- Cosme&Beauty2024/11/12 15:19
再春館製薬所、ドモホルンリンクルから次世代コラーゲンを新原料として配合した主力商品「クリーム20」をリニューアル発売
再春館製薬所は、約4年ぶりのリニューアルとなる、主力商品「クリーム20」(医薬部外品)(販売名:ドモホルンリンクル 薬用クリームc)を、来年1月8日に発売する。1974年に「日本初(TPCマーケティングリサーチ調べ。日本通信販売協会正会員社対象)のコラーゲン配合スキンケア」として誕生したブランドの原点の流れを汲む同商品は、「コラーゲンのプロフェッショナル」としての誇りを凝縮した存在で、「ブランド誕生50周年記念」の最大イベントに相当する。特に今回の大規模なリニューアルは、17年の時を経て開発された次世代コラーゲンを新原料として配合・Wの新技術の搭載など、50年という節目にふさわしい飛躍的な進化を遂げた内容となった(12月3日から会員(お試しセット申し込み、または1回以上再春館製薬所で商品を購入の消費者)先行販売)。
1月から来年11月末の約2年間にわたり、「ブランド誕生50年周年」を展開中のドモホルンリンクル。今でこそ「エイジングケア(年齢に応じた手入れ)の第一人者」として知られる存在となったが、その原点は1974年12月に発売された「日本初の、コラーゲンを成分として配合した基礎化粧品」として誕生した1本のクリーム。「エイジングケア」や「アンチエイジング」という概念すらなかった当時から、“リンクル”の名をブランド名に冠することも、製薬会社ならではの発想で火傷などの皮膚再生医療にも使われていた「コラーゲン」に着目したことも、それは「年齢を重ねた肌のメカニズム」と「肌本来の力」について一貫して追求してきた背景と、その実績にもとづく膨大な知見を積み重ねてきたからこそ。
その「原点」に対する敬意と矜持から、ドモホルンリンクルはその流れを継ぐ「クリーム20」とコラーゲンに対して非常に強い思い入れがあり、ブランドの粋を尽くした研究を反映し続けてきたことから「ドモホルンリンクルの50年は、クリームとコラーゲンの歴史そのもの」ともいい換えられる存在となっている。だからこそ、現在では最も有名な美容成分として知られるコラーゲンに対しても、ドモホルンリンクルは先駆者としての誇りから「質にも量にも一切の妥協を許さない」という信念が存在する。
ドモホルンリンクル誕生50周年の節目に、世界初(INCI(International Nomenclature of Cosmetic Ingredients 化粧品原料国際命名法)に新規登録された成分「オーランチオキトリウムリマシヌム/コラーゲン発酵液(医薬部外品表示名称:発酵コラーゲンオリゴペプチド)」として)の次世代コラーゲンとして、17年目の進化を遂げた今回の新コラーゲン「発酵マルチプルコラーゲン」(発酵コラーゲンオリゴペプチド(配合目的:保湿・肌にハリを与える))の誕生も、「コラーゲンとエイジングケア研究のプロフェッショナル」であり続けることを使命として、より高みを目指してきたからこその成果だとか。「ドモホルンリンクル全国発売初となるシートマスク型商品」として注目された10月販売の数量限定商品「マルチプルクリームマスク」にいち早く搭載し、その手応えに「すべてが未体験で、これまで以上」と話題を集めた同成分を、満を持して“ブランド最高峰の製品”「クリーム20」に配合した。
「発酵マルチプルコラーゲン」は、2007年にたどり着いた、ブランド至上のコラーゲン原料「鱧(ハモ)(ハモコラーゲン(配合目的:保湿・肌をなめらかにする)、ハモコラーゲンペプチド(配合目的:保湿・肌にハリを与える))コラーゲン」の進化版。原産国のタイで食品加工時に廃棄されていた鱧の皮から部位を厳選して酵素に分解させて「鱧コラーゲン」を抽出していた製法に対し、海洋微生物「ラビリンチュラ」に分解・発酵させるという世界初、かつ化粧品開発では類を見ない手法による掛け合わせで、全く新たな効果を得ることができている。従来の製法時に発生する残滓(残りかす)も含めてすべて分解できることに加え、枯渇しない微生物の力で半永久的に製造可能な製造法である「サスティナビリティと高機能性との両立」は、「自然界の生命エネルギーを、自然の一部である人間の力に」という漢方発想にもとづく「自然の恵みなくして、存在しないドモホルンリンクル」と公言する、ブランドの姿勢に対しての責任を果たす理想的な原料となった。
