主に夏の暑さや高湿度、室内外の温度差に体が対応できずに体調不良を引き起こし、暑さがピークに達する8月頃に多く見られる。これに対して秋バテは、夏の疲れが回復しないまま季節が変わり、秋の気温差や気圧の変化、冷房や冷たい食べ物の摂取が続くことで自律神経が乱れることが主な原因で、涼しくなり始める9月以降に多く発生するという。そこで今回、猛暑の後の秋バテ対策として、今話題の省エネレシピを紹介する。

「人間の体は恒常性を保つために、一定の体温になるように自律神経が調整している。身体と脳の両方の疲労回復のカギは、抗酸化物質が含まれた食品を積極的に摂ること。抗酸化物質は世の中にあふれているが、心身両方の疲労ケアに優れたパワーがある成分でなくてはならない」と話すのは、稲毛病院・健康支援科部長の佐藤務先生。「その代表的なものが、イミダゾールペプチドだ。渡り鳥や回遊魚など何万kmを、休まず移動するために酷使する羽の付け根や、マグロやカツオなどの尾びれの部分に多く存在している。これは人間の脳や筋肉にも含まれる成分だが、加齢とともに減少し、脳の疲労が蓄積した現代人は食品から摂る必要がある」と、身体と脳の疲労回復にはイミダゾールペプチドを積極的に摂取するとよいという。

イミダゾールペプチドは、食品でいうと鶏むね肉に豊富に含まれている。その中でも、貞光食糧工業のブランド地鶏「熟成阿波尾鶏」は、一般的なブロイラーに比べて1.51倍多く含まれていることがわかっている。阿波尾鶏は、地鶏の生産量日本一、JASの認定は第1号となっている。イミダゾールペプチドには、アンセリンとカルノシンがあるが、熟成阿波尾鶏は、その両方ともブロイラーに比べて多く含まれており、合わせた量はモモ肉で1.3倍、ムネ肉においては2倍にもおよぶとのこと。

佐藤先生は、「イミダゾールペプチドは、脳と筋肉両方の疲労回復力を高めることがわかっており、2~4週間以上200~400mgを毎日継して摂取することで効果が期待できることがわかっている。阿波尾鶏は、量を多く食べなくても豊富なイミダゾールペプチドを摂取できるので、心身の疲労回復に効率的」と、阿波尾鶏は秋バテ対策の食材として最適であると教えてくれた。

阿波尾鶏を使った料理として、今話題を集めているのが「省エネレシピ」だ。省エネレシピとは、エネルギー消費を抑えたり、光熱費を節約しつつおいしい料理を作るアイデアを取り入れたレシピのこと。物価高騰などの影響で、節約志向がより一層高まる中で、省エネレシピのニーズが高まりつつあるという。そこで、「熟成阿波尾鶏」の生産・加工を行っている貞光食糧工業では、電子レンジを活用して調理時間や使用するエネルギーを最小限に抑えつつ、おいしく仕上げる「熟成阿波尾鶏」を使った省エネレシピを提案している。

「熟成阿波尾鶏むね肉のチーズ焼き風」

今回紹介する省エネレシピは、「熟成阿波尾鶏むね肉のチーズ焼き風」と「レンチンで熟成阿波尾鶏むね肉のねぎ塩レモンたれ」の2品。「熟成阿波尾鶏むね肉のチーズ焼き風」(2人前)の材料は、熟成阿波尾鶏むね肉 150g、塩 少々、コショウ 少々、オリーブオイル 大さじ 1、バジル 適宜、溶けるスライスチーズ 2枚、しめじ 40g、さつまいも 100g。作り方は、(1)熟成阿波尾鶏むね肉を2㎝幅にスライスする。(2)きのこは小房に分ける。さつま芋は半月切りにする。(3)グラタン皿に、さつまいもとしめじを並べて入れ、肉を野菜の上に乗せる。(4)(3)の上にオリーブオイルと塩・胡椒をかけ、ピザ用チーズを乗せる。チーズの上からバジルを振りかける。(5)(4)の皿に軽くラップをし、電子レンジ600Wで3分加熱すれば出来上がり。調理のポイントは、「熟成阿波尾鶏」は旨味成分が多いので、味付けは塩胡椒のみでおいしく食べられる。ビタミンB2やカルシウム豊富なチーズで、長引く暑さによる疲労回復に期待できるとのこと。

「レンチンで熟成阿波尾鶏むね肉のねぎ塩レモンたれ」

「レンチンで熟成阿波尾鶏むね肉のねぎ塩レモンたれ」(2人前)の材料は、熟成阿波尾鶏むね肉 200g、塩 ひとつまみ、酒 大さじ 1、(A)レモン汁 大さじ 1、(A)ごま油 大さじ 1、(A)鶏ガラスープの素 小さじ 1、(A)長ネギ 10㎝。作り方は、熟成阿波尾鶏むね肉を一口大にカットする。塩・酒を揉み込む。(2)(A)のタレを混ぜ合わせる。(3)(1)の肉を耐熱皿に重ならないように並べ、(2)のタレをかける。(4)ラップをふんわりかけ、電子レンジで600W3分半加熱する。肉の様子を見て、火が通っていないようなら20秒ずつ加熱する。(5)肉同士がくっついている場合があるので、1つずつ離せば完成。調理のポイントは、たれにレモンを使うことでさっぱり&疲労回復、免疫力強化に期待できる。また、レモンに含まれるクエン酸には肉の保水性を高める効果もあるため、熟成阿波尾鶏と合わせることでよりジューシーに仕上げることができる。

貞光食糧工業=https://www.sadamitsu-shokuryo.jp/


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