セブン-イレブン、多様化するニーズに応える幅広いクリスマス商品を展開、世界大会優勝パティシエのコラボケーキも用意

左から:エキリーブルの高橋萌シェフ、セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 ベーカリー・スイーツ部 シニアマーチャンダイザーの宮賢二氏、PRISM LABの柴田勇作シェフ

セブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン-イレブン)は、9月16日から、クリスマスケーキや関連商品の予約受付を全国のセブン-イレブン店舗2万1609店(10月末時点)と、セブン-イレブンのネットサービス「セブンミール」で開始した。これにともない、11月13日に行われたクリスマス商品発表会では、セブン-イレブンの今年のクリスマスラインアップについて紹介した他、世界大会優勝パティシエコラボケーキ「ショコラ・クリスタル ドゥ ネージュ」の監修を手掛けたPRISM LABの柴田勇作シェフとエキリーブルの高橋萌シェフを招いたトークセッションを実施し、オリジナルケーキのこだわりポイントなどを語ってもらった。

セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 ベーカリー・スイーツ部 シニアマーチャンダイザーの宮賢二氏

「当社では、今年のクリスマス商品を展開するにあたり、独自で『クリスマスの過ごし方に関する意識調査』を実施した。この結果、クリスマスイベントの実施回数は増加傾向にあり、物価高や準備の大変さに影響を受けたコスパ・タイパを重視する消費傾向が見られた。また、パーティーを一緒に過ごす人によって、ケーキの予算や求める要素が変わる“メリハリクリスマス”の傾向も見て取れた。クリスマスイブと当日における理想の過ごし方は多様化しつつも、“ゆっくり過ごす派“と“贅沢に特別感を味わう派”が上位にあがった」と、セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 ベーカリー・スイーツ部 シニアマーチャンダイザーの宮賢二氏が、事前調査で判明したクリスマスの過ごし方のトレンドと傾向について説明。「これらの傾向から、クリスマスパーティーを楽しむ機会が増加していると共に、その楽しみ方が極めて多様化していることがわかった。そこで、今年のセブン-イレブンのクリスマスケーキや関連商品は、多様化する消費者の要望に応えるべく、幅広いラインアップを用意した」と、調査結果から導き出された「コスパ重視」「特別感重視」「タイパ重視」のニーズに応える充実の商品ラインアップを揃えたと胸を張る。

「クリスマスかまくら」

「『コスパ重視』に向けては、手ごろな価格とおいしさを両立し、今年で発売から28年目となる定番ケーキ『クリスマスかまくら』を発売する。『クリスマスかまくら』は、こだわりの卵『エグパティシエール』を使用したカスタードババロアと、果肉入りいちごソース、ふんわりとしたスポンジを乳味感のあるくちどけの良いホイップクリームで包み込んだバランスの良い味わいのオリジナルケーキ。中に約4個相当の苺を使用している」と、セブン-イレブンオリジナルの人気定番ケーキが今年も登場する。

「ショコラ・クリスタル ドゥ ネージュ」

「『特別感重視』に対しては、世界大会優勝パティシエがコラボした『ショコラ・クリスタル ドゥ ネージュ』を販売する。この商品は、エキリーブルの高橋シェフとPRISM LABの柴田シェフが、パティシエ世界大会優勝後、初めてタッグを組み、1/2ずつ監修したオリジナルのアソートケーキとなっている。高橋シェフ部分はバニラ香るチョコレートケーキ、柴田シェフ部分はチョコとチーズを組み合わせたショコラチーズケーキで、ケーキ天面のチョコレートプレートには雪の結晶をデザインしている」と、世界大会優勝パティシエによる夢のコラボケーキで特別感を演出すると話していた。

「ナナチキ(骨付き)」
「セブンプレミアムゴールド 金のジェノベーゼピッツア~ローストチキンをのせて~」

「『タイパ重視』については、セブン-イレブン1ヵ所でクリスマスに必要な料理をすべて買い揃えられるよう、チキンやピザ、オードブルなど多様な商品をラインアップした。クリスマス限定で販売する『ナナチキ(骨付き)』は、ジューシーな骨付きもも肉をサクッと軽い衣で仕上げた。低温でじっくり加熱して肉汁を閉じ込め、ジューシー感がさらにアップしている。『セブンプレミアムゴールド 金のジェノベーゼピッツア~ローストチキンをのせて~』は、歯切れのよいナポリタイプの生地に、コクのある自家製ジェノベーゼソースとイタリア産のオリーブオイル、モッツァレラチーズをトッピングし、本格的な味わいを追求した。さらに、塩、胡椒で下味をつけ、皮目を黄金色に焼き上げたローストチキンをトッピングしている」とのこと。

