- Home&Living2024/10/22 21:04
三菱鉛筆、多彩な表現を楽しめて軽い力で発色よく描ける色鉛筆「toirono(トイロノ)」を発売
三菱鉛筆は、十人十色、一人ひとりに合った多彩な表現を楽しめる“軽い力で発色よく描ける色鉛筆”「toirono(トイロノ)」を11月13日に発売する。
同社は、創業150年を迎える2036年に向けて、「世界一の表現革新カンパニー」になることを「ありたい姿 2036(長期ビジョン)」として掲げている。これを実現するために、「生まれながらにすべての人がユニークである」という信念に基づき、“書(かく・描(えが)く”を通じて、世界中あらゆる人々の個性と創造性を解き放つための活動に取り組んでいる。
今回新発売する「toirono(トイロノ)」は、「十人十色、多様な表現に寄り添える存在になりたい、暮らしやコミュニケーションが豊かになる色の楽しさを伝えていきたい」という想いを込めた商品となっている。
色鉛筆は、多彩な色展開を持ち、芯の削り方や持ち方、そして筆圧によって描線の太さや色の濃さなどを自由に調整できる特徴を持つアイテムとのこと。「toirono(トイロノ)」は、太くやわらかい芯を採用することによって、従来の色鉛筆よりも濃淡やグラデーション、重ね塗りがしやすく、濃い色の上からでも発色よく描けるように設計されている。さらに、色相、明度、彩度についての説明書きを付属しており、日常的に描くことに親しみがない人でも、多彩な表現を楽しむことができる。表現の幅が広がることで、より豊かな発想やアイデアを引き出し、描く楽しさが一層増すことが期待される。未就学の子どもから大人まで、色を使った表現を気軽に楽しめる、ワクワクするような新しい色鉛筆として、多くの人に愛用される商品となっている。
商品特長は、やわらかい芯を搭載することで、しっとりとした描き心地を実現していることに加え、筆記した際に紙面にしっかりと色がのることで、色濃くはっきりと発色することが特長となっている。さらに、一般的な学用品の色鉛筆の芯は直径3.0mmだが、これと比較して太くやわらかい直径4.0mmの芯を採用しているため、広い面をムラなく塗ることにも適している。大人はもちろん、手指の力の調節などが成長段階にある小さな子どもでも軽い力で発色よく描けるため、満足してお絵描きや塗り絵で色を楽しんでもらえる色鉛筆となっている。
軽い力で発色よく描ける色鉛筆なので、濃淡をつけやすい、黒紙など濃い色の紙でも色が映える、重ね塗りをしやすい、グラデーションがつけやすい--などの特長を持っている。多くの技法を気軽に楽しんでもらうことができる。
12色セットには特によく使われる色を厳選してそろえている。24色セットは、自然の中に存在する色みをイメージし、明るく鮮やかなトーンから暗めの落ち着いたトーンまでを組み合わせ、身近に感じられる色彩を楽しんでもらえるようにした。
芯に使われている顔料の比率が高いため、色あせしにくい設計になっている。展示や保管の際にも光による退色を抑え、作品の色を長く保つことができる(色によって耐光性は異なる)。
パッケージでは、プラスチック製のトレーに色鉛筆を並べて収納しており、そのトレーを紙製のスリーブに入れて保管する形を採用している。絵を描くときには、スリーブからトレーを取り出して広げることで、必要な色をすぐに見つけて使うことができる。また、24色セットでもトレーを重ねてスリーブに収納できるため、コンパクトに片づけることが可能とのこと。さらに、紙製のスリーブは再資源化しやすいため、サステナブルなパッケージとなっている。スリーブの内側には、広島・長崎および沖縄に贈られた「折り鶴」を原料として配合した紙「カラフルウイッシュ」を使用している。広島平和記念公園だけで毎年約1000羽の折り鶴が平和記念として贈られており、その平和への思いを再生し、あらたな形にした紙となっている。
[小売価格]
単品:220円
12色セット:2640円
24色セット:5280円
(すべて税込)
[発売日]11月13日(水)