オカムラ、人間工学に基づいて好ましい学習姿勢をアシストする子ども向け学習家具「mirumio」を「Makuake」で先行販売

「mirumio」

オカムラは、人間工学に基づいて好ましい学習姿勢をアシストする子ども向け学習家具「mirumio(ミルミオ)」を、来年3月から個人向けブランドECサイト「OKAMURA Lifestyle Store」で発売する。これに先立ち、応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で、12月20日から先行販売を開始する。

ハイブリッドワークの普及など働き方が大きく変化し、在宅ワークが定着する中で改めて自宅の机や椅子といった家具に目を向ける人が多くなっている。仕事用の家具だけでなく、ゲーミングチェアや子どもが勉強する家具などにも、機能や快適性に目が向けられている。特に近年、スマートフォンなどのデジタル機器の進化やコロナ禍による運動習慣の減少に伴い、姿勢の悪い子どもたちが増えており、猫背やスマホ首といった姿勢の問題も大人だけのものではなくなっている。そこでオカムラでは、人間工学に基づいて好ましい学習姿勢をアシストする子ども向け学習家具「mirumio」を開発した。

「mirumio」は、「子どもの成長に合わせて、家具も成長する」をテーマに、小学生から中学生・高校生まで、長く使うことを想定したデスクとチェア。一年で大きく変化する子どもの身体に合わせて簡単にデスクの高さやチェアの調節ができる。オカムラがオフィス向け製品で培った人間工学の知見を生かし、学習時に好ましい姿勢をアシストできるように設計している。デザインにおいては、大人になっても使い続けてもらえるよう“子どもっぽさ”を排除しているのが特徴とのこと。

学習家具は、多くの子どもにとって初めての自分専用の机や椅子となる家具。同製品を通じて、子どもたちに自分が使う家具を自分で選ぶことの楽しさに触れてもらい、家具について考えるきっかけとなることを期待している。

成長期の子どもは身体の発達が早く、年齢が1歳変わるだけで身長や体重も大きく変わる。そのため「mirumio」では、小学生から中学生・高校生まで長く使うことを想定し、子どもの成長に合わせて簡単にデスクの高さやチェアの座面高さ・奥行の調節ができる仕様にした。デスクにはラチェット方式を採用しており、天板を持ち上げるだけで脚が延び、工具を使わずに高さを変えられる。チェアは小学校低学年でも使えるよう、足を乗せるためのフットステップと腰回りを支えるアジャストクッションが付属したジュニアタイプも取りそろえている。

左から:ワゴン、タブレットスタンド、ブックエンド

一般的に小学校などの教育現場では、椅子の背もたれに背中をつけずに背筋を張って座るのが正しい着座姿勢とされている。ただ、小学校低学年の子どもでは身体が育ちきっておらず、姿勢を維持するには筋力が弱いため、オカムラでは子どもの学習時には椅子に深く腰掛け、背中をしっかりと背もたれにつけることを推奨している。

「mirumio」では、チェアの座面中心に深く座れるよう、背もたれを湾曲させることでチェアが体を包み込み、左右にふらつきにくい設計とした。また、壁際にデスクを設置しても足元が窮屈にならないように、デスクは約60cmの奥行きとし、足元のスペースも十分に確保した。

「mirumio」では、学習家具にありがちな丸みが多い“子どもっぽさ”があるデザインではなく、曲線を持ちつつも部分的にシャープさを出したりエッジを効かせたりすることで軽快さのあるデザインに仕上げた。インテリアになじむため、大人になっても使いやすいデザインとなっている。

デスクにはワゴンやブックエンドなどの学習家具として一般的なアイテムに加え、現代の学習環境に合わせてタブレットスタンドも品ぞろえしている。子どもが成長してタブレットが不要になった場合には飾り棚としても使用できる。

[小売価格]オープン価格
[発売日]2025年3月
※12月20日(金)から「Makuake」で先行販売

オカムラ=https://www.okamura.co.jp


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