「クリスマスラップロール(ローストビーフ&海老)」
「カップデリスペシャル」

「この他に、クリスマスパーティーのオードブルにピッタリな『クリスマスラップロール(ローストビーフ&海老)』や『カップデリスペシャル』などを展開する。平日開催でクリスマスパーティーの準備に時間をかけられない人でも手軽にオードブルを用意できる」と、様々なクリスマス商品を幅広く揃えることで、消費者それぞれのニーズにあったクリスマスを提案するとアピールした。

左から:セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 ベーカリー・スイーツ部 シニアマーチャンダイザーの宮賢二氏、エキリーブルの高橋萌シェフ、PRISM LABの柴田勇作シェフ

続いて、世界大会優勝パティシエコラボケーキ「ショコラ・クリスタル ドゥ ネージュ」の監修を手掛けたPRISM LABの柴田シェフとエキリーブルの高橋シェフをゲストに迎えたトークセッションが行われた。「パティシエの世界大会で16年ぶりに日本のチームが優勝したと聞き、そのシェフが作ったケーキを身近に食べることができたら、消費者に楽しんでもらえるのではないか、と考えたことがきっかけだった。一方で、『おいしいものをちょっとずつ食べたい』という近年増加しているニーズに応えたいという想いもあり、2人のシェフに半分ずつケーキを監修してもらうこととなった」と、セブン-イレブン・ジャパンの宮氏が、今回のコラボケーキを商品化するに至る経緯を語る。

PRISM LABの柴田勇作シェフ

コラボケーキのこだわりを聞くと、柴田シェフは、「2つの異なるケーキを1つにするコラボは初めての経験だったので、味の組み合わせを考えることに苦労した。単にケーキを組み合わせるだけでは2人でのコラボ感が出ないのではと考え、新たな挑戦として『チョコレートのチーズケーキ』を完成させた。今回のためだけに、セブン-イレブンと協力して、新しく生み出したケーキとなっている」と出来栄えについて自信をのぞかせた。高橋シェフは、「私が担当したのはバニラ香るチョコレートケーキの部分なのだが、どこまでバニラを入れることができるか、という調整に力を注いだ。また、見た目にもこだわり、特別感があってコンビニで見たことがないようなケーキを目指して、柴田シェフと2人で箱のデザインから話し合った」と教えてくれた。

エキリーブルの高橋萌シェフ

実際にコラボケーキを食べた時の感想について、柴田シェフは、「チョコレートは香りと味の強い食材のため、他の食材を組み合わせることは非常に難しい。それだけに今回は、さまざまな素材の香りと味をバランスよく楽しむことができる、非常に完成度の高いケーキとなっていて、月日をかけて開発したことが伝わる特別な商品だと感じた」とコメント。また、セブン-イレブンの定番オリジナルケーキ「クリスマスかまくら」について、高橋シェフは、「まず味わってみて素直にびっくりした。スポンジもふわふわで、何よりババロアの部分がとても美味しくて、セブン-イレブンはこの値段でこのクオリティが出せるのかと驚いた。私は18年くらいパティシエをやっているが、この商品が身近なコンビニで、手ごろな値段で買えるというのは、本当にすごいと思う」と、セブン-イレブンのクリススラインアップに太鼓判を押していた。

[調査概要]
調査タイトル:クリスマスの過ごし方に関する調査
調査対象:全国の10代~50代、各世代の男女各50名・計500名
※世代、男女で均等割付
調査期間:10月17日(木)~22日(火)
調査方法:インターネット調査

[小売価格]
クリスマスかまくら:2980円
ショコラ・クリスタル ドゥ ネージュ:5480円
ナナチキ(骨付き):352円
セブンプレミアムゴールド 金のジェノベーゼピッツア~ローストチキンをのせて~:798円
クリスマスラップロール(ローストビーフ&海老)4個入:760円
カップデリスペシャル:2600円
(すべて税別)
[予約受付中]

セブン-イレブン・ジャパン=https://www.sej.co.jp/index.html
クリスマス商品ページ=https://www.sej.co.jp/products/christmas.html


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