- Baby&Care2024/07/30 21:34
三井不動産レジデンシャル、シニアサービスレジデンス「パークウェルステイト」シリーズのアンバサダーに吉永小百合さんが就任
三井不動産レジデンシャルは、同社が展開するシニアサービスレジデンス「パークウェルステイト」シリーズ初のTV-CMを放映開始する。新アンバサダーには国民的俳優の吉永小百合さんが就任した。7月29日に行われた、事業戦略ならびに新アンバサダー発表会では、三井不動産レジデンシャル代表取締役社長 嘉村徹氏と同 執行役員シニアレジデンス事業部長 井上貴嗣氏が事業戦略および東京、千葉、神奈川の新物件について説明した。また、吉永小百合さんにも登場してもらい、TV-CMの撮影で訪れた2021年開業の「パークウェルステイト鴨川(千葉県鴨川市)」の印象などについて語ってくれた。
「当社のブランドコンセプトは“Life-styling×経年優化”。生活者の多様なライフステージに応え続け、時の深まりとともに潤う住まいと暮らしづくりを提案している」と、嘉村氏が挨拶。「2050年時点での平均寿命は、男性が84.0歳、女性が90.4歳とされ、年代別人口に占める要支援・要介護認定者の割合は、80歳前半時点でも4人中3人は自立と判断される。それだけに、シニア世代の新たなライフステージに対応した新たな住まいの必要性に迫られている」と、人生100年時代に向けた新たな生活スタイルが求められていると訴える。「こうした社会の変化や当社のマンション等に住む生活者からの声を機に“パークウェルステイト”が誕生した。パークウェルステイトは当社のシニアサービスレジデンスで、新たな人生のステージを、より自分らしく生きるための、住まいと暮らしの新しいカタチを実現すること--をビジョンに掲げている」と、シニア向けレジデンスブランド誕生の経緯を説明する。「今年秋には一挙3物件を開業。総供給戸数は2500戸超となる」と、千葉県幕張と東京都西麻布、神奈川県湘南藤沢にパークウェルステイトを開業するのだと語る。「3物件ともに街の文化や特徴にあわせたデザイン、豊富なサービス・アクティビティを有するシニアサービスレジデンスになっている」と、新物件の特徴について教えてくれた。
パークウェルステイト事業の詳細について、井上氏が説明した。「パークウェルステイトは、介護の必要に迫られて介護施設を選ぶのではなく、自ら進んでポジティブな意志と考えで選択してもらう第二の住まいという位置づけとなっている」と、健康で元気なうちから入居し、充実したハード・ソフトで健やかに人生を満喫できる、医療・介護も含めた万全の体制による安心感を提供するのだと訴える。「パークウェルステイトの特徴的な要素としては、毎日の生活を彩る充実の共用部と、生活を支える豊富なサービス、もしものときを支える安心の医療・介護を提供する」とのこと。「2019年に『パークウェルステイト浜田山』、2021年に『パークウェルステイト鴨川』、2023年に『パークウェルステイト千里中央』を開業した。そして今年新たに3物件が開業する」と、今年パークウェルステイトが6物件に一気に拡大するのだと説明する。「総供給戸数も約1000戸から約2500戸と2.5倍に増える」と意気込む。
「一般的な有料老人ホームと比較し最多入居年齢が平均で約10歳程若く、75~84歳の入居者が占める割合が高いのがパークウェルステイトの特徴となっている」と、入居者の年齢について語る。「また、2人入居者比率が30%以上と一般的な有料老人ホームと比較して1.5倍以上の比率となっている」と、夫婦で入居する割合は高いと説明する。「さらに、一般的な有料老人ホームの要支援・要介護は9割に対し、パークウェルステイトでは2割と元気な入居者が多い」と、自立した入居者がほとんどを占めているのだと述べていた。「以上の点から、パークウェルステイトに住む生活者は、自立した暮らしを望み、自分自身の満足に貪欲で、場所や立場に縛られない人々が入居している」と、入居者像について述べていた。
