- Drink&Food2023/01/19 13:05
エア・ウォーターアグリ&フーズグループから家庭向け冷凍食品と野菜・果実系飲料およびスイーツの2023年春夏新商品を発売
エア・ウォーター アグリ&フーズ(農業・食品)グループは、1月18日に、グループ会社4社(エア・ウォーターアグリ&フーズ、見方、ゴールドパック、プレシア)による家庭向け冷凍食品、野菜・果実系飲料、スイーツの2023年春夏新商品を発表した。
同社アグリ&フーズ事業は、コロナ禍による「食」に対するニーズの変化を捉え、エア・ウォーターアグリ&フーズへの開発・販売機能の集約をはじめとした子会社再編を2021年10月に実施し、家庭用冷凍食品や宅配向け商品などの開発強化を図っている。また、2022年度からの中期経営計画「terrAWell30 1st stage」に基づき、農産・加工食品のブランド化をはじめ、グループ連携による収益力強化などを推進している。
こうした中、エア・ウォーターアグリ&フーズを中心に、ホテルやレストランといった業務用で培ったノウハウを活かすとともに、グループシナジーを発揮し、新商品の開発を進めてきた。今回の新商品は、コロナ禍後の成長市場として有望な「調理の時短・簡便」「ストック」「健康志向」ニーズに対応する長期保存可能な冷凍野菜ミックスや冷凍スイーツをはじめとして、専任シェフによるこだわりのおいしさと北海道ブランドを活かした見方の調理冷凍食品セットをラインアップした。ゴールドパックが手掛ける野菜・果実系飲料では北海道産を中心とした国産素材を厳選し、スムージーや食べるジュースに新味を追加する。プレシアのスイーツでは「ことりっぷ」とコラボし、ローカルな食材を使用した旅気分を味わえる「地域の魅力発見!旅するスイーツ」を期間限定で全国発売する。お米を使った新しい菓子店「新杵KIKUJIRO」もオープンする。
エア・ウォーターアグリ&フーズの新商品では、業務用で培ったノウハウを活かして、“レストランの味を家庭に”がコンセプトの「CHEFLLY(シェフリー)」ブランドで、新商品を3月1日から販売開始する。
「冷凍ミックス野菜」シリーズでは、野菜の面倒な下処理済み、そのまま加熱もOK。冷凍野菜ではこれまで無かった組み合わせで、畜産加工品(ベーコン、ウインナー)と野菜をミックスし簡便性も向上している。原料調達、加工・包装まで自社グループで一貫対応(ウインナー入りの2 品は一部外部委託)しているとのこと。内容量は各170gとなっている。
「北海道やさい 人参とごぼう」は、北海道産人参・ごぼうの細切りとのこと。あく抜き不要で和風料理に万能だという。「ベーコン入り! いろどり野菜ミックス」は、国産人参・コーン、エクアドル産ブロッコリーのくき、フレーク状のベーコンで温サラダ、スープの具に重宝するという。「ウインナー入り! えだまめ&コーン」は、人気のスイートコーン、むきえだまめに「スライスウインナー」を加えた珍しい一品となっている。「ウインナー入り! ブロッコリー&カリフラワー」は、エクアドル産ブロッコリー・カリフラワーに「スライスウインナー」を加えた珍しい一品だという。
「冷凍スイーツ」シリーズでは、解凍不要で凍ったままが食べごろの「セミフレッドケーキ」2 種を追加ラインアップする。サクサク生地のデザートタルトも2種新発売するとのこと。レンジ対応のもちもち食感シュークリームに抹茶味を追加した。
「ヨーグルトケーキ フルーツ&グラノーラ(セミフレッドケーキ)」は、甘酸っぱい3種のフルーツとメープル風味のオーツ麦グラノーラが入った爽やかなヨーグルトムース。「レトロプリンケーキ ~ほろ苦カラメル仕立て~(セミフレッドケーキ)」は、北海道産練乳と牛乳を使用した固めプリンに、ほろ苦カラメルを染み込ませたスポンジ生地がアクセントになっている。「エッグタルト ラム酒香るフルーツ入り(デザートタルト)」は、サクサクのパイ生地に、バニラ香るなめらかカスタードとラム酒香る6種類のフルーツをちりばめた。「クリームレモンタルト(デザートタルト)」は、風味豊かなタルト生地に瀬戸内産レモンピールをちりばめたクリームとふわふわホイップクリームを重ねた。「ぷにシュー 抹茶(お手軽スイーツ)」は、ホイップクリーム入り京都府産宇治抹茶カスタードをもちもち食感の生地にたっぷり詰めたシュークリームとなっている。
