- Health&Medical2023/02/13 12:59
速効+つらい生理痛のメカニズムを考えた鎮痛薬、第一三共ヘルスケア「ロキソニンSプレミアムファイン」を発売
第一三共ヘルスケアは、解熱鎮痛薬のロキソニン内服薬シリーズから、つらい生理痛のメカニズムに着目して開発した独自処方の「ロキソニンSプレミアムファイン」(OTC医薬品:第1類医薬品)を3月8日に発売する。
今回発売する「ロキソニンSプレミアムファイン」は、速くよく効く鎮痛成分のロキソプロフェンナトリウム水和物に、鎮痛補助成分として、過度な子宮の収縮を抑え、しめつけられるような痛みをやわらげるシャクヤク乾燥エキスと、生理の際の血行不良や冷えに伴う痛みの緩和を助けるヘスペリジンを配合した鎮痛薬とのこと。また、ロキソプロフェンナトリウム水和物は、胃への負担が少ないプロドラッグ(プロドラッグは体内に吸収されてから活性体に変換され、効果を発揮することから、胃内通過時に起こる直接刺激による胃粘膜への負担を抑えられる特長がある)という特長を持っているが、制酸および胃粘膜保護作用のあるメタケイ酸アルミン酸マグネシウムを配合することで、胃への負担をさらに軽減した。「ロキソニンSプレミアムファイン」は、ロキソニン内服薬シリーズの特長である「速さ」「効きめ」「やさしさ」に加え、つらい生理痛のメカニズムを考えた独自処方の鎮痛薬となっている。
製品特長は、痛みをすばやく抑える鎮痛成分のロキソプロフェンナトリウム水和物を配合した。生理痛のメカニズムを考えた成分である、シャクヤク乾燥エキスとヘスペリジンをダブル配合。しめつけられるような下腹部の痛みや、生理に伴う頭痛・腰痛によく効く。胃を守る成分であるメタケイ酸アルミン酸マグネシウムを配合した。制酸作用と胃粘膜保護作用のダブルアプローチで、胃への負担を軽減する。眠くなる成分(鎮静成分等)やカフェインを含まないとのこと。日中や就寝前などさまざまな場面で服用できる。のみやすい小型の錠剤となっている。
近年、晩婚化、妊娠・出産回数や授乳機会の減少を背景に、女性が生涯で経験する生理の回数は増加傾向にあり、それに伴う健康課題が注目されている。同社が昨年7月に、20~54歳の女性を対象として実施した調査(2022年7月 第一三共ヘルスケア調べ n=1万(調査機関:マクロミル))によると、1年以内における生理痛の経験率は73%と高く、そのうち34%が日常生活に支障を来すほどつらいときがあることが分かった。また、1年以内に生理痛を経験したことのある15~49歳の女性を対象とした調査(2022年6月 第一三共ヘルスケア調べ n=1498(調査機関:インテージ))では、腹痛・腰痛・頭痛といった生理痛への対処法として、市販の解熱鎮痛薬を服用する人が62%に上る一方で16%が何も対処していないことが明らかになった。
同社は、「ロキソニンSプレミアムファイン」を発売するとともに、生理・生理痛に対する理解促進や鎮痛薬の適正使用推進、婦人科受診の啓発を行うことで、つらい生理痛で悩む生活者のQOL(生活の質)向上に貢献していく考え。
[小売価格]
12錠:768円
24錠:1298円
(すべて税込)
[発売日]3月8日(水)
第一三共ヘルスケア=https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/