「入居者のうち、自立して自身の好むスタイルで日々の暮らしを送る生活者は、料理や外食、ダイニングも楽しみ、国内外の旅行にも出かけている。また、ペットと暮らしたり、習い事に出かけたり、現役で仕事をしている」と分析する。「日々新しいこと、面白いことに取り組みたいという意欲を持つ生活者のために、『ディスカバリープログラム』を用意し、健美体操を毎朝行ったり、プールやミストサウナ施設で汗をかいたり、麻雀やビリヤードを行う他、ワインを楽しんだりする場も提供している。その他にも地域交流会やうどん教室など催し物も開催している」と、シニアが楽しむ機会を提供しているのだとか。「現在は月平均50以上の多種多様なアクティビティを年間を通じて開催している」と、イベントが無い日はわずか1日だけというほど、多くのイベントが開催されていると教えてくれた。「パークウェルステイトの共用部は、ダイニングや大浴場、庭やホワイエの他、クラブラウンジ&バーやビリヤードルーム、ライブラリールーム、フィットネスルームといった平均約16の共用ファシリティを有する」と、日々を楽しむ施設が充実しているのだと強調していた。
「パークウェルステイトの入居者は、前居住地が県外の人の比率が約4割となっている」とのこと。「多拠点居住や健康度合の異なる家族の同居、ペットとの同居といった、場所や一般的な利用例に縛られない、多様な暮らし方ができるようになっている」と、感動品質を入居者に届けることができるシニアサービスレジデンスなのだと語っていた。
「そして今年度、一挙3物件を開業する」と、パークウェルステイトがさらなる進化を遂げるのだと訴える。「9月1日に開業する『幕張ベイパーク』は、千葉県千葉市美浜区に位置し、都心から30分の交通利便性と、三井アウトレットパーク幕張等商業施設・スタジアム・幕張メッセ・ホテルといった多彩な施設や医療機関が揃う。また、海や広大な公園が至近と恵まれた生活環境を享受できるパークウェルステイトシリーズ史上最大規模のレジデンスとなる」と、交通利便性、多彩な商業施設、海や広大な公園にも近い恵まれた生活環境を提供しているのだと発表した。
「10月1日に開業する『湘南藤沢SST』は、神奈川県藤沢市に位置し、“湘南コミュニティLife”のコンセプトのもと、暮らしの中で湘南を感じてもらえるよう、館内アートに湘南と縁のあるアーティストを採用したり、地域の人も利用できるカフェやガーデンを用意するなど、人と人とのつながりを感じられる場と機会の創出を意識した作りになっており、イキイキとした暮らしを楽しめるレジデンスになっている」と、シリーズ初の神奈川県物件になると説明した。
「10月1日に開業する『西麻布』は、東京都港区西麻布に位置し、ブランドシリーズ内で初となる都心立地物件となる。都心でありながらも美しい水景や豊富な自然が広がるプライベートガーデンを有し、最上階ダイニングで食事サービスを提供する帝国ホテルがティーパビリオンで焼き立てパンや朝食も用意する。また業界初となる顔認証システムなどシリーズ最高峰の設備とサービスを備えている」と、フラッグシップ物件にふさわしい、日本最高水準のサービス・居住空間・共用施設になっていると教えてくれた。
「さらに、新たなブランドコミュニケーションを開始。パークウェルステイトブランド初となるTV-CMに俳優の吉永小百合さんをブランドアンバサダーとして起用。8月1日から新TV-CM『そんなあなたに』篇を放映開始する」とのこと。「同TV-CMは、2021年に開業した『パークウェルステイト鴨川(千葉県鴨川市)』を舞台に、吉永小百合さんの語りにあわせて“いつだって今がいちばん好き”をテーマに、パークウェルステイト鴨川のオーシャンビューダイニングやライブラリー、露天風呂、ロビーラウンジなどで過ごす居住者の“今”を楽しむ様子を表現している」と、歳を重ねてもアクティブに、“今”を楽しめるシニアのための今までにないサービスレジデンスであるパークウェルステイトのTV-CMにも注目してほしい考えを示した。
