- マイライフストーリー2025/02/25 22:39
ゼブラが紙にも仮想空間にも書くことができるリアルタイム3D visual生成プラットフォーム「kaku lab.」を発表
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現在、仮想空間や生成AIなどの新しいデジタル技術が、ビジネスや教育など様々な分野で普及しつつある。一方でアナログの筆記具は手を動かすことで脳と直結し、感覚的に使えることから、アイデアの創出や自由な表現など、人が創造力を発揮しやすいことが改めて見直されている。ゼブラは、既存のアナログ技術にデジタル技術を取り入れながら、手書きの可能性を広げて消費者の創造力を高める価値の研究を、2016年から続けている。
そして2月20日、同社は紙にも仮想空間にも書くことができるリアルタイム 3D visual 生成プラットフォーム「kaku lab.(カクラボ)」を発表した。既存の筆記具の技術に、XR(クロスリアリティ)と生成AIを組み合わせることで、「カク」を拡張した全く新しい手書き体験ができる技術だという。
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「kaku lab.」では、現実の紙にでも、仮想空間にでも「カク」ことができるのだという。手で「カク」という感覚的な動作で、様々な創作や学びを楽しみながら行える。また、仮想空間上で手書きした文字をテキストデータにしたり、すぐに翻訳したりできるとのこと。ラフに書いた絵を自動的にリアルな表現にしたり、それを動かしたりできる。絵を書くのが苦手な人や動画制作など高度な技術がない人でも、頭の中のイメージを多彩な表現にすることができる。コンテンツを作りやすいIT技術をベースにしているため、教育や医療、エンターテインメント、クリエイティブなどの様々な分野で活用できるようになっている。
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リアルタイム3D visual生成プラットフォーム「kaku lab.」は、3つの技術で実現しているとのこと。「T-Pen」は、紙にも仮想空間にも書くことができる、アナログとデジタルが融合した筆記具。本体にセンサーを搭載し、書いている時の速度、角度、筆圧、時間などのデータを取得する。Bluetoothで様々なデバイスに接続して筆記のプロセスを可視化し、デジタル空間とつなぐことができる。もちろん通常の筆記具(ボールペンまたはシャープペン)のように紙に書くこともできる。全長は146mm、重量は19.6g。
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「kaku XR」は「T-Pen」と連携し、仮想空間で「カク」ことができるデジタル技術。「T-Pen」の動きを仮想空間で再現し、まるで空中に書いているような新しい筆記体験をすることができる。仮想空間は、ヘッドマウントディスプレイ、PC、タブレットなど、様々なデバイスで表示できる。「kaku AI」は複数の生成AIをつなぎ合わせて、様々なクリエイティブ表現や体験ができる。描いた文字やイラストを生成AI使って清書、立体化、動画化することができる。必要な生成AIをAPIで複数組み合わせ、連携させたコンテンツを作ることができる。
開発に3年を要した「kaku lab.」は、手で「カク」という動作によって人が自らの創造性を高めるきっかけになり、様々なシーンでイメージを自由に描き出せるようになることを目指しているのだという。
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