Drink&Food♥2024/10/25 19:07

ミスタードーナツとモスバーガー、コラボ店舗「MOSDOららぽーと新三郷店」をオープン、「海鮮明太もんじゃ焼き風バーガー」も販売

ダスキンが運営するミスタードーナツとモスバーガーを運営するモスフードサービスは、コラボレーション店舗「MOSDOららぽーと新三郷店」を、埼玉県三郷市の「三井ショッピングパークららぽーと新三郷」内へ10月25日にオープンした。新規出店に合わせ、10月24日に店舗内覧会を実施。同店を出店するに至った背景を説明した他、店舗限定の新商品「海鮮明太もんじゃ焼風バーガー」が振舞われた。

モスフードサービス開発本部新規飲食事業部新規飲食事業グループグループリーダー川口直哉氏

「『MOSDO！』は、モスバーガーとミスタードーナツの資本業務提携の一環として生まれたコラボレーションブランド。共同出店1号店として、2010年に『MOSDOイオンモール広島府中店』（広島県安芸郡）がオープン。モスのハンバーガーとミスタードーナツのドーナツを一緒に食べることができるほか、店舗限定商品や限定セットを提供している」と、モスフードサービス開発本部新規飲食事業部新規飲食事業グループグループリーダー川口直哉氏が「MOSDO！」について紹介する。

「モスバーガーとミスタードーナツの両ブランドが持つ温かみをベースにした店舗デザインを採用。メインターゲットである家族連れの消費者に、楽しんで安らぎを感じてもらえるくつろぎのショップを目指す」と、ターゲットを意識した店舗デザインになっていると教えてくれた。

「『MOSDO！』が誕生した経緯は、2008年にダスキンとモスフードサービスが資本業務提携を締結したことがきっかけとなっている。2年後の2010年には、『MOSDO！』の1号店、『MOSDOイオンモール広島府中ソレイユ店』（現、『MOSDOイオンモール広島府中店』）をオープン。2015年に『MOSDO関西国際空港ショップ』をオープンした。『MOSDO関西国際空港ショップ』は2020年11月にコロナの影響で閉店となり、今回の『MOSDOららぽーと新三郷店』は実に9年ぶりの新店舗出店となる」と、久しぶりの新店のオープンを機に、モスバーガーとミスタードーナツのブランドを活かした店舗へと育成していきたい考えを示した。

次に、ダスキンミスタードーナツ事業本部企画開発本部販売企画部広告広報室巌美里氏が「MOSDOららぽーと新三郷店」で提供される商品について紹介した。「『MOSDOららぽーと新三郷店』では、1970年の創業時から販売している人気商品をはじめ、ポン・デ・リングやミスドゴハンシリーズ、からだににじゅうまる商品など多彩なメニューを取り揃えている」と、ミスタードーナツの商品やメニュー展開について説明する。

「ミスタードーナツのおいしさの秘訣は、もちもち食感やサクサク食感、しっとり食感など特徴的な食感に加えて、オリジナルのレシピを忠実に守り、最高のドーナツをショップで手作りしている。また、こだわりの食感は守りながらも、少しずつニーズに合わせて変化させている」と、食感、手作りを時代に合わせてブラッシュアップしたドーナツを届けていると訴えた。

「『MOSDOららぽーと新三郷店』においては、ハンバーガーを食べた後に、ゆっくりドーナツを楽しめる『ドーナツセット』を販売する。ハンバーガーは店内で食べて、ドーナツはテイクアウトすることも可能になっている」と、ハンバーガーと好きなドーナツとドリンクがセットにできるメニューを展開すると教えてくれた。

再び、川口氏が登壇。「東京の下町で生まれた『もんじゃ焼き』をモス流にアレンジした『海鮮明太もんじゃ焼き風バーガー』を『MOSDOららぽーと新三郷店』限定で販売する。もんじゃ焼き定番食材の干し海老やキャベツを炒め、魚介エキスと明太子で味付けをしたオリジナルソースが特徴となっている。かき揚げに熱々のソースをかけることで、もんじゃ焼きを表現した。削り節や紅しょうがのトッピングでさらに本格的に仕上げている」と、お好み焼き風の斬新なハンバーガーを限定販売すると紹介した。

「MOSDOららぽーと新三郷店」は、2つの業態のコラボレーション店舗なため、空間デザインも「ミックススタイル」とした。1つのテイストに縛られず、いくつかのデザインや素材を組み合わせたり、それぞれのブランドの魅力や店舗デザインの良い部分を抽出し、MOSDO！でしかできない新しいイメージを作り出すような店作りとしている。また、ピックアップロッカーも設置し、ネットオーダーやテイクアウト注文後の取り置きにも対応可能なため、ららぽーと内での買い物がある人や新三郷駅から降りて来くる人も利用しやすい店舗を目指すとしている。