貝印、フェイス用音波振動カミソリ「miness bi－hada ompa L」を発売、頬のうぶ毛を週1回剃る「ompaケア」を提案

貝印は、ストレスのない使用感を追求したパーソナルケアブランド「miness」から、世界最小（2022年6月現在同社調べ）ガードを搭載し、肌にやさしい仕様のフェイス用音波振動カミソリ「miness bi－hada ompa L ホルダー替刃2個付」を4月1日に発売する。

新商品は、1秒間に約100回振動する音波振動で、刃が円を描くように動くことで肌への抵抗を少なく、まるでなでるような感覚で剃ることができるので、顔の細かいうぶ毛の手入れに最適となっている。また、敏感肌（カミソリの物理的な刺激による）の人にもやさしい剃り心地を実現している。

顔のうぶ毛を剃ることによる印象の変化について、野村皮膚科医院院長・医学博士の野村有子氏は、「顔のうぶ毛を剃ることで、肌が明るく見える効果がある。これは、黒いうぶ毛が取り除かれることで、肌本来の色が現れるため。また、古い角質や毛穴の汚れも取り除かれ、くすみの改善につながるとともに、肌のざらつきやゴワつきも取り除かれ、キメも整う。さらに、うぶ毛がなくなることで、ファンデーションを均一に塗り広げやすくなり、肌に透明感が出て、全体的な肌の印象を改善する効果がある。ただし、適切な方法で行い、アフターケアも忘れずに行ってほしい」と、「顔のうぶ毛剃り」と「スキンケア」は一見関係のないように見えるが、両者には密接なつながりがあると指摘する。

顔が明るく見える要素として、「頬」は重要なパーツとなる。目・鼻・口や表情は全く同じでも、頬が明るく透明感があり、ふんわりしていることで顔全体が明るい印象に変わるとされている。

一方、貝印が「とくに念入りに剃るパーツ」についてアンケート調査したところ（2019年 貝印調べ 15～24歳の女性500名）、上位の「口のまわり」61.5％、「眉まわり」16.4％に対し、「頬」は8％と、頬のうぶ毛ケアへの意識が低いことがわかった。新商品「miness bi－hada ompa L」による「ompaケア」では、音波のチカラでうぶ毛だけでなく、優しく角質ケアができるため、頬を剃るだけで、目立つ毛穴が減って肌のキメが整うという。

昨年11月には、野村皮膚科医院において、20～30代の女性で、直近1年で顔のうぶ毛剃りを行っていない3名を対象に、「miness bi－hada ompa L」のモニター試験を実施。顔のうぶ毛を剃っていないときの肌状態と、「miness bi－hada ompa L」で頬を含めた顔全体のうぶ毛を剃った後の肌状態ではどのような変化をもたらすかを検証した。

モニター試験を実施した3名に、普段、顔のうぶ毛剃りをしない理由を事前に聞いたところ、「肌を傷つけそうで怖い」「肌が荒れそう」「剃り方がわからない」「時間がない」などのコメントが挙がっていたが、「miness bi－hada ompa L」で剃った後はこれらの理由は解決され、3人全員が「週に1回の顔のうぶ毛剃りを継続できそう」と回答していた。

「miness bi－hada ompa L」を使った「ompaケア」のタイミングは、週1回、メイク前に行うのがオススメとのこと。化粧ポーチに入れてもかさばらないので、手軽に持ち運ぶことができる。ケア方法としては、まずスチーマーや蒸しタオルを肌にあてて、肌を柔らかくしておく。顔に付着した汚れを洗い落した後、クリームを顔全体に塗る。クリームは毛の流れと逆の方向に塗るのポイント。毛を剃る際は、あらかじめ塗ったクリームをそっとはがすような感覚で、優しくゆっくりと剃り、なるべく一度で剃るように心がける。このとき、カミソリのヘッド全体を肌に当てながら、強く押し付け過ぎずゆっくり剃ると上手に剃ることができる。

顔のうぶ毛剃りのコツとしては、皮膚を手で引っ張ってフラットにして剃る「張り手」を行うことで、毛が立って根本から剃ることができる。また、頬骨付近は、内側から外側に向かって、頬骨から下の部分については上から下に向かって剃っていくようにするとよいとのこと。

顔のうぶ毛剃り後は、たっぷりの保湿を行うことが大切。シェービングを終えたら、濡れたタオルで顔を拭いてきれいにした後、化粧水で肌を整える。化粧水は、アルコール成分の入っていないものがオススメ。最後に乳液やクリームで肌に保湿する。

「miness」シリーズについて、貝印 第一ブランド・商品戦略部の松永氏は、「『miness』は、ストレスのない使用感を追求したパーソナルケアブランド。セルフケアの『わからない』『上手くできない』がなくなるよう、わかりやすさ使いやすさ、肌へのやさしさにこだわったアイテムをラインアップしている。全身ではなく『背中だけ』『VIOだけ』など、個々人に合わせた最適なケアが可能で、従来の女性用カミソリの購買層は40～50代が多いのに対し、『miness』の購買者は20代が多いのが特徴となっている。そして今回、『ボディ用』『背中用』『うで・あし用』『わき用』『VIOデリケートゾーン用』の5つの部位別に加え、『フェイス用』として『miness bi－hada ompa L』を4月1日に発売する」と、体の各部位に合わせた幅広いラインアップを揃えていると説明する。

「背中用は、カミソリの最需要期である6月にamazonの『カミソリ本体』売れ筋ランキングで1位にランクイン。実店舗でも発売後9ヵ月で年間計画数の約2倍の出荷を達成するなど、“自分では見えない背中の脱毛ができる”ことで好評を得ている。特に、昨年背中用カミソリを紹介している投稿は、4.8万件のいいねと2.5万件のブックマークを獲得した」と、SNSや口コミサイトなどでも話題を集めているとアピールした。

［小売価格］
miness bi－hada ompa L ホルダー替刃2個付：1650円
miness bi－hada ompa L 替刃3個入：528円
（すべて税込）
［発売日］4月1日（火）

貝印＝https://www.kai-group.com/
minessブランドサイト＝https://www.kai-group.com/products/brand/miness/