見方の新商品「『北のシェフ』HOKKAIDO セット」は、輸入原料高騰による国産回帰の高まりを受け、国内No.1ブランドである北海道にこだわり、「北のシェフ」ならではの、専任シェフによるこだわりのおいしさを北海道から届ける。全5品、2名用のセットを4月1日から販売を開始する。「北海道豚肉のパテドカンパーニュ」は、知床しゃりブランド豚「サチク麦王」とシェフの技術が融合した。「なまらコンポタまん」は、香り高いもっちり自家製生地と、とろ~りコーンソースとなっている。「カニクリームパスタセット」は、カニの旨みをギュッと凝縮したオリジナルトマトソースとのこと。「北海道帆立グラタン」は、帆立の旨みと、オマールバターが効いた超濃厚ソース。「北海道リッチバターケイク」は、北海道バターをたっぷり使用した濃厚しっとりの焼菓子となっている。
ゴールドパックの新商品「北海道 緑黄色野菜スムージー」(2月から販売開始)は、北海道産野菜を厳選した「北海道シリーズ」に新しい味として登場する。北海道産ケールとアスパラガスを、相性のよいバナナと合わせて甘みとコクをプラスした。1/2日分の緑黄色野菜をおいしく手軽に楽しめる、朝におすすめのスムージーとなっている。「食べるピーチmix ジュース」(4月から販売開始)は、国産素材のおいしさを食感でも楽しめると人気の「食べるジュース」シリーズに新しい味として登場。国産桃の繊細で芳醇な味わいあふれるストレートジュースに、あらごしザクザクの青森りんごピューレ入りとなっている。
「NIPPON フルーツバー 宮崎 日向夏」(3月から販売開始)は、プレミアムな国産果汁を使用、凍らせるとシャキッとおいしい「NIPPONフルーツバー」シリーズに、宮崎県名産のかんきつ「日向夏」味として登場する。甘酸っぱい爽やかな風味をシャーベットとして楽しめる。「北海道 野菜100%(機能性表示食品)」(4月から販売開始)は、トマトをメインに北海道野菜をぎゅっとしぼった「北海道 野菜 100%」をリニューアルした。野菜を6種類から13種類に増やして味わいに深みをアップし、濃縮野菜汁を一切使用しない、人気のストレート製法に変更している。
プレシアの新商品は、「ことりっぷ」とコラボ「地域の魅力発見!旅するスイーツ」。昭文社「ことりっぷ」とコラボし、ローカルな食材を使用した旅気分を味わえる「地域の魅力発見!旅するスイーツ」5品を3月1日から期間限定で全国発売する(スーパー、コンビニエンスストア等、一部地域を除く)。5品は、「川越いもの大学芋風ロール」、「三ケ日青島みかんのタルト」、「丹波大納言小豆のみるく金時モンブラン」、「瀬戸内レモンの生レモンケーキ」、「瀬戸内レモンのミルクレープ」となっている。
プレシアの新店舗は、お米を使った新しい菓子店「新杵KIKUJIRO」を3月にオープンする。3月(日付未定)、東京都渋谷区代々木(JR 代々木駅前)にお米を使った新しい菓子店「新杵KIKUJIRO」がオープンする。「新杵」は明治43年(1910年)、岩城菊次郎氏が東京・千駄ヶ谷に和菓子卸店を開業したのが始まり。戦後、豆大福を七輪であぶった「焼豆大福」が話題となり、百貨店で好評を博した。2021年にプレシアが「新杵KIKUJIRO」としてリブランディングした。“お米の新しい楽しみ方で、消費者の五感を刺激し人々の生活を豊かにしたい”という想いを込め、「米×伝統のおいしさ×新しいアイデア」というコンセプトで開発した「東京くるみ豆大福」をはじめとするお米を使った新しい菓子を届ける。オープン時の商品ラインアップは、「東京くるみ豆大福」、「東京ほろほろ。(お米とバターのポルボローネ)」、「東京ざくざく。(お米とバターのフロランタン)」、「わらびもち(玄米茶が隠し味)」を予定している。
[発売日]2月から順次
エア・ウォーター=https://www.awi.co.jp/ja/index.html