高島屋、バレンタインショコラの祭典「アムール・デュ・ショコラ」を開催、国内外から400以上のショコラブランドが集結

「アムール・デュ・ショコラ」で販売する特徴的なバレンタインショコラ

高島屋は、年に一度のバレンタインショコラの祭典「アムール・デュ・ショコラ」を、関東店舗は1月22日から、関西店舗は1月17日から順次開催する。今年は、世界のショコラが集結する祭典として、世界にその名を馳せる巨匠たちの珠玉のショコラを店頭で100以上のブランド、オンラインストアでは最大400以上のブランドを一堂に取り揃え、この時期ならではの新しい味わいを届ける。開催に先立ち、1月8日に行われたプレス向け試食会では、「アムール・デュ・ショコラ」で販売する特徴的なショコラを紹介した他、パティシエが顧客の目の前でデザートを仕上げて提供するライブイベント「アムール デセール サロン」のバレンタイン限定メニューも披露された。

高島屋 バイヤーの松宮香織氏

「高島屋では、年に一度のバレンタインイベントとして『アムール・デュ・ショコラ』を展開している。昨年は、店頭販売が大きく伸長し、バレンタイン商戦全体の売上は前年比6.7%増となった。今年は、昨年から続く店頭回帰の傾向に加えて、ギフトだけでなく“推しチョコ活”など自分のための消費を惜しまない傾向も強まってきている。そこで、今年のバレンタイン商戦では、店頭で楽しめるイベントや、チョコレートの楽しみ方の広がりに応えるラインアップを強化し、前年比5%増の売上を目指している」と、高島屋 バイヤーの松宮香織氏が今年のバレンタイン商戦のトレンドと見通しについて説明。「今年の『アムール・デュ・ショコラ』は、店頭・オンラインストア合わせて400以上のブランドを一堂に取り揃えた。“推しチョコ活”を意識した海外のプレミアムショコラから、カカオ高騰や円安による物価高で注目される国内ショコラ、さらにはお菓子系ショコラやアップサイクルショコラまで幅広いラインアップを展開する」と、バレンタインのあらゆるニーズに応えるショコラが揃っていると胸を張る。

「また、バレンタイン商戦がギフト用から自分消費へとシフト拡大していることを受け、ショコラの祭典ならではのリアルイベント『アムール デセール サロン』を新宿高島屋と日本橋高島屋で実施する。『アムール デセール サロン』は、トップクラスの人気パティシエが目の前でメニュー解説をしながらデセールやパフェを作って提供する、ライブ感あふれるイベントとなっている」と、体験消費を楽しめるイートインイベントも実施するという。「新宿高島屋では、国内トップクラスのパティシエであるPRISM LAB 柴田勇作氏、Seiste 瀧島誠士氏、パティスリー レザネフォール 菊地賢一氏の3名が、このイベントのために考案したバレンタイン限定メニューを提供する。日本橋高島屋では、人気パティシエのEMME 延命寺美也氏が、デセールやパフェなど3品のバレンタイン限定メニューを提供する他、ワインとのペアリングも楽しむことができる」と、「アムール デセール サロン」の概要について紹介した。

Seiste 瀧島誠士氏

今回の試食会では、ゲストとしてSeiste 瀧島誠士氏とEMME 延命寺美也氏が登場し、「アムール デセール サロン」で提供するバレンタイン限定メニューを披露した。Seiste 瀧島誠士氏が新宿高島屋で提供するメニューは「苺とショコラのパフェと小菓子3種」。「パフェの苺には、栃木県産の『とちあいか』を使用している。『とちあいか』は、みずみずしくて、食感もしっかりしていて、とても美味しい苺だと感じている」と、「とちあいか」を堪能できるパフェに仕上げたとのこと。

苺とショコラのパフェと小菓子3種

「パフェは、レッドペリーのコンポートに、とちあいかのマリネとアーモンドのシュトロイゼル(粒状の生地)、クレームショコラにシャンティーマスカルポーネ、とちあいかのジェラートを盛り付けた。可愛い3種の焼き菓子もセットで提供する」と、メニューのこだわりを教えてくれた。

「パルファンショコラ」を実演するEMME 延命寺美也氏

EMME 延命寺美也氏は、日本橋高島屋で「タンザニアショコラといちごのパフェ」「パルファンショコラ」「マダガスカルショコラのスフレとごぼうのソルベ」の3品を提供する。試食会では、このうち「パルファンショコラ」を実演で披露してくれた。

