- Fashion&Style2025/02/18 17:26
青山商事、スマホで試着を体験できるバーチャル試着サービスで1度に2つのアイテムが組み合わせ可能な試着体験を提供

青山商事は、オンラインショッピングの不安を解消するため、専用アプリが不要でスマートフォンで気軽に試着を体験できるリアルなバーチャル試着サービス(Sally127(サリーワンツーセブン)が提供する、バーチャル試着プラットフォームを活用している)を、2023年9月から導入している。昨年11月には、レンタルサービスhare:kari(ハレカリ)の一部商品にも導入するなど、徐々に対象アイテムを拡充してきたが、今回オンラインショッピングをより快適に楽しんでもらえるよう1度に2つのアイテムを組み合わせることができるようになった。
同社では、気軽に購入できる便利なEC(電子商取引)の利用者が増加する一方で、「オンラインだと自分に似合うか不安」といった声から、自分のスマートフォンが試着室になるバーチャル試着サービスを導入している。リアル店舗では、なかなかチャレンジしにくい色合いでも、誰にも見られることなく試着できるため好評を得ているという。しかしながら、これまでは1アイテムのみでの試着にとどまっていたため、複数のアイテムを組み合わせることの多いビジネスウエアにおいて、その点が課題となっていた。今回は、その課題を解決するためアウターとインナーなど、異なる2つアイテムを自由に組み合わせリアルな試着が体験できるようにサービスをアップデートした。
また、移動中やカメラが使えないときでも気軽にバーチャル試着を体験できるようにあらかじめ撮影した自分の写真にも洋服を試着させることができるようになった。これによって気になる商品は、いつでもどこでも試着が可能となり、オンラインショッピングの利便性向上につながっている。
同社 EC事業部 笠原実紅氏は、「バーチャル試着の利用者アンケートでは、『丈感がわかってよかった』『家で気軽に試着ができるので普段着用しない色もチャレンジできた』など、8割の人からポジティブな声が寄せられている。今回のアップデートで、ビジネスウエアとの相性はさらによくなり、消費者がより楽しみながらオンラインショッピングをしてもらえるようになった。まだまだ、バーチャル試着の可能性を感じているため、今後もさらなる進化をさせていきたい」とコメントしている。
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