- マイライフストーリー2024/12/13 18:47
発酵食品に関する調査、発酵食品であることを知っていたものは「納豆」「味噌」が各9割強に
マイボイスコムは、2回目となる「発酵食品」に関するインターネット調査を11月1日~7日に実施した(調査対象:MyVoiceのアンケートモニター、調査方法:インターネット調査、調査時期:11月1日~11月7日、回答者数:9086名)。発酵食品の摂取状況や意向、期待する効果などについて聞いている。
発酵食品であることを知っていたものは(複数回答)、「納豆」「味噌」が各9割強、「ヨーグルト」「チーズ」「醤油」「キムチ」が8割前後で上位となっている。下位は「くず餅」「ナタデココ」「ドライソーセージ」で各1割以下だった。「塩麹」「漬物、ぬか漬け」「キムチ」「ザワークラウト」「発酵バター」「サワークリーム」「甘酒」など、女性高年代層で高い項目が多くなっている。
発酵食品の摂取を意識している層は、「意識している」「まあ意識している」を合わせて約46%。女性や高年代層で高く、男性70代や女性50~70代では各50%台となっている。意識していない層(「意識していない」「あまり意識していない」の合計)は3割強となった。男性10~40代や女性30代では各4割を超え、意識している層を上回っている。
発酵食品飲食者のうち、健康のために意識して発酵食品を摂取している人は8割弱。摂取している発酵食品は(複数回答)、「納豆」が58.1%、「ヨーグルト」が49.8%、「味噌」が31.2%だった。男性10・20代では、「特にない」が5割弱となっている。
発酵食品飲食者が期待する効果は(複数回答)、「整腸作用」が49.8%、「免疫力向上」が42.3%、「うま味成分が高まる」「栄養価が高まる」が各3割強となった。発酵食品の摂取を意識している層では「整腸作用」「免疫力向上」が各50%台で、意識していない層では「うま味成分が高まる」「整腸作用」が各3割弱で上位2位となっている。
今後、発酵食品を意識的に摂取したいと思うかを聞いた。摂取したいと思う人(「そう思う」「ややそう思う」の合計)は約74%。発酵食品の摂取を意識している層では9割弱となっている。男性10~30代では5割前後と低く、「どちらともいえない」が3割前後みられる。
回答者のコメントとして、発酵食品や発酵食品を利用した料理で気に入っているもの(全3977件)を挙げてもらった。「キムチはとにかく美味しいし、美容にいいならいっぱい食べたい」(男性24歳)、「あまり料理には使わないが、鰹節を何にでもかけて食べている」(女性30歳)、「夏は素麺やそばの麺つゆに納豆を入れる、カレーに納豆を入れる」(女性39歳)、「手軽で、具材を変えれば食べ飽きない味噌汁が一番好き」(女性43歳)、「ワイン(ただし発酵食品であると強く意識したことはない)」(男性51歳)、「肉に塩麹をもみこんで冷凍しておけば、焼くだけで柔らかくおいしく食べられる」(女性51歳)、「納豆やヨーグルト、チーズなどそのまま食べられるものが好きでいつも食べている。トーストはとろけるチーズをのせて食べている。あと片付けが楽なので良い」(男性60歳)、「イタリア産生ハム状態のいいものは乳酸菌発酵の香りがしておいしい」(男性64歳)などのコメントが挙がっていた。