パルファンショコラ

「『パルファンショコラ』は、香りを意識したデザートで、チョコレートにはバヌアツ共和国のマレクラ島のビーントゥーバーチョコレートを使用している。パプリカやバルサミコ酢をムースクリームに合わせることで、香り高いビーントゥーバーチョコレートの味わいを表現している。その上に、トンカ豆のアイスクリームとはっさく、ビーツを使ったメレンゲをあしらった。ワインとのおすすめのペアリングとしては『カリヌス』を提供する」と、ぜひワインと一緒に香りを楽しんでほしいと話していた。

ローラン&京子・デュシェーヌ「ショコラアソート8粒(8個入)」

それでは、試食会で紹介された「アムール・デュ・ショコラ」の注目ブランドおよび商品を見てみよう。「ローラン&京子・デュシェーヌ」と「ベリシュカ」は、今年初登場となる海外ブランドショコラ。ローラン&京子・デュシェーヌの「ショコラアソート8粒(8個入)」は、パティシエとショコラティエの夫妻による技と情熱のマリアージュが味わえる商品。M.O.F.取得パティシエであるローラン氏の技を駆使したピュレに、C.C.C.受賞ショコラティエ京子氏のガナッシュやプラリネ、二人が厳選したフルーツやスパイスが調和した2層のボンボンで、タルトタタンや鹿児島の抹茶など、二人の故郷の味わいも詰め込んでいる。

ベリシュカ「フィグチョコレート(6個入)」

ベリシュカの「フィグチョコレート(6個入)」は、美しい自然が育んだ芳醇なショコラ。ベリシュカは、スロベニアの美しい森の中で、スピリッツやリキュールなどを製造しながら、ショコラも手がけているという。いちじくの風味と、自社製造の芳醇なラム酒が調和する大人の味わいを堪能できる。

スぺシャルコラボレーションBOX JAPAN(6個入)

国内ブランドの注目ショコラとしては、個性豊かな6人の日本人シェフがコラボレーションした「スぺシャルコラボレーションBOX JAPAN(6個入)」が初登場する。カラティールの熊谷治久氏、ショコラティエ パレドオールの三枝俊介氏、シェ・シバタの柴田武氏、ル ショコラ ドゥ アッシュの辻口博啓氏、モリ ヨシダの吉田守秀氏、トシ・ヨロイヅカの鎧塚俊彦氏による豪華ショコラの共演を一箱で楽しめる商品となっている。

左から:ラヴァンス「SIRO-Decouvre-8(8個入)」、カラティール「ボンボンショコラセレクション(6個入)」

「ラヴァンス」は、ベルギー人ショコラティエが有機栽培など未来のことまで考え、日本の素材にこだわる国内ショコラブランド。ラヴァンスの「SIRO-Decouvre-8(8個入)」は、新潟県南魚沼市に自生する濃厚なオニグルミと、希少な国産の金胡麻を組み合わせた新作のロシェや、広島県大崎上島のレモンと蜂蜜のガナッシュなどをアソートしている。

「カラティール」は、パティスリー「レタンプリュス」の熊谷氏が手掛ける国内ショコラブランド。カラティールの「ボンボンショコラセレクション(6個入)」は、自社でカカオ豆から作られたショコラや、ナッツのペーストやプラリネで作られた香りと風味の豊かなボンボンショコラのバラエティーに富んだ詰め合わせとなっている。

左から:ジャック・ジュナン「パートドゥフリュイ・オ・ショコラ(8個入り)」、ブルーノ・サラディーノ「サブレ・オ・ショコラ(6個入)」

今しか味わえない食感を楽しめるお菓子系ショコラとしては、ジャック・ジュナンの「パートドゥフリュイ・オ・ショコラ(8個入り)」、ブルーノ・サラディーノの「サブレ・オ・ショコラ(6個入)」、ローラン&京子・デュシェーヌの「フロランタン」を紹介。「パートドゥフリュイ・オ・ショコラ(8個入り)」は、数々の受賞歴を持つジャック・ジュナン氏による、果実そのままを感じるみずみずしいパートドゥフリュイ。パリで人気の繊細な味わいに、上品なショコラをコーティングし、日本でしか味わえないカカオとフルーツの至福のハーモニーを堪能できる。

「サブレ・オ・ショコラ(6個入)」は、深みのあるダークチョコレートとプラリネ、ミルクチョコレートとほろ苦いキャラメル、リヨン名物の赤い砂糖菓子とホワイトチョコレートをサクサクのサブレと合わせた3種のサブレアソート。“味のマッチングの名手”が奏でるハーモニーを楽しめる。

ローラン&京子・デュシェーヌ「フロランタン」

「フロランタン」は、薄切りのアーモンドをカリカリに焙煎し、丁寧にキャラメリゼした自家製のキャラメルアーモンドを薄く伸ばして、ダークチョコレートとミルクチョコレートでコーティングした。甘さ控えめで、パリパリ食感は、手が止まらない美味しさとのこと。

