東急コミュニティー、北海道「倶知安町旭ケ丘スキー場」の管理業務をスタートし12月27日からシーズンオープン

東急コミュニティーは、12月1日から、北海道虻田郡倶知安町が運営する総合体育館やパークゴルフ場などの運動施設が集まる旭ケ丘総合公園内の「倶知安町旭ケ丘スキー場」の管理業務を開始した。スキー場の管理は、同社初の取り組みであり、12月27日には今シーズンのオープンを迎える。

同社は、倶知安町や隣接するニセコ町内のリゾートホテルの管理実績があり、管理業務を担う際は地域とのコミュニケーションを大切にし、関係構築に努めてきた。今年4月、同社倶知安町事業所が開設されたことが縁となり、倶知安町および旭ケ丘スキー場が抱える課題を知り、同社がこれまで担ってきた官民連携の取り組み経験を課題解決に活かせないか提案したという。その結果、東急不動産ホールディングスグループのスキー場管理運営実績、ノウハウなどの評価もあり、「倶知安町旭ヶ丘スキー場」の管理受託に至った。

前述の課題解決の1つとして、夏と冬の繁閑差や人口減少が課題となっている地域において、同社が施設管理業務を担うことで一定の雇用創出を図り、地域社会の活性化、持続可能な地域づくりへの貢献ができると考えている。

また同社は、東急不動産ホールディングスグループの一員として、「多彩なライフスタイルをつくる」「多様な人財が活きる組織風土をつくる」「ウェルビーイングな街と暮らしをつくる」を含む6つのテーマを中心に社会課題解決に取り組んでいる。

今後も同社は、人・社会・自然が調和した美しい生活環境を「創造」し続ける企業として、住み慣れた街でいつまでも安心して暮らし続けていける、支え合いの地域づくりに尽力していく考え。

12月27日にオープンする「倶知安町旭ケ丘スキー場」は、JR倶知安駅の線路を挟んだ向かい側に位置し、徒歩でのアクセスも可能とのこと。コースは頂上から2コースに分かれ、滑走距離は最長で560mと、スキー・スノーボード初心者や子どもの練習にも適している。斜度30度の急斜面もあり上級者も楽しめる、羊蹄山の眺望が魅力のスキー場となっている。

東急コミュニティー＝http://www.tokyu-com.co.jp/