- Leisure&Travel2025/04/17 22:42
富士サファリパーク、様々な動物にエサあげできる春の特別イベント開催中、ライオンの4つ子の赤ちゃんの一般公開も開始

富士サファリパークは、春の特別イベントに合わせて、園内の見どころを紹介するプレスツアーを4月8日に開催した。プレスツアーでは、「ふれあい牧場」や「どうぶつ村」での特別イベントとして、アカカンガルー、カピバラ、マーラ、ヒョウなどへのエサあげを体験した他、サファリゾーン外側のフェンス沿いのコースを一周する「ウォーキングサファリ」、金網張りのバスでサファリゾーンを周遊する「サファリツアー」、イヌやネコと触れあえる「イヌの館」「ネコの館」、パン工房での「パン作り体験」など、小さい子どもでも家族と一緒に楽しめる富士サファリパークのおすすめスポットを案内してくれた。また、4月21日から一般公開を開始する、ライオンの4つ子の赤ちゃんが先行でお披露目された。

富士山の麓に広がる富士サファリパークは、標高850mの山間部に位置し、世界中から集まった約60種類・900頭の動物たちが大自然の中でのびのびと暮らしている。園内は、「サファリゾーン」と「ふれあいゾーン」に分かれており、「サファリゾーン」は車に乗って見学する所要時間約50分のドライブコース、「ふれあいゾーン」は可愛い動物たちにエサをあげたり、触れあったすることができるエリアとなっている。

また、園内の様々な場所から雄大な富士山を望むことができるのも魅力の一つ。園内各所には、富士山と動物たちを一緒に写せるスポットもあるので、園内を巡りながら探してみてほしいという。

それでは、富士サファリパークの見どころを紹介していこう。まず、ふれあいゾーンは、「ふれあい牧場」エリアと「どうぶつ村」エリア、「どうぶつの館」エリアがあり、様々な動物と触れあったり、エサをあげたりできる他、乗馬体験やサファリダービー等のイベントも行っている。「ふれあい牧場」エリアでは、アカカンガルーやワラビー、ミーアキャット、カピバラ、レッサーパンダ、マーラ等、珍しくて可愛い動物たちと出逢い、触れあうことができる。


春の特別イベントでは、時間限定でアカカンガルー、カビパラ、マーラ、ミーアキャットへのエサあげを体験できる。特にアカカンガルーは、カンガルーがたくさんいる展示場内に入って、直接エサをあげたり背中を触ったりすることができる。朝と夕方の時間帯には、アカカンガルーのオス同士がボクシングをする光景もよくみられるという。

「どうぶつ村」エリアは、ヒョウやカバ、ワオキツネザル、アフリカタテガミヤマアラシ、リカオン、ケープハイラックス、シマハイエナ、モルモット、リスザル等の動物たちと出逢えるエリアとなっている。注目は、ワオキツネザルのひなたぼっこ。アフリカ大陸の東側に位置するマダガスカル島に生息するワオキツネザルは、代謝が低いため、手足を広げる独特のポーズで日光浴をするという。目を細めて気持ちよさそうな表情をする姿は必見だとか。

春の特別イベントでは、時間限定でワオキツネザル、アフリカタテガミヤマアラシ、ヒョウ、モルモット、リスザルへのエサあげを体験することができる。普段はエサをあげられないヒョウに、特別にエサあげができるチャンスとのこと。

「どうぶつの館」エリアは、「ネコの館」「イヌの館」「ウサギの館」の3つの館で構成される。「ネコの館」では、なかなかお目にかかれない世界の珍しいネコたちが集結。可愛い猫たちと一緒に、やすらぎとくつろぎの時間を過ごすことができる。

「イヌの館」は、ペットとして人気の高い小型犬約40頭が暮らす、犬好きにはたまらない空間となっている。屋内なので、雨の日でもゆっくり触れあうことができる。「ウサギの館」は、イングランド北部にある湖水地方の建物をモチーフにした癒しの空間で、ふわふわのウサギや珍しい種類のウサギたちとの触れあいを楽しむことができる。


サファリゾーンは、舗装された2車線の一本道で、1周約4.5kmドライブコースとなっている。サファリゾーンでは、マイカーや園内周遊バス(ジャングルバス、スーパージャングルバス)、ナビゲーションカーに乗って動物たちを見学する「サファリツアー」を楽しめる他、サファリゾーンの外周沿いの林間コースを歩きながら動物たちをじっくり観察できる「ウォーキングサファリ」も実施している。「ウォーキングサファリ」は、エサあげ時間に合わせて受付をすると動物へのエサあげも行うことができ、テラスからの展望や四季折々の花・野鳥など、自然あふれる約2.5kmのコース内を森林浴をしながら自由に散策することができる。

プレスツアーでは、「ウォーキングサファリ」の中で、ライオン、キリン、ラマ、キョン等へのエサあげを体験。特にキリンは、テラス上から、キリンの顔が目の前に迫る距離でエサをあげることができ、エサを舌で巻き取って食べる様子を間近で観察することができた。


