タニタ、室内の温湿度と気圧の変化を24時間グラフで管理できるグラフ付きデジタル温湿度計「TT-593」を発売

グラフ付きデジタル温湿度計「TT-593」

健康総合企業のタニタは、温湿度と気圧の推移を記録して24時間グラフで表示する機能を搭載したグラフ付きデジタル温湿度計「TT-593」を3月1日に発売した。就寝時や不在時を含め、室内環境の経時変化を振り返って確認できるのが特徴。乳幼児や高齢者、ペットの見守りの他、植物の手入れ、楽器や美術品の保管など室内環境に注意が必要な場所の温湿度管理に役立てることができる。また、気象の変化に敏感な人の体調管理にも役立てられる。設定や表示の切り替えが簡単に行えるシンプル設計で、その場で直感的に室内環境の状態を把握できる。家電量販店を中心に販売する計画だという。

日々の寒暖差や気圧変動が大きい季節の変わり目、天気の悪い日に体調不良を感じる人は少なくない。特に春先は天候や気圧など気象の変化が大きく、さらに卒業や進学、就職や転勤など生活環境の変化によるストレスも増えるため、体調管理に気を配る必要がある。体調管理には食事・運動・睡眠(休養)をバランスよく取るとともに、温湿度を快適な状態に保つことや環境変化を把握して対処していくことが重要だ。

同商品は温度・湿度・気圧を計測・記録し、その推移を24時間グラフで表示できる。画面上部に現在の温度・湿度・気圧を数値で表示するとともに、画面下部に1時間ごとの平均値を24時間分の棒グラフで表示する。また、7日間分(当日を含む)をメモリーでき、日々の変化も確認できる。不在時や就寝中の変化を振り返って見ることで、快適な環境づくりに役立てられる。さらに、グラフは現在時刻を起点とした24時間履歴と日付ごとの履歴で切り替えられるので、気になる日とその直近の変化を確認しやすくなっている。室内に設置しておけば、その場で気圧の推移を把握できるので、気象の変化による体調不良を感じやすい人は早めに対策できる。

大きさは幅約107㎜、高さ約110㎜、奥行約26㎜で、質量は約176g(電池含む)。カラーはアイボリーでどんなインテリアにもなじむデザインに仕上げた。

近年、夏の熱中症や冬のヒートショックなど環境を起因とした疾病への関心が高まっており、温湿度計の市場は年々増加傾向にある。タニタでは、長年にわたってさまざまな機能を持つ温湿度計を発売し、市場をリードしてきた。今後も多様化する健康管理のニーズに応える多彩な商品群で市場の拡大を図っていきたい考え。

[小売価格]オープン価格
[発売日]3月1日(土)

タニタ=https://www.tanita.co.jp


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