島村楽器、補聴器専門店「Baton(バトン)」の第1号店を埼玉県さいたま市の商業施設「浦和PARCO」にオープン

「Baton(バトン)浦和パルコ店」イメージ図

島村楽器は、6月8日から埼玉県さいたま市にある商業施設「浦和PARCO」の2階に、補聴器を専門とした新業態店舗「Baton(バトン)浦和パルコ店」をオープンし、同日から営業を開始する。

島村楽器は創業以来、音楽を楽しむ人を一人でも多く創ることを使命として楽器販売・音楽教室を主な事業として展開をしてきた。現在、長期経営戦略として「Beyond総合楽器店」を掲げ、総合楽器店の枠を超えた存在を目指している。その一環として、今回補聴器販売事業に参入。これを皮切りに、今後複数の新規事業を立ち上げていく予定とのこと。

「SVA(Shimamura Value Award)2024」の様子

創造的な発想を会社全体で応援するための社内コンペティション「SVA(Shimamura Value Award)」を定期的に開催している。同コンペは、「楽器販売」や「音楽教室」という従来の事業にとどまらず、新たな領域での新規事業や新サービスに関する幅広いアイデアを従業員から募り、選ばれた優秀な提案を事業化することを目的としている。2023年7月に開催された第1回目には、40件のアイデアが集まった。その中から、見事グランプリを受賞し、事業化につながったのが「補聴器販売」とのこと。

同社の音楽教室において、シニア層の会員数は増加傾向にあり、「きこえ」に悩みを抱えている人が一定数いることが分かった。また、シニア層だけでなく、楽器演奏者は日常的に音に触れる機会が多く、その結果として将来的に難聴リスクを抱える可能性も指摘されている。このような背景を受け、同社はきこえの不安や不自由を抱えている人々に寄り添い、これまでの事業で培った専門知識と経験を活かして補聴器販売事業を展開していく考え。

この事業を通じて「高齢化」や「健康寿命の延伸」といった社会的課題にも対応するとともに、音楽を中心に広がる豊かな生活を支える企業として、あらゆる社会的なニーズを捉えた新しい価値の創造に挑戦し続けるとしている。

英語で「指揮棒」を意味する“Baton(バトン)”。指揮棒はオーケストラや吹奏楽などで演奏全体を束ね、音楽を導く象徴的な存在。その指揮棒になぞらえ、だれもが人生という舞台の“主役”として、自分らしくいきいきと日々を奏でてほしいという想いから「Baton」と名づけた。さらに、リレーで「バトン」をつなぐように、人と人とのコミュニケーションや⼼のつながりを大切にしていきたい、そんな想いも込めている。

補聴器専門店「Baton(バトン)」は、補聴器の販売を通じて「音、そして人と人の架け橋となる存在」を目指していく。第1号店となる「Baton浦和パルコ店」では、店内空間やサービスに工夫を凝らし、補聴器を検討中の本人はもちろん、家族の人にも安心して補聴器選びをしてもらえる環境を整えている。

店舗には、補聴器の専門家である「認定補聴器技能者」が常駐。丁寧な測定・調整を行い、消費者一人ひとりのライフスタイルに適した補聴器を提案する。また、近隣医療機関への案内も可能とのこと。

防音室には5.1chサラウンドシステムを備えた音響設備を導入。多彩な音を立体的に再現できるため、実際の生活に近い音環境で補聴器の調整を行うことが可能となっている。また、家族の人にも難聴の聞こえ方を体験してもらえるコーナーを用意している。

仕事や趣味などで忙しいシニア世代のライフスタイルを考慮し、購入後の補聴器調整はリモートでも対応できる体制を整えている。なお一部、対象外のメーカーおよび製品がごあるという。

[店舗概要]
店舗名:Baton 浦和パルコ店
オープン日:6月8日(日)
所在地:埼玉県さいたま市浦和区東高砂町11-1 浦和PARCO 2F
営業時間:10:00~21:00
主な取り扱い商品:補聴器、関連アクセサリー
取り扱いメーカー:PHONAK、WIDEX、Signia、Oticon、Resound
設備:測定室2室、補聴器フィッティング関連機器、5.1chスピーカー/サウンドバー、ダミーヘッドコーナー

島村楽器=https://www.shimamura.co.jp


ヘッドライン

連載中コラム

健康管理!教えて!!
【連載】健康管理!教えて!!
マイライフストーリー ~新商品で日常を語る物語~
【連載】マイライフストーリー
健康管理!教えて!!
【連載】健康管理!教えて!!

マイライフストーリー ~新商品で日常を語る物語~
【連載】マイライフストーリー

 

カテゴリ