そして、富士サファリパーク最大の魅力ともいえる「サファリツアー」体験では、窓ガラスがない金網張りのバスでサファリゾーンを周遊する「ジャングルバス」に乗車した。「ジャングルバス」は年齢制限がないので、未就学の小さい子どもでも保護者と一緒にツアーを楽しめるようになっている。


「ジャングルバス」に乗って巡るのは、クマゾーン、ライオンゾーン、トラゾーン、チーターゾーン、ゾウゾーン、一般草食ゾーン、山岳草食ゾーンの7つのゾーン。周遊の途中には、クマやライオン等にエサをあげることができる。エサを求めて迫ってくる猛獣を遮るものは金網だけ。今回のツアーに参加した未就学児も、約20cmの至近距離で、動物たちの息遣いまで伝わる迫力のエサあげを体験していた。

この他、ツアー後半の一般草食ゾーンでは、キリン、シロサイ、フタコブラクダ、シマウマ、ブラックバック等、山岳草食ゾーンでは、ムフロン、ダマジカ、ヒマラヤタール、アメリカバイソン等、大自然で暮らす多種多様な動物に出逢うことができた。

なお、小学生以上であれば、天井部分も金網張り仕様の新たな車輌「スーパージャングルバス」に乗車することができる。「スーパージャングルバス」では、前方や真横からだけでなく、頭上から迫ってくる動物たちの息遣いを感じたり、顔・舌・肉球など、なかなか見られない動物の生態を観察できるとのこと。

広大な富士サファリパークの園内には、レストランやカフェ、テイクアウト等の飲食店も充実している。各レストランには動物モチーフの可愛らしいメニュー等、富士サファリパークならではのメニューを楽しむことができる。中でも園内最大規模のレストランが、カレーやビーフシチュー、オムライス、パスタ、ラーメン、デザートまで多彩なメニューを取り揃えたカフェテリアスタイルのファミリーレストラン「サファリレストラン」だ。

同レストランの人気No.1メニュー「富士山カレー サラダ付」は、富士山型に盛ったご飯にヒレカツとソーセージ、ゴロゴロ野菜を添えた、SNS映え抜群のオリジナルメニューとなっている。

この他に、フォルクスハウス内のパン工房では、園内の動物をモチーフにしたオリジナルの手作りパンを販売している。「どうぶつパン」や「レッサー・パンだ!」「子トラのメロンパン」「ぞうさんの塩パン」「クロクマのめっちゃチョコパン」「カンガルーの桜あんぱん」など、見た目も可愛い豊富なラインアップを揃えている。

さらに、パン工房では、パンを購入できるだけでなく、店内で「パン作り体験」をすることもできる。今回のツアーに参加した親子も、テーブルに用意されているレシピを参考にしながら、パン生地を丸めたり、伸ばしたりして、ゾウやキリン、ウサギなど自分だけのどうぶつパン作りを楽しんでいた。

富士サファリパークのお土産を買うなら「サファリショップ」がおすすめだ。オリジナルの食品・菓子から動物グッズ、アパレル、アクセサリー、ぬいぐるみ、アフリカの民芸品などまで、多種多彩な商品が揃っている。

中でも人気を集めているのが「富士サファリ アイスボックスクッキー ライオン・トラ」「クレチョコ」「BABYライオン バター&チョコクッキー」「ジャングルバスシリーズ」「赤ちゃんライオンぬいぐるみ」「オリジナルマグネット」など。なお、オリジナルグッズは、公式オンラインショップでも購入することが可能となっている。

プレスツアーの最後には、4月21日からの一般公開に先駆けて、ライオンの4つ子の赤ちゃんが披露された。4つ子の赤ちゃんは、3月26日生まれで、性別はオスが3頭、メスが1頭。一般公開では、ふれあい牧場内・体験棟で特別展示を行い、ライオンの赤ちゃんたちが、じゃれあったり、すやすや眠る姿を観察することができる。また、毎日2回(11時~/14時~)、ふれあい牧場内・特設会場(ワラビー展示場横)で「ライオンの赤ちゃん・紹介タイム」を開催する。飼育員がライオンの赤ちゃんに関する動物解説を行う他、ミルクを飲んでいる様子も見ることができるとのこと。

これから迎えるゴールデンウィークの予定がまだ決まっていないという人は、生まれたばかりのライオンの4つ子の赤ちゃんに会いに、また、大自然で暮らす様々な動物たちと触れあいに、富士サファリパークを訪れてみては。
[富士サファリパーク 概要]
住所:静岡県裾野市須山字藤原2255-27
入園受付時間:9:00~16:30(4月~7月)
一般料金 :
大人(高校生以上)3200円
子ども(4歳~中学生)2000円
幼児(3歳以下)無料
シニア(65歳以上)2500円
※イベントチケットが別途必要
富士サファリパーク=https://www.fujisafari.co.jp/
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