そして、新TV-CM「そんなあなたに」篇を公開後、吉永小百合さんが登壇。吉永さんは、「グループ企業である三井ホームのCMに30年間出演してきた。様々な住居を訪れて撮影してきた。今回は同世代の人々の住居を紹介するCMということで、ぜひ出演させてほしいと思った」とCMに出演した経緯を紹介する。「CM撮影で訪れた『パークウェルステイト鴨川』は、ロケーションが素晴らしく、図書室もあって、こんな場所に暮らしてみたいと感じた。建物自体も端正に作られていて見入ってしまった」と、「パークウェルステイト鴨川」は暮らしてみたくなる物件であるという。「健康のために、以前は水泳を行っていたが、現在、プールはリラクゼーションとして楽しんでいる。水泳に代わる運動として、週一回ジムに通い、スクワットなど足腰を鍛えている」と、定期的な運動を心がけているとのこと。「今後はトレーニングに太極拳を加えたいと思っている」と、撮影で一度チャレンジした太極拳を始めてみたいと語る。「パークウェルステイトには、ジムもプールもあるので、健康でいられると思う」と、運動施設も充実している点もパークウェルステイトの魅力であると述べていた。
吉永さんの「パークウェルステイト鴨川」でのお気に入りの施設は「図書室」だという。「蔵書も多く、雰囲気も素敵で落ち着いていられる」とのこと。「図書館やジムなどの施設があると、入居者同士顔を合わせる機会も増えて、友達もたくさんできるのではないかと思っている」と、人と人とが接する機会が増えるレジデンスなのではないかと話していた。「私も年を重ねてケアしなければならなくなった。自分のやりたいことや、やらなければいけないことをしっかり行って元気でいたいと思う」と、いつまでも健康でイキイキとした生活を送っていけるように今を楽しみたいと語っていた。
[「パークウェルステイト幕張ベイパーク」概要]
所在地:千葉県千葉市美浜区若葉3丁目1番地23
敷地面積:2万543.97m2
延床面積:4万9763.50m2
構造・規模:RC造、一部S造・地上28階建
居室数:617室
住戸面積:一般居室(534戸)42.40m2~71.28m2、介護居室(83戸)22.88m2~23.89m2
スケジュール:着工 2021年8月/竣工 2024年6月/開業 2024年9月
設計:熊谷組
施工:熊谷組
外観デザイン:ホシノアーキテクツ
インテリアデザイン:ホシノアーキテクツ
外構デザイン:光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所・鳳コンサルタント環境デザイン研究所
介護・看護パートナー:社会福祉法人太陽会
医療連携:医療法人鉄蕉会・社会福祉法人太陽会
[「パークウェルステイト湘南藤沢SST」概要
所在地:神奈川県藤沢市辻堂元町六丁目15番1号
敷地面積:1万8536.77m2
延床面積:4万5340.74m2
構造・規模:RC造地上14階・13階(共用棟:S造3階)
居室数:566室
住戸面積:約43m2~約73m2
スケジュール:着工 2022年4月/竣工 2024年6月/開業 2024年10月
設計:長谷工コーポレーション
施工:長谷工コーポレーション
外観デザイン:UDS・長谷工コーポレーション
インテリアデザイン:UDS
外構デザイン:UDS
照明デザイン:ソラ・アソシエイツ
介護・看護パートナー:ALSOKグループ(らいふ)
医療連携:湘南藤沢徳洲会病院・医療法人社団MBS(湘南いしぐろクリニック)
[「パークウェルステイト西麻布」概要]
所在地:東京都港区西麻布4丁目17-24
敷地面積:7018.51m2
延床面積:4万5984.79m2
構造・規模:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造・地上36階地下1階建
居室数:400室
住戸面積:一般居室:約39m2~約142m2
介護居室:約22m2~約35m2
スケジュール:着工 2021年5月/竣工 2024年6月/開業 2024年10月
設計・施工:大林組
外観デザイン:日建ハウジングシステム、サワアソシエイツ一級建築事務所
インテリアデザイン:日建設計
外構デザイン:SWA Group
介護・看護パートナー:東京海上日動ベターライフサービス
医療連携:医療法人社団慶永会
ダイニング運営:帝国ホテル
三井不動産レジデンシャル=https://www.mfr.co.jp