また、漢方の製薬会社・再春館製薬所ならではの発想は、この新コラーゲンの製法技術にも見られる。鱧×海洋微生物による「発酵・分解」のように、「ひと手間加えることで、原料の潜在力をさらに引き出す」という漢方の知恵”修治(しゅうじ)”にヒントを得た技法は、製品ごとに最適化する形で導入済みの、CICAこと「ツボクサエキス」(配合目的:肌にハリを与える・肌をすこやかに保つ)などにも20年前から応用しているなど、ドモホルンリンクルではおなじみの手法となっている。特に「発酵」を施す“修治”は、漢方の製薬会社として得意とする分野で、長い歴史を持っている。
約4年ぶり(“20代目”処方(2020年12月))のリニューアルで、21代目の処方となる今回の「クリーム20」は、「原料・技術ともその時代のベストを反映し続ける、進化するロングセラー」を象徴する存在として、これまでにない視点や技術を採用する“進化”と、現状機能をパワーアップする“深化”の研究成果が遺憾なく発揮されている。
その「進化」の一つが、肌本来の力を目覚めさせ、さらなるうるおい力と弾力の手応えを後押しする「発酵リペアブースター」と、年齢とともに生まれる「肌のハリのムラ」を検知し、コラーゲン不足・乾燥による悩みが出やすいポイントにアプローチする「ハリセンサー」という、製薬会社ならではの「Wの新技術」の搭載した。気持ちまでグッと上向く、これまでにない(配合目的:肌をすこやかに保つ)「肌の弾力を後押しする力」は、「ブランドの原点にして、頂点」という「クリーム20」の位置づけを、より高みへと押し上げた。
漢方の製薬会社・再春館製薬所では、植物に秘められた強靭な生命力に着目している。特に果実の“皮”は、リンゴの皮を剥くとすぐ変色してしまうことからも明らかなように、その「果実を守る生命エネルギーは相当なもの」といった発想で古くから採用されてきた素材となっている。
この「ハリセンサー」のための力を探究する中で出合ったのが、熊本産ブランド柑橘の「パール柑」。皮から直接エキスを抽出するため、「農薬を使わない」という原料採用の絶対的な条件を満たす、水俣市で45年以上農薬不使用栽培にこだわり続ける生産者グループ「からたち」から、出荷できない規格外の果実の提供を受けた。
この、地域と連携した“地産地消”のアップサイクル素材の原料への採用は、地元の生産者支援という形で「使うことでの社会貢献」にもつながり、「発酵マルチプルコラーゲン」とはまた違った側面でも、再春館製薬所の「自然とつながり、人とつながる明日を」という企業姿勢を体現しているす。
その他、漢方の知見“修治”から「蒸す」ひと手間を加えて、従来のコラーゲンケアの働きを後押しした「ナツメ(配合目的:肌にハリを与える・肌をすこやかに保つ)」や、肌悩みの負の連鎖を止めるカギである悪玉タンパク質「ANL」研究の中で出合った「不知火菊(配合目的:肌をすこやかに保つ)」に「キバナオウギ(配合目的:肌をすこやかに保つ)」を加えることで、最大効果を得られるバランスを反映。「コラーゲンを知り尽くすドモホルンリンクル」だからこその、さらなる“深化”も実現している。
また、コクのあるクリームなのに、肌にのせるとするりと溶け込んで一体化するような、未曽有の軽やかさと新感覚のなじみの良さは、角層に存在する「ラメラ構造」を再現することで、無理に肌のバリア構造を損なうのではなく、溶け込むような浸透技術によるもの。合成成分に頼ることなく、天然素材による「成分の最適バランス」を“深化”させたことが理由だとか。「べたつく」という先入観を理由にクリームを敬遠していた人の価値観が覆されるほどの「肌に溶け込むみずみずしさ」と「弾むようなハリをもたらす、クリームならではのなめらかさ」を絶妙なバランスで実現し、これまで以上に有効成分(ナイアシンアミド(発酵))を深く(角層深部)届けることに成功した。
新製品“21代目”「クリーム20」は、ドモホルンリンクルの、「コラーゲンのプロフェッショナル」としてのすべてを集約した、ブランドの“最高峰”製品。一般的なクリームの持つ「油分で蓋」の役割ではなく、より深くに「効かせる成分」をふんだんに届けることに特化した、独自性の高い銘品となっている。
今回のリニューアルでは、50年を誇る圧倒的なコラーゲン研究の知見と成果の集大成となる次世代コラーゲン「発酵マルチプルコラーゲン」に加え、タンパク質研究の先端知見、シワ改善・シミ予防(メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと)に関する技術の向上はもちろん、押し返すようなハリを後押しする「Wの新技術」も搭載された。
[小売価格]1万4300円(税込)
[発売日]2025年1月8日(水)
※会員限定先行発売日:12月3日(火)
再春館製薬所=https://www.saishunkan.co.jp