- Baby&Care2024/03/07 19:29
ミズノ、子どもが夢中になる独自の充実した用具を使うマルチスポーツスクール「MISPO!(ミスポ)」を運用開始
ミズノは、子どもたちの健やかな身体・自分の頭で考える力・協力し合う力を育む独自プログラムを開発した。4月1日から指定管理施設(東京都:3ヵ所、大阪府:1ヵ所)で、マルチスポーツスクール「MISPO!(ミスポ)」として運用を開始する。
幼少期は一生の中でも特に体の使い方を吸収する時期、集団生活の中での社会性が芽生える時期であり、この時期に多様な動きを経験することや、多様な子ども同士の関わり合いを経験することが、心と体の発達に影響するといわれている。しかし最近では、子どもたちが仲間と一緒に身体を動かして遊ぶ機会が激減している。
そこでミズノは、小学校1~3年生を対象に、いろいろな仲間といろいろなスポーツを体験することで健やかな心と体を育み、子どもの可能性を広げる独自プログラムを開発した。型にはめた指導ではなく、子どもたちが主役となって野球、テニス、卓球、柔道など10種類ものスポーツを体験する。スポーツで使用する専用用具は準備されているため、保護者に負担をかけることはないとのこと。ミズノ認定の専門スタッフ「ミズノプレイリーダー」が、子どもたち自身で考えて行動できるように上手にリードをする。夢中になって遊んでいるうちに気付けば基礎体力、基礎運動能力、仲間と考える力、協力し合う力が育まれていく。
ミズノは製品・サービスの指針「MIZUNO MIRAI VISION」の中で、「スポーツでたくさんの子どもを育む」ということを掲げている。「MISPO!」を通して、1人でも多くの子どもに体を動かすことが楽しいと感じてもらうことで、健やかな心と体の成長をサポートしていく考え。
ミズノでは、昨年4月から「MISPO!」の前身となるミズノマルチスポーツをテスト運用してきた。スクールに通った理由を保護者へ聞いたところ、「SNSばかりに集中し、子どもの運動不足が心配」、「小学校入学を機に何か新しいことに挑戦させてあげたい」、「集団生活の基礎を身につけてほしい」、「子どもが好きなスポーツを見つけてあげたい」といった声が多数あり、この声に応えるプログラムの運用を開始した。
ミズノの子ども向け運動プログラムは、「はしる」、「なげる」、「とぶ」など幼少期に身につけたい36の動きを取り入れることを目指している。「MISPO!」は、国立大学法人 山梨大学 学長 中村和彦先生監修のもと、幼少期に身につけたい36の動きの中から、1種目あたり約15の動きが体験でき、野球、テニス、卓球、柔道など10種類のスポーツを週替わりで行うことでバランスの良い健やかな身体を育む。プログラムに必要な30種類にもおよぶ専用用具は、すべてミズノが準備しているためあらかじめ用具を買いそろえる必要はないとのこと。
子どもが、他の子どもの動きを観察し、まねることや、うまくできたことを友だちに伝えること、子どもたち同士で話し合うことなどを体験できるようプログラム設計をしている。また、年齢(小学校1~3年生)・性別・成長の度合いが異なる集団の中で、同じ目標に向かって体を動かすため、自然と助け合う機会も増え、協調性も育まれていく。
プログラムは、子どもを指導するのではなく、子どもたちが課題解決できるよう導き、サポートをするミズノ認定の専門家「ミズノプレイリーダー」が提供する。「ミズノプレイリーダー」は、子どものやる気や好奇心などを引き出せるよう、独自の専門研修を受講している。
「MISPO!」には、みんなで成長する・子どもたちの未来を見据えたスポーツという思いを込めている。毎回プログラムの終わりには、子どもがプログラムを通して楽しかったこと、気付いたことなどを振り返る時間をもうけている。プログラムを終えた後の感想や、仲間のよかったところを書き出すことで、自分の頭で考える力やお互いを思いやる力を育む。子どもが書いた振り返りシートや、ミズノプレイリーダーが日々記録したプログラム中の様子は、年2回の個人面談を通じて保護者にフィードバックされる。文章だけの記録ではなく、ミズノプレイリーダーが身に付けたカメラでプログラム中の子どもの動きもフィードバックされるので、子どもの様子や成長過程をより詳しく知ることができる。
[「MISPO!」概要]
対象学年:小学校1~3年生
料金:
入会金:1万6500円
月会費:1万1000円
(すべて税込)