左から:ラ ペーニャドゥルセ「サンセバスティアンブルー(9個入)」、ジュリアン・デシュノ「ボンボンアソート(9個入)」

高島屋バイヤー注目のショコラとして、ラ ペーニャドゥルセの「サンセバスティアンブルー(9個入)」は、サンセバスティアンの海の色をイメージした美しいブルーのグラデーションが印象的。スペイン・バスク州の製塩地の天然塩を使ったチョコレートや、バスク特産の白ワイン(チャコリ)が入ったチョコレートなど、地元の素材にこだわって仕上げている。

素材の味を上手に生かす、仏ショコラ界の新鋭ジュリアン・デシュノの「ボンボンアソート(9個入)」は、人気のプラリネのほか、カカオの原産地違いのガナッシュや新作のピスタチオのジャンドゥーヤなど9種をセレクトしている。

ル ショコラ ドゥ アッシュ「能登の大地の恵み(4個入)」

また、石川県の素材を生かしたショコラ&スイーツとして、ル ショコラ ドゥ アッシュの「能登の大地の恵み(4個入)」とアンフィニの「テリーヌ あんショコラ」をピックアップ。「能登の大地の恵み(4個入)」は、能登のいちじく、ワイン、クロモジを使用した「テロワール能登」、能登の鳥居醤油を使用した「ふきのとう」、石川県の県木である能登ヒバを使用した「能登ヒバと酒」、能登のレモンマリーゴールドや能登柚子を使用した「能登柚子とレモンマリーゴールド」の4種のショコラをアソート。料理人やパティシエ、ショコラティエにとって重要な産地であり、辻口氏のルーツでもある能登の素材を使用し、復興を願って作られたオリジナルショコラとなっている。

アンフィニ「テリーヌ あんショコラ」

「テリーヌ あんショコラ」は、とろりとした食感の能登大納言小豆のあんと、ホワイトチョコレートをしのばせたショコラテリーヌ。中心の白い部分はホワイトチョコレートに自家製あんこをブレンド。テリーヌ部分にも自家製あんことオーガニックチョコレートを練りこんだ。チョコレートの華やかな味わいの後に、和菓子を思わせるあんこの優しい風味が追いかけてくる。

トシ・ヨロイヅカ「Truffe SDGs(6個入)」

この他に、「ほしいも」の端材を使用した、おいもアップサイクルショコラの商品を計7ブランドから展開する。代表商品として、トシ・ヨロイヅカの「Truffe SDGs(6個入)」は、ほしいもピールフレークとパウダーをそれぞれ活かしながら、なめらかな食感に仕上げたトリュフ。さつまいものやさしい味わいが感じられる「プレーン」と、ほのかな苦みと香ばしさがさつまいもの風味を引き立てる「キャラメル」の2種が入っている。

ピエール・エルメ・パリ「ケーク ア ラ パタット ドゥース(1本)」

ピエール・エルメ・パリの「ケーク ア ラ パタット ドゥース(1本)」は、ほしいもピールパウダー入りパウンド生地に、ほしいものガナッシュをのせて、ほしいもピールフレークを混ぜ込んだチョコレートでコーティング。濃厚な味わいの焼きいもを飾った。さつまいもの風味と食感を楽しめる豪華なケーキとなっている。

シルスマリア「紅はるか生チョコレート(20個入)」

シルスマリアの「紅はるか生チョコレート(20個入)」は、なめらかな生チョコレートに、ほしいもピールパウダーをふんだんに練り込んだ。とろける口どけと、さつまいも本来の甘さが調和し、贅沢な気分になれるショコラに仕上げている。

[「アムール・デュ・ショコラ」概要]
開催期間:
 関東店舗 1月22日(水)~2月14日(金)
 関西店舗 1月17日(金)~2月14日(金)
※店舗ごとに順次スタート。オンラインストアは先行開催中
[「アムール デセール サロン」概要]
実施期間:
 日本橋高島屋 1月22日(水)~1月28日(火)
 新宿高島屋 1月22日(水)~1月31日(金)
提供メニュー:
<日本橋高島屋>
 タンザニアショコラといちごのパフェ:2860円
 パルファンショコラ:2750円
 マダガスカルショコラのスフレとごぼうのソルベ:2750円
<新宿高島屋>
 Terminal ~Manjari~(PRISM LAB):4400円
 苺とショコラのパフェと小菓子3種(Seiste):4400円
 デセールショコラ フィグアラバニーユ(パティスリー レザネフォール):4400円
(すべて税込)

高島屋=https://www.takashimaya.co.jp/
アムール・デュ・ショコラ公式サイト=https://www.takashimaya.co.jp/store/special/amour/index.html
高島屋オンラインストア=https://www.takashimaya.co.jp/shopping/gift/